農業経済学科同窓会「現地研究会」が2012年12月15日(土)15時より、酪農学園東京オフィスにて行われ、東京都内、千葉県などから9名が参加した。
吉岡徹准教授よる講演「農業経営の生き残りを考える」では、投票日を翌日に控えた衆議院議員選挙にも関わる各政党のTPP交渉への方針について触れた後、実際の事例を紹介しながら、今後の農業経営のあり方について流通の多様性などが示された。また、最後に農業経済学科の近況報告と循環農学類への改組について説明され、その後の質疑応答では、実際の農業経営についての質問の他、改組の意図や学生への影響について質問、意見が交わされた。
その後、17時より会場内で懇親会が行われた。各世代の思い出話や、現在も続く伝統行事などの話に華が咲き、また異業種間の情報交換も行われ、盛会のうちに19時半頃終了した。
(文責 木村しおり)
年末年始休業のお知らせ
平素より同窓会の活動にご協力賜わり、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、下記期間におきまして業務を休業させていただきます。
【休業期間】 2012年12月28日(金)~2013年1月6日(日)
年末年始休業に伴い、ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
2013年1月7日(月)より通常通り業務を再開致します。
アジア酪農交流会セミナー&懇親会開催報告
12月13日午後5時から新札幌アークシティホテルを会場にアジア酪農交流会の講演会(セミナー)が開催された。出席者は同窓生、関係者含めて20名。講師はネパール La Grandee International Collegeの Dr ダナ パテイ氏(氏は以前に本学の食品科学科肉製品製造学研究室に所属し博士号を取得)。
講演テーマは「ネパールの酪農と食文化」。 今回はネパールの食文化、一般的な食べ物を中心に、有機循環型のネパールの農業全般(稲作、作物、果物、家畜、乳製品)を紹介していただいた。
ネパールの食文化においてはアーユルベーダ*の教えが深く関わっており、その中では「食べるということは、体の維持だけではない。心、精神、感性を養うことである。」と書かれているとのこと。
*アーユルヴェーダ(ayurveda)とは、サンスクリット語の「アーユス(aayus|生命)」と「ヴェーダ(veda|知識、学問、真理)」が合わさった言葉で、古代インドに伝わる自己治療の科学とも言われる伝統医学であるが、ネパールの食文化においても我が国の医食同源同様に深い影響を与えている。
高度経済成長により我が国が歩んできた農業や食文化とネパールを比較すると真の豊かさとは何かを感じさせられる講演内容でした。
その後、別室において講師を囲んでの懇親会が行われ、アジア酪農交流会ネパール研修旅行企画の紹介もあり、和やかな懇談が続いた。
2013年 酪農学園「緑風会」総会・懇談会開催のご案内
師走の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃より、本会活動の推進にご理解とご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
この度、本会活動の充実と会員の交流、並びに母校酪農学園との情報交換を図るため、下記のとおり、酪農学園「緑風会」総会・懇談会を開催することになりました。
つきましては、時節柄ご多忙のところ恐縮ですが、ご出席くださいますようご案内いたします。ご回答は、事務局長迄お願いします。 2012年12月12日
酪農学園「緑風会」会長 北澤 住人(北海道岩見沢農業高等学校長)
記
1 開催日: 2013年 1月 9日(水) 18:00~20:30
2 会 場: 札幌中村屋旅館 中央区北3条西7丁目(北大植物園正門前)
3 会 費: 4,000円
4 時 程: 【 17:30~ 受 付 ・ 18:00~ 総 会 ・ 18:30~ 懇談会 】
5 申 込: 直接事務局か、当該支部を通して【12月26日】迄連絡ください。
6 その他: 酪農学園「緑風会」事務局長 干場敏博(生物教育学研究室)
TEL 011-388-4842 FAX 011-388-4842 E-mail:t-hoshi@rakuno.ac.jp
大学・短大家畜栄養学・飼料学研究室同窓会開催報告
