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掲載日:2012.06.26

酪農学園大学酪農学部・短期大学部酪農学科 応用家畜繁殖学(家畜繁殖学)研究室 第2回OB会 開催報告

 6月23日(土)、札幌ガーデンパレスホテルにおいて、42名(家族7名を含む)の出席者により、標記OB会が開催された。
 応用家畜繁殖学(旧研究室名 家畜繁殖学)研究室OB会は、3年に1回おこなっており、今回で2回目である。今回は、卒業生、現役学生、高橋 茂先生、堂地のほかに家族が参加して開催した。卒業生は鹿児島県、熊本県、岡山県、長野県、栃木県、千葉県、宮城県、道内の各地から参加した。本研究室のOB会では、懇親会の中で卒業生の中から2、3名が現在の仕事の状況を専門的に報告するゼミ(勉強会)を約1時間実施することになっている。

 今回は岡山県で酪農を経営している卒業生と道東で人工授精サービス会社(人工授精と受精卵移植業務)を経営している2名の卒業生が、それぞれの経営概況についてスライドを用いて紹介した。岡山県で酪農を経営している卒業生(女性)は、乳生産と繁殖成績の維持・向上のために、地元NOSAIの協力を得て代謝プロファイルテストによる栄養状態の解析を行うなど、常に新しい技術情報を収集して経営に活かし、安定的な乳生産と良好な繁殖成績を達成している。また、共進会にも取り組み上位入賞を果たしている。

 道東で人工授精サービス会社を経営している卒業生は、人工授精と受精卵移植に特化した業務を大きく展開している。本卒業生は、全国の同業者とネットワークを構築し、定期的に国内外で情報交換と技術研修会を行い、新しい情報収集を行い技術向上に努めている。また、日常業務で得られたデータは、講演会や学会で報告するなど学術的な活動も行っている。卒業生2名の報告に続いて活発な質疑応答を行った。

 ゼミ終了後、卒業生および現役学生が自己紹介と近況報告を行い、盛会に第2回目のOB会を終えた。次回のOB会は3年後に行うことが決まった。(文責 堂地 修)

酪農学園同窓会(2012.06.26)

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