海外農業技術セミナー開催報告
毎年、この時期に開催されている北海道アルバータ酪農科学技術交流協会主催、酪農学園大学エクステンションセンター後援による「2012年度海外農業技術セミナー」が、2月20日午後1時より本学中央館1階学生ホールで行われた。会場には本学学生や教職員、同窓生、酪農家など、約150名が出席した。
セミナーは堂地 修 教授(アルバータ協会事務局長)の司会で進行し、同協会会長でもある麻田信二理事長の開会あいさつで始められた。
高橋 茂 嘱託教授から講師であるデビッド A.チャラック(Dr.David A.Chalack)氏が紹介された後、加藤和代氏の逐時通訳で「乳牛改良におけるジェノミック・パワー(The Power of Genomics)」と題した講演が行われた。
講演の中でチャラック氏は、「ジェノミクスとは?(What is Genomics?)」「ジェノム:それは何か?(The genome:What is it?)」など、ジェノミクスの基本と活用について資料とパワーポイントで分かりやすく解説した。
休憩を挟んで、質疑応答が行われた。閉会あいさつは、同協会副会長である金川牧場主の金川幹司氏によって行われた。