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(株)駒ケ岳ファーム大久保:大久保由紀子(農経2008卒業)

氏名: 大久保由紀子
卒業年次: 農経2008
所属団体: (株)駒ケ岳ファーム大久保
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★その他

はじめまして、(株)駒ケ岳ファーム大久保の代表取締役 大久保由紀子と申します。
 私どもは、北海道 函館市で5代続いた農家です。函館は北海道の中でも温暖な気候なため、昔は主にお米の栽培をしていました。しかし減反が進み、畑作へと転換して行きました。その後、ジャガイモの栽培が中心だった経営でしたが、時代背景の変化と共に輪作体系も変化して行き、現在では年間20種類の野菜を栽培し出荷しております。
 私自身、卒業後は一般企業に就職しておりましたが、一念発起し父と同じ農業の道に進むことを決意しました。
 しかし、10数年仕事で培った経験と知識を無駄にはしたく無い思いと、どうせやるなら農業の可能性を模索してみたいという二つの思いを形にするベく、平成20年10月に会社を立ち上げ翌年から農産加工業を開始し、現在まで古今奮闘しております。
 一人でも多くの方に、美味しい野菜や美味しい食事を食べてもらえる農業を目指し、まずは私を育ててくれた地元の方々へ、「」と「」がホっとするひと時を届けてゆきたいと考えております。

昨今の農業政策は「安全・安心」を提唱しています。そこでちょっとスーパー等の青果物コーナーを覗いてみると、生産者の顔写真を掲載し「安心・安全」を消費者の方々に訴えかけています。そこで青果物関係者にその取り組みを伺ってみると、消費者の関心は大変高く、売り上げが伸びてきているとの事。
このことは、これまで当たり前だった食に関する「安心・安全」が崩壊しつつある証。
商品に溢れ、選択の自由が消費者側に一任された現在、果たして安心・安全な食品が確実に食卓に届けられているのか?疑い出せば限の無いこと。
加工食品の多くは、原料をどこから調達し誰が加工しているのかまったく知らされることの無い現状。
「どうして野菜の生産者は顔が見えるのに、加工品製造者は顔がみえないの?」
どうして?? そんな商品があったら選択したいのに・・・  私だったら
そんな思いを形にしようと考え出したのが加工品の原材料を自分で生産し自分で加工して販売することが究極の「安心・安全」では?
だけど美味しくなければダメ。
手軽に誰でも気軽に調理できないと面倒。
フードコンセプトは?
こんな要望を真摯に受け止め現実出来るのは生産者しかいない!(HPより転載)

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