○日時 令和元年9月14日 総会16:00~ 親睦会18:00~
○場所 諫早観光ホテル道具屋(諫早市金谷町8-7)
9月14日(土)16:00から長崎県諫早市の「諫早観光ホテル道具屋」を会場にして、九州を持ち回り2年毎に開催される九州地区酪農学園同窓会全体総会並びに親睦会が、64名の出席者により開催された。
昨年は、台風通過に伴い開催延期となっていた九州地区大会だが、晴天に恵まれ、本学から谷山酪農学園理事長、石島常務理事、近後援会常務理事、小山同窓会会長、山本近畿地区会長の出席を頂き、盛会に開催することができました。
第1部となる全体総会では、長崎県副支部長 北村政巳氏の進行のもと、九州地区同窓会の樺木野昂会長からの開会挨拶をはじめ、開催県である長崎県支部の松﨑秀保支部長の歓迎の言葉、来賓5名を代表して、酪農学園理事長の谷山弘行氏、同窓会会長の小山久一氏のお祝いの言葉がありました。
また、これまで九州地区酪農学園同窓会に多大のご尽力を頂いた4名の方に対し、功労賞表彰が行われ、感謝状の贈呈と酪農学園ワインが記念品として贈られました。また、地元、長崎県支部からも記念品が贈られました。功労賞は、前九州地区会長兼前長崎県支部長の古賀友英氏、元熊本県支部長の泉哲夫氏、元福岡県支部長の因礼次郎氏、元宮崎県支部長の藤本幸雄氏の各氏に贈られ、今後とも同窓生の活動にご支援・ご協力を賜りたく、感謝の拍手が会場内に響きました。
酪農学園常務理事の石島力氏から、酪農学園大学、とわの森三愛高等学校の現況と動向についてスライドを使用しての説明があり、併せて、酪農学園からの寄付等の支援のお願い、また北海道職員として関わっておられたエゾシカの生態についての講演もいただきました。
閉会宣言では、九州地区副会長の小嶋聖氏より、2年後に次回開催県となる大分県支部を紹介のあと、閉会宣言が行われました。
第2部となる親睦会では、長崎県支部の原口三徳氏の進行のもと、酪農学園後援会常務理事 近雅宣氏の乾杯からはじまり、懇談中、各県紹介が始まり、沖縄県~鹿児島~宮崎~熊本~大分~福岡~佐賀~長崎の順で、数々のユーモアで、面白い話を聞き、また、福岡県支部の川野雅美氏のバナナのたたき売り、バルーンアートの作成により女性、子どもらの視線を引いていました。
3時間の親睦会もあっという間に終了し、最後は「酪農讃歌」を全員で肩を組み合唱し、最後は次回開催県となる大分県の支部長北村裕和氏から、大分県での2年後の再会を期し、万歳三唱で閉会となりました。(文責 長崎県支部 事務局長久保達彦)
去る6月9日14時より、福岡市博多区、エイムアティン博多駅前会議室において、令和元年度九州地区酪農学園同窓会の総会を開催しました。
九州地区酪農学園同窓会は、全九州8県の県支部同窓会で構成しており、今回の総会には、来賓として野英二酪農学園大学副学長、加藤清雄同窓会副会長のご来駕を賜り、挨拶のなかで、学園の近況などをつぶさに報告をいただきました。
総会は、樺木野昂会長(福岡県支部長、酪農‘69年卒)、小嶋聖副会長(宮崎県支部長、獣医‘94年卒)、竹中勝男理事(鹿児島県支部長、短大‘60年卒)、北村裕和理事(大分県支部長、獣医‘73年卒)、藤崎英廣氏(熊本県支部長、酪農‘66年卒)、田中功一理事(沖縄県支部長、獣医‘80年卒)、松崎秀保理事(長崎県支部長、獣医‘78年卒)、南川藤夫理事(佐賀県支部長、獣医‘79年卒)の出席を得ての開会となりました。
開会に先立ち、小嶋副会長より定数の2/3以上の出席があり、本日の総会が成立したことを宣した後、樺木野会長より、5月25日開催の本部同窓会理事・代議員会の報告と合わせ、開会の挨拶を行い、協議に入りました。
会長より、議案1.「平成30年度事業報告・収支決算」並びに、議案2.「令和元年度事業計画・収支予算」の説明があり、原案通り可決されました。
