北海道には珍しく連日30℃超えの猛暑の中、2019年7月28日午後、大勢の現役学生が前期試験の勉強している酪農学園大学中央館1階ロビーに集合。 日曜日にもかかわらず中出教授の案内で中央館屋上から変貌した学園内施設設備の充実ぶりや大麻や野幌など周辺市街地の発展状況の案内を受けた後、充実された大学付属動物診療センター内を見学させていただきました。
50年前粘土で硬く締まり風が吹くと砂埃が舞い、雨や雪解け時期はぬかるんで長靴が欠かせなかった道路は、きれいに舗装され、大きく育った木々の中で小奇麗な服装で散策する男女学生を目にし、学生運動に翻弄された50年前の学生時代を振り返り時の流れを実感しました。
ただ、野幌原始林の樹海やわずかに当時の面影を残す旧短大校舎、解剖実習室、野外礼拝堂見つけては昔を懐かしみ、又寮生活を行っていた仲間は学園内に散在していた大小の寮が全て跡形もなくなってしまった場所を目で探しながら当時の寮生活を思い出していました。
熱心に案内説明していただいた中出先生に心苦しくも懇親会の時間が迫っている旨を伝え、動物診療センター前で一同感謝をもって一路宿泊先である札幌ススキの宿泊施設に移動、温泉に入る時間もソコソコに物故者(10名)に黙祷、鹿児島から参加された千葉さんの発声により宴会開始、参加者の近況報告は病気加療、入院、手術等の話ばかり、幹事が宴会場で配布した欠席者の近況報告もやはり病気ばかりの記述であったが次回(京都)、次々回(静岡)の幹事役を決め、二次会では同ホテルのカラオケルームで残った体力を出し切り就寝。
翌朝朝食後に「生きていたら又会おう!」と声を掛け合いそれぞれ次の目的地や帰路につく。
「今回参加できなかった平均寿命(男性:72歳、女性:75歳)を迎えた皆さん」一日でも長く自立した生活を送ることができる様、又次回以降の同期会に参加されることを祈念いたします。(文責 冨士元祥治)