第20回白樺祭で「We love 酉蔵」が開催された。
25日、26日の両日、節目となる第20回白樺祭がテーマ「華」で行われた。
今回は特別企画として、田中義剛氏(酪農学科17期)の特別講演「夢を叶えたその後で-チーズ職人として-」が黒澤記念講堂で開催され好評を博した。
また学園のルーツを知る「We love 酉蔵」が同窓生会館を会場にして行われ、150名を超える来場者があった。あいにく雨模様で野外ステージや模擬店の出足は例年に比べ多少鈍かったようでした。
「We love 酉蔵」は学生の企画制作。建学原論コーディネーターの安宅一夫氏、小山久一氏の両本学名誉教授が監修。また協賛団体として雪印メグミルク(株)、雪印種苗(株)にご協力をいただいた。記念品もご提供いただき、厚くお礼申しあげます。
主な内容は復元5番教室では「建学の心を訪ねて」のDVDを放映し、2階の大会議室や廊下では創立者の生い立ちや循環農法図、田中正造や宇都宮仙太郎との出会い等学園のルーツに関わる展示が行われた。
来場者はクイズ形式で学園のルーツを辿るシナリオとなっており、担当学生は14枚の展示パネルを丁寧に説明していた。特別展示室には雪印メグミルクと雪印種苗のサンプル展示や研究成果のパネル展示も行われた。
黒澤酉蔵生誕130年の昨年はさまざまな催しや出版が相次いで行われたが、今回は学生の独自企画として行われたものです。学生にとっての自校教育の一環として、また地域社会に学園のルーツを紹介する上で非常に意義深い内容構成でした。
ご参考までにクイズの設問は以下のPDFからご覧下さい。