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掲載日:2014.08.05

2014年度酪小獣麦の会研修会・総会報告

2014年度酪小獣麦の会研修会・総会報告

去る3日(日)うだるような暑さの中、酪農学園大学附属動物病院2階会議室を会場にして第3回となる定期総会や研修会が39名の出席者により開催された。学園からは福山二仁常務理事、北澤多喜雄獣医保健看護学類長が出席し、同窓会からは野村武会長が出席した。

総会に先立ち開催された研修会は、立花徹副会長の司会、前谷茂樹幹事の進行により行われた。まず本学獣医学群獣医学類伴侶動物内科学Ⅱユニット玉本隆司助教から「猫の炎症マーカー:血清アミロイドAを中心に」のテーマで約1時間、PPTにより症例のCase1~5についてわかりやすく講演いただいた。C反応性タンパク(CRP)が人と犬のマーカーとして臨床応用されているのに比べて、実用化が進まなかった猫の炎症マーカーの有用性について報告した。

続いて獣医保健看護学類動物栄養学ユニット内田英二教授から「4年目の獣医保健看護学類」と題して講演いただいた。学類の入学者動向や出身地域別統計、授業科目等をご紹介いただいた。また動物看護師国家資格への動きや6大学で組織する全国動物保険看護系大学協会の活動内容や第1期生の就職状況等も紹介いただいた。

研修会終了後に同会場で第3回となる定期総会が松尾事務局長の司会で行われた。まず南繁会長からお礼の挨拶が行われた。来賓挨拶では同窓会連合会野村武会長から同窓会連合会の現況について述べた。続いて酪小獣大阪会の山崎良三会長が近畿地区の動向について述べた。福山常務理事は酪小獣の充実へのお礼と就職支援等をお願いした。北澤学類長は保険看護学類への実習等での協力にたいしてのお礼を述べた。

総会議案は柄本浩一氏を議長に選出して進行した。第1号)平成25年度事業報告および決算報告。第2号)平成25年度剰余金処分案。第3号)平成26年度事業計画並びに収支予算。第4号)平成26年度会費の金額並びに徴収方法についてそれぞれ審議され、拍手で承認された。 議案第5号)役員改選では監事に木村雅之氏、学内幹事に竹花一成獣医学類長が選任された。議案第6号)規約改正では原案どおりに承認された。

総会終了後は「トンデンファーム」に会場を移して、懇親会が行われた。中出哲也病院長の乾杯により祝会に入り、全員の自己紹介が行われた。恒例の酪農讃歌は玉井聡氏の指導のもと、賀川豊彦氏の紹介も含めて肩を組んで三番まで合唱してお開きとなった。その後、野幌界隈で2次会も行われたようである。

酪農学園同窓会(2014.08.05)

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