議案3.「九州地区全体総会in長崎」は、昨年、台風25号の接近により急遽、翌年度に延期としましたが、今年度の開催について、松崎長崎県支部長より詳細な企画が説明され、9月14日(土)、長崎県諫早市において開催することを正式決定しました。来賓の招請案内は、後日、学園・大学・本部同窓会と打合せのうえ、開催県支部長と会長に一任することとしました。
議案4.「全体総会次回開催について」は、令和3年に大分県にて開催することを決定しました。
議案5.昨年度で任期満了となった会長・副会長の選出については、昨年の総会で決定できず今年度に持ち越しとなっていましたが、協議の上、現会長・副会長を再任することで決定しました。
以上、上程しました事項の協議・決定をすることが出来、会長より謝辞を述べ、予定どおり17時に閉会となりました。
会議後、出席者全員により懇親会が開催され、和気あいあいのなか、最長老の竹中鹿児島支部長の発声により、万歳三唱を全員で唱和し全日程を終了しました。(文責;樺木野)
酪農学園大学 地域環境学科 2008年卒業
所属ゼミ:環境とエントロピー研究室
指導教官:矢吹 哲夫 教授
私は2004年に酪農学園の地域環境学科に入学しました。入学したての頃は、志望校の受験に失敗し、正直不貞腐れていました。今の自分から当時の自分を見れば、なぜ受験に失敗したかはよく分かります。しかし、同期の友人には大変助けられました。同じ経験をした友人もいましたし、そうでない子も含め、気の合う友人が出来たのが大変嬉しかったです。
結果的に、酪農学園に行ったことはとても良かったと思っています。当時仲の良かった友人にも感謝しています。酪農学園に行かなければ今の私は存在しませんから。
さて、不貞腐れながらも酪農学園に通い始めた私は、大学2年の時、当時環境とエントロピー研究室の教授であった矢吹先生の物理学の講義を受講しました。不貞腐れながらも、先生の講義だけは楽しいと思えたのです。研究室配属が決まる3年生の時には矢吹ゼミに所属し、矢吹先生に進路の相談をしました。当時の私は、理系の就職先を考えるなら、再受験するしかないと考えていました。そんな私に、矢吹先生は大学院に行けば理系職に就けるというアドバイスをして下さいました。それが、私が大学院を受験し、研究者を目指すきっかけとなったのです。どうせ受験するなら矢吹先生の出身大学が良いと、京都大学の生命科学研究科を受験しました。矢吹先生に受験対策の面倒を見て頂いたこともあり、無事、大学院に合格で来ました。
もともと生物学に興味があった私は、細胞分裂が厳密な制御を受けていることに興味を持ちました。例えば、がん細胞は細胞周期の制御が効かなくなっています。しかし、細胞には本来、細胞周期を制御するメカニズムが揃っています。その制御が破綻するのはなぜか、細胞内ではどの様なことが起こっているのか、これらを追求するのは非常に面白そうだと思い、細胞周期研究を展開している研究室に進学致しました。そこでは、モデル生物として分裂酵母を扱い、染色体DNAに焦点を当てた研究を行なっていました。染色体DNAは、細胞分裂をする時に微小管という細胞小器官に引っ張られて2つの細胞に分配されます。この時、微小管は染色体上に形成される動原体と結合します(図)。
|
|||
この動原体は様々なタンパク質の集合体ですが、染色体上の何処にでも形成させるわけではありません。Cnp1(分裂酵母表記)と呼ばれるタンパク質が取り込まれている染色体領域に動原体は形成されます。このCnp1がどの様な制御を受けて染色体に取り込まれているのかを解析するのが私のテーマでした。私の研究結果では、動原体タンパク質を構成しているタンパク質の一つであるCnp3(分裂酵母表記)が、Cnp1の染色体への取り込みに関与することが分かりました。Cnp1が取り込まれる染色体の領域は、多くの生物種で1箇所に制御されています。この制御が乱れてしまうと、本来と異なる領域に動原体が形成されます。すると、染色体と微小管の結合に異常が起こり、染色体分配に異常が起こってしまいます。染色体が正しく分配されないと、多くの細胞は死に至ります。また、人では乳がん患者の細胞からCENP―A(分裂酵母のCnp1に相当するタンパク質)が本来と異なる染色体領域に取り込まれているという報告もあります。ご興味を持たれた方は、ぜひ大学院へ(笑)。
