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掲載日:2014.09.29

2014年夏 心の旅 -その1-

2014年夏 心の旅

 1965年 昭和40年に私の北海道への50年間の夢が始まる。翌年の昭和41年に酪農学園農業経済学科の学生となる。江別市野幌24-16 これが学生時代お世話になった下宿の住所である。

 67歳になった今でもすんなり出てくる。それなのに7年前より住んでいる奈良県のセカンドハウスの住所は未だに覚えられない、年のせいにするのは何故か寂しい。

 そうだ一日も早く記憶が残っているうちに心の旅に行くことにしようと、平成26年6月16日に息子の車を借りて舞鶴より新日本海フェリーにて北海道30日間の旅に出る。

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 このルートは42年前に新婚旅行の時に使ったフェリーで、この時は札幌・野幌と登別しか行かなかったような記憶が?

 その後の数回は雪まつり等数日の短期間ばかりで、今回の目的は大学2年生の時にバイクで大阪より北海道一周のツーリング旅行をした時に、行く先々でお世話になった方々にお礼と思い出深い昔の写真を頼りに懐かしい場所を探し出す旅のスタートです。

 6月17日小樽夜着6月18日はまず小樽・札幌を横目で見ながらと思ったが何故かナビに当別からのルートを指示されて通りたかった12号線の厚別・白石ルートは不