酪農学園同窓会連合会道南地区総会報告
平成25年11月16日(土)午前11時から、八雲町本町のまるみ食堂において道南地区総会が出席者13名で開催された。都築信夫道南地区会長よりご挨拶があり、その後事務局から資料確認等報告を行った。昼食をいただきながらの会議で出席者全員から自己紹介、近況報告をいただいた。
次回は平成26年11月15日(土)(11月第3土曜日)に開催の予定です。
懇談では、9月にJICAシニアボランティアから帰国された河村正人さんからのアフリカの農業について報告をいただいた。瀬棚中学校で英検の学習に通って勉強されたそうです。
ウガンダは1200mの高地にあり、ビクトリア湖の横に位置し緑がすばらしいところである。住民はきちんと畑を作る事をしないがそれでも自給自足ができている。
20年前に内戦があり殺し合いもあり、生活は日本の戦後間もない状況に近い。木が大変堅く棚を作ろうとしてもネジが入らない。40分かけてネジを買いに出かけたがマイナスネジしか売っていない。1粒1円の飴を配ったら何人も人が集まるようになった。子供たちの夢は2円もって飴玉を買いにいくことである。日本の100円が10倍の価値がある。足がひび割れている子もいるので長靴がほしい。魚の釣り方、食品加工、生野菜をつくる指導がしたい。
1000人の小学校では14歳の割合が50%(日本では13%)。野菜を作るようになったが食べ方を知らない。ウガンダ人に仕事を与えたいと考えている。子供7~8人の家族のうち、2~3人は孤児。内戦で親が死んだため引き取ったことによる。私は腕が腫れる病気になったので一時帰国したが再び出掛けて今年の9月に帰国した。私の後任は韓国のボランティアのコイカ氏が引き継いでいる。(文責 事務局 安藤 廣)