と、色々語ってしまいましたが、大学院生活は楽しいばかりではありませんでした。研究者になる為には学位が必要です。この学位を取るのがかなり大変でした。しかし、その大変さを乗り越えた時には見える景色が変わります。諦めずに続けてきて良かったと思っています。今は、さらなるステップアップを試み、沖縄にある沖縄科学技術大学院大学のG0cell unitにお世話になっています。ここでは、同じく分裂酵母を使った染色体研究を行なっていますが、京都にいた時との大きな違いは、日本人が少なく、留学生や海外の教授、研究者が多いことです。より多くの研究者と日々議論し、一人前の研究者として仕事を続けられる様、仕事に励んでおります。最後に、私が研究者を目指すきっかけを下さった矢吹先生、そして酪農学園で出会った仲間に感謝致します。
2019年6月1日
須摩 美智子
平成30年12月1日(土)に 沖縄県支部総会が開催されました。
本来9月29日に開催予定されていた家族参加型の動物園での同窓会が残念ながら台風24号襲来で中止となった会を今回約2か月ぶりに忘年会を兼ねてヒルトン沖縄北谷リゾートにて開催いたしました。
今回は初めての試みとして往復はがきでの参集呼びかけではなく、メール配信と各職場や地域での周知という形をとりました。またホテルのディナーバイキングを利用して個人毎の精算の形をとるという事務方の簡素化も試みました。
そのためか参加人数は少なかったものの、かえって食事しながら各会員の近況報告や親睦が活発に行われ、盛況のうちに食事会は終了し、総会報告事項を短時間内で承認までいただき、記念撮影ののち閉会となりました。
(文責 田中巧一)
H30年7月29日沖縄県獣医学会開催に合わせて例年通り獣医学部同窓会が開催されました。
今回は学会特別講義「One Health からみた動物と環境由来耐性菌の現状と課題」の講演のために田村豊教授が来沖してくださいました。
卒業生からは3題の研究発表があり、宮城国太郎氏の「Webシステムを活用した動物愛護行政の新たな取り組みについて」と周本剛大氏の「腹腔内リンパ節転移した肛門嚢アポクリン腺癌に対して外科的摘出後にトセラ二ブを使用した2症例」が入賞し九州地区大会に派遣されることが決まりました。
他に横山岳生氏の研究発表もあり県内卒業生の熱心な研究姿勢に対して他学会員からも高く評価される声が聞こえていました。
学会終了後に同窓会が行われ、田村豊先生を囲んで学園の近況や昔話に話を咲かせて、県獣医師会長もご出席・激励くださり盛会のうちに酪農賛歌合唱して名残惜しくも終了となりました。(文責 田中 巧一)
去る6月17日、長崎県諫早市、諫早観光ホテル「道具屋」において、平成30年度九州地区酪農学園同窓会の総会を開催しました。
九州地区酪農学園同窓会は、全九州8県の県支部同窓会で構成しており、今回の総会には、来賓として竹花酪農学園大学学長、小山同窓会会長のご来駕を賜り、挨拶のなかで、学園の近況などをつぶさに報告をいただきました。
総会には、樺木野昂会長(福岡県支部長、酪農‘69年卒)、小嶋聖副会長(宮崎県支部長、獣医’94年卒)、竹中勝男理事(鹿児島県支部長、短大‘60年卒)、北村裕和理事(大分県支部長、獣医’73年卒)、安井辰二氏(熊本県支部長代理、短大‘71年卒)、田中巧一理事(沖縄県支部長、獣医’80年卒)、松﨑秀保理事(長崎県支部長、獣医‘78年卒)、南川藤夫理事(佐賀県支部長、獣医’79年卒)、また、今年秋に開催が予定される「全体総会 in 長崎」の協議に関連し、長崎県支部より古賀友英顧問、久保達彦事務局長の出席を得ての開会となりました。
開会に先立ち、小嶋副会長より定数の2/3以上の出席があり、本日の総会が成立したことを宣した後、樺木野会長より5月30日開催の本部同窓会理事・代議員会の報告と合わせ、開会の挨拶を行い、協議に入りました。
会長より、協議事項1.「平成29年度事業報告・収支決算」並びに、協議事項2.「平成30年度事業計画・収支予算」の説明があり、「九州地区全体総会in長崎」を10月6日(土)、諫早市において、学園より谷山理事長・近常務、講師として西田とわの森三愛高校長を招請して開催することを正式に決定しました。
今年度末で任期満了となる会長・副会長の選出については、次回に持ち越しとし、本部同窓会代議員(平成31~33年度)の選出については、副会長と南川佐賀県支部長を推挙することが決定しました。
全体総会次回(平成32年度)開催県については、大分県、沖縄県を候補開催県とし決定し、10月に最終決定することになりました。
以上、先送りになりました事項がありますものの、上程しました事項の協議・決定をすることが出来、会長より謝辞を述べ閉会となりました。
会議後、出席者全員により懇親会が開催され、和気あいあいのなか、最長老の竹中鹿児島県支部長の発声により、万歳三唱を全員で唱和し全日程を終了しました。
10月14日午後7時より 翌15日に九州地区獣医三学会を控えた沖縄県内ホテル飲食会場にて同窓会を開催しました。
熊本県から小嶋維男氏 鹿児島県から高坂嘉孝氏 佐賀県から冨澤雅俊氏の3名と県内同窓生9名のあわせて12名が集いました。
小嶋氏からは後継者であるご子息が明日学会発表されること等、冨澤氏からはご本人が功労賞を授与される予定であること等、高坂氏からは喜界島の様子や、本業以外にもボランティアで島の自然ガイドをされていることなど、各人から興味深いお話をいただきました。
県内同窓生それぞれも近況報告をして、酪農学園卒業生が多方面で活躍されていることを互いに確認することができました。3時間近く時間を惜しんで語り合い、酪農賛歌を合唱して終了しました。
H29年11月11日(文責 田中巧一)
去る6月25日、福岡市において、平成29年度九州地区酪農学園同窓会の総会を開催しました。
九州地区酪農学園同窓会は、全九州8県の支部同窓会で構成しており、今回の総会には、来賓として谷山酪農学園理事長、近常務にご来駕をいただき、樺木野会長(福岡県支部長、酪農‘69年卒)、小嶋聖副会長(宮崎県支部長、獣医‘94年卒)、竹中勝男理事(鹿児島県支部長、短大‘60年卒)、北村裕和理事(大分県支部長、獣医‘73年卒)、藤崎英廣理事(熊本県支部長、酪農‘67年卒)、田中巧一理事(沖縄県支部長、獣医‘80年卒)、松崎秀保理事(長崎県支部長、獣医‘78年卒)、南川藤夫理事(新任、佐賀県支部長、獣医‘79年卒)の8理事(支部長)全員が出席しての総会となりました
開会に先立ち、小嶋副会長より定数の2/3以上の出席があり、本日の総会が成立したことを宣した後、樺木野会長より開会の挨拶に併せ、5月27日開催の本部同窓会理事・代議員会の結果報告、並びに佐賀県支部長の交代(八谷直見氏から南川藤夫氏へ)により南川佐賀県支部長が理事に就任されたことが報告され、協議に入りました。
「第1号議案 平成28年度事業報告並びに収支決算について」は、2年に1度開催している九州地区全体総会を、8月6日に宮崎県にて「全体総会in 宮崎」とし、「第2号議案 平成29年度事業計画並びに収支予算について」は、本日の総会開催以外特段の計画はないものの、平成30年度に計画している「全体総会in長崎」の開催日が地元長崎県で決定され、既にすすんでいることが報告されました。
以上、予定された議案が無事可決され、樺木野会長より謝意を述べ閉会しました。
総会終了後、場所を変え、参加者全員での懇親会を開催し、九州8県の絆を更に深め、全日程を終了しました。
平成29年1月28日(土)に沖縄県支部総会が開催されました。小山久一同窓会長と竹花一成学長が来賓としてご出席くださり、20名弱の支部会員が参加する盛会となりました。
松園あかね(とわの森三愛高)理事の司会進行により田中巧一(獣医14期)支部長の歓迎のあいさつに始まり、小山同窓会長、竹花学長の温かいご祝辞を賜りました。総会に入り、今年度活動報告と会計報告、新年度の活動計画と予算案の承認をいただき、役員改選では1名のみ地域担当理事が入れ替わるもその他は新任期を継続することで承認を得ました。
