酪農学園大学短期大学部閉校記念碑除幕式報告
短大は1950年に開学し、これまで9,487名の卒業生を輩出してきたが、2012年3月末をもって62年の歴史に幕を閉じた。
今年2月15日に開かれた短大閉校記念式典において、建学の精神である黒澤酉蔵翁書の「健土健民」を碑文とした記念碑目録が短期大学部同窓会より贈呈されていた。このほど幅3m50㎝、高さ2m10㎝の記念碑が完成し、9月28日(土)11時から同窓生会館前庭において、除幕式が約150名の出席者により開催された。
式は伊藤真美学務部長の司会で進行。麻田信二酪農学園理事長は挨拶の中で「短期大学関係者のご苦労の上に今日の酪農学園がある」と感謝の言葉を述べ、堀内信良短期大学部同窓会会長は「酪農学園短期大学存在の証として「健土健民」の記念碑をお贈りし建学の精神の啓発に役立てて頂きたい」と述べた。
藤井宗教主任による聖書朗読では、「詩編」126編Ⅰ-6節から、「涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる」と読み上げ、祈祷を捧げた。
除幕は学園関係者と同窓会関係者によって行われ、最後に酪農讃歌を全員で合唱して式を閉じた。