長野県支部野外研修会「八ヶ岳アルパカ牧場」報告
平成26年10月5日 午前10時~午後2時半において、長野県諏訪郡富士見町立沢5613「八ヶ岳アルパカ牧場」を会場に下記の研修会を実施した。出席者は大人18名、子供7名。
アルパカ見学:台風のため、アルパカの小屋へ行き、アルパカに食べ物を与えてスキンシップをする。(別添写真)
昼食:近くの飲食店「山の幸」にて信州そばを食す。
午後の部 青少年育成センターにて(小林亀太郎さん運営)
(1)アルパカの故郷、ペルーについて 講師 石橋濃青さん
アルパカの祖先はビクーニャ、ビクーニャからアルパカ、リャマ、グアナコが誕生する。繁殖は1年1産、1頭しか生まないため繁殖が難しく、貴重な存在。病気は子供の時期が危険、結核に注意、生後1週間~1ヶ月が要注意。子供のアルパカには腹巻をして、へその緒からの細菌汚染を防ぐ。
唾は胃液のため臭い。寿命はペルー15年、ニュージーランド25年、日本20年くらい。環境が厳しいと寿命も短くなる。アルパカのセーターは高級品。毛が管状で軽く、温かい。アルパカ牧場でもセーター(9,000円~)やマフラー等を販売している。
(2)小林亀太郎さん(90歳)
30代に酪農学園短期大学へ入り勉学に、長野県にもどり、八ヶ岳のふもとの開拓を行う。畜産として養豚を25年間行った後、現在の養鶏、馬、ポニーによる青少年の育成センターとして現在にいたる。八ヶ岳アルパカ牧場を現在の場所に建設して2年目である。
研修の感想:台風と合間って雨の研修会となったが、家族と含め多くの方が集まってくれた。特に東京支部からも参加していただき、にぎやかな研修ができた。アルパカ1つ取っても多くの新しい知識を得ることができ、有意義な研修会となり、来年の研修会に向けて一層力が入るものと思われる。 (文責 事務局 北條博夫)