ひきつづき竹花学長の酪農学園の現況についての講習会があり、変わりゆく現在の学園の状況を興味津々で聴講する会員諸氏の姿が印象的でした。次に小山同窓会長から創始者黒澤酉蔵の教えについて講義を受け、三愛精神と健土健民の建学の精神が普遍であることを懐かしくも心新たに聴講することができました。
隣の会場に場所を移してひきつづき松園氏の司会進行により懇親会が執り行われた。はじめに長年県支部同窓生としてご活躍された高坂嘉孝先生(獣医9期)への支部名誉会員授与式が行われた。
高坂先生は25年間に亘る沖縄県支部会員時に農業者や獣医師への指導のかたわらで農業後継者へ学園への入学動機を与える等学園へ大きな功績がありました。まだまだこれから研究に農業指導にがんばっていきたいとのお言葉がありました。
乾杯の発声は他校卒業生なるも高坂先生に臨床学・病理学などを教えていただいたことを感謝してこの会にご出席くださった県獣医学会長波平克也氏より温かいご祝辞をいただき「酪大生」で乾杯し、懇親会が始まった。「学長まで駆けつけてくれるとは私の母校の同窓会がここ数年活動がない現状とは全く異なり、素晴らしい学園同窓会である」とのお褒めのお言葉を頂戴しました。
ひとりひとり自己紹介が行われ現況と母校での思い出話などを披露するたびに笑いが起こる、終始和やかな雰囲気で進行した。 宴もたけなわでしたが、酪農賛歌を母校を思い出しつつ合唱し、大野明美氏(獣医12期)の1本締めにて全日程を終了したが、名残惜しくすぐには散会できずに多くの出席者が二次会場に移動しつつ終了となった。
出席者のみなさまありがとうございました。出席できなかったみなさま次回は参加しやすいように工夫してより有意義な同窓会となりますように準備を進めてまいりますのでどうぞお越しください。お待ちいたしております。 (文責 田中巧一)
猛暑の8月6日(土)、宮崎市内「ホテル メリージュ鳳凰」を会場に「九州地区酪農学園同窓会」の総会・懇親会が午後6時から50名を超える会員、ご家族が九州各県から出席し、冒頭に記念撮影が行なわれたのちに全体総会となった。学園から谷山弘行理事長、近雅宣常務理事が出席され、竹花学長、永田後援会常務も出席予定でしたが、葬儀と重なり急遽欠席となった。酪農学園同窓会からは小山久一会長、浦川事務局長が出席された。
会は宮崎県支部大村賢太郎氏の司会で進行。司会者からの開会宣言ののち、樺木野昂九州地区同窓会会長より歓迎の挨拶と熊本地震等を含め九州同窓会の現況等が述べられ、古賀友英氏の九州地区会長および長崎県支部長の退任、及び宮崎県支部長藤本幸雄氏の退任に係り、新九州地区会長に福岡県支部長の樺木野、長崎県支部長に松崎秀保氏、宮崎県支部長に小嶋聖氏が就任し、九州地区副会長(本部同窓会代議員)に宮崎県支部長小嶋聖氏を選任したことを報告された。開催県会長挨拶を小嶋聖宮崎県支部同窓会会長が口蹄疫時のお礼や準備委員会の経過報告を述べた。
来賓者の紹介後、酪農学園を代表して谷山理事長から日頃の同窓会へのお礼と学園の概況をご紹介いただいた。小山会長からは同窓会の現況や持参した元酪農学園理事長佐藤貢氏の生涯等の書籍紹介とホームカミングデーへの参加呼びかけが行われた。次に記念講演が行われ、「酪農学園の近況と、とわの森三愛高校、酪農学園大学の現状」と題して谷山理事長からスライドを用いての学園の現況をわかりやすく紹介された。
懇親会では、近常務理事からお礼のご挨拶と酪大生(らくだいなま)ビールでの乾杯が行われ、祝会に入った。家族も含めた和気藹藹とした中で各県紹介も行われ、各県支部長から出席者の紹介が行われた。
家族同伴の会員もおり、和やかな同窓会は九州の伝統であり、今後も継続して行なうことを全員で確認し、2年後の開催県である長崎県の松崎支部長から招請挨拶のあと、全員で肩を組んでの酪農讃歌の合唱が行われ、お開きとなった。