12月5日(水)午後7時から元野幌トンデンファームレストラン「松の実」において、研究室同窓生、学園関係者約30名が集まり、同窓会が開催された。
今回は世話人の上野光敏氏(14期)、野英二氏(11期)の呼びかけにより、楢崎昇先生の傘寿(80歳)、塩野谷孝二氏の表彰(全国酪農青年女性酪農発表大会農林水産大臣賞受賞(2012年7月13日))(第51回農林水産祭参加行事内閣総理大臣賞受賞(2012年11月23日))、小林紀彦氏の表彰(北海道ホルスタインナショナルショウにてリザーブ・ジュニアチャンピオン受賞(2012年9月22-23日))の3つのお祝い会となり、本学で肥育された酪豚でのお祝いとなった。
会は野、上野氏の進行により、安宅一夫先生の開会挨拶ののち、出席者から先生には傘寿のお祝いとして「傘」が贈られた。楢崎先生より答礼があり近況報告を含めてご挨拶をいただいた。
その後、2期の葉山氏、松山氏から44期上野氏まで各自近況報告やゼミの思い出話に花を咲かせた。苦学して卒業し、お世話になった恩師に対して言葉を詰まらせるOBもおり、厳しくも愛情ある恩師に対してのそれぞれの思いを多くのOBが熱く語った。最後は一番若い44期渡辺氏の乾杯により会を閉じた。
同窓会newsletter「風声雪語」第6号を掲載しました。
詳細はPDFにてダウンロードし、閲覧することができます。
同窓会連合会小動物臨床医会中部設立総会報告
12月2日(日)午後1時からウインクあいち10Fの1008会議室において小動物臨床医会中部設立総会が開催された。学園からの出席者は福山二仁常務、中出哲也教授、遠藤能史助教、浦川。総会出席者は35名。
まず、総会は中部地区浅井健治会長のご挨拶と提案により加藤正木氏を議長として進行した。報告事項では、永井勝氏(冨山支部長)から小動物臨床医会の設立趣旨説明が行われた。審議事項では、会の通称について協議し、「地塩会」とすることとした。会則は原案を一部修正のうえ承認された。役員については、顧問に中出哲也氏、会長に永井勝氏(4期)、副会長に藤村宗道氏(5期)、飯田恒義氏(5期)、加藤正木氏(4期)が選出された。また事務局は加藤正木氏が兼任することとなった。会計、監事は次回までに選出することとした。
なお、幹事は7県(冨山、石川、福井、岐阜 各2名、三重、静岡 各3名、愛知6名)で20名を配置することとし、追加人選を行い、事務局に報告することとした。事業計画では本総会を役員会とし、第1回研究会はこのあと2時より開催することとした。
休憩を挟み、午後2時15分から5時まで小動物臨床医会中部研究会が開催された。講師は中出哲也教授(伴侶動物画像診断)で演題は「画像診断の各症例」、別添レジュメとPPTにより、腫瘍等の症例をCT&MRIを利用した画像診断について3D映像も含めてわかりやすく解説した。
遠藤能史助教(伴侶動物外科学Ⅱ)は「悪性腫瘍に対する新たな検査法・治療法の模索」と題して、PPTによる臨床腫瘍学研究室の取り組みと現状について説明した。特に肥満細胞腫(MCT)に対する化学療法、外科療法、について、各種治療薬の感受性マーカーの検索結果を症例等により紹介した。
研究会終了後、会場を変更して百楽において6時より懇親会が開催された。懇親会では福山常務より本会へお祝いと学園に対する協力依頼、学園の現況報告が行われた。永井会長の乾杯のご発声により開会し懇親会に入った。懇親会では各自自己紹介を行い、近況等を報告した。最後は記念撮影ののち輪になって酪農讃歌を合唱して閉会した。
獣医学類伴侶動物医療学分野の廉澤剛先生、25期卒の賀川由美子先生が三重県でご講演されるとのことで、これを機に同窓会を開催しました。
支部長の村田さんの挨拶の後、廉澤先生に大学の近況をお話していただきました。現在、獣医学部が獣医学群、獣医学科が獣医学類と名称を変え、看護学類が新設されたこと、また、各講座で教授が複数いてもかまわないことに出席者の多くの方が驚いていました。
最も印象に残ったのは「酪農大は伴侶動物も生産動物も両方診ることができる学生を育てることができる。」と話されたことです。臨床系の先生ならではのお話だと思いました。
三重県支部の同窓会は不定期で行っていますので、久しぶりにお会いする方々も多く、おおいに盛り上がり、最後は「酪農讃歌」を合唱して散会となりました。
遠方よりお越しでお疲れのところ、先生方にはご参加していただき、ありがとうございました。(文責 榎谷勝弘)