2012年7月14日~16日、福島県棚倉町において、酪農大硬式テニス部OB会を開催しました。出席者はOB20名で、東北を始め北海道、関東と各地からの参加がありました。
硬式テニス部OB会には全国各地に支部があり、その中でも関東支部は毎年夏に山梨県山中湖でOB会合宿を行っていました。しかし、今年は震災及び原発事故に苦しんでいる東北支部の仲間を元気づけようと、福島県での開催となりました。
OB会は合宿形式で昼のテニスに始まり、夜は宴会と学生時代に戻った様な3日間を過ごしました。
顧問の山舗先生が体調を崩されて出席出来なかったのは大変残念でしたが、卒業以来30年ぶりにOB会に参加した会員や海外からの出席者などもおり大変盛り上がりました。
現在、東北支部は参加出来なかったOBを含め、多くの人が獣医師や農業、食品関係といった職業についております。私もその一人ですが、今、原発問題で騒がれているここ福島県に来て頂き、福島の牛乳、野菜、お米といった食材を、参加して頂いた皆さんが安全で美味しいと言って食べて頂けたことは何より嬉しく、今後の励みとなりました。
また、今回私が感じたことは、OBの仲間が今も元気に仲間と意気盛んに交流し、母校に対する深い思いを持っていることでした。例え年代が違っても、同じ学窓で学び、テニスをした仲間として母校を思う気持ちはみんな同じだということです。
最後に、現役の今後の活躍と来年秋に、大学で開催を予定しているOB会35周年での再会を誓い、楽しいひと時は幕を閉じました。
(文責 農業経済学科1999年卒 石橋 洋典)(福島県いわき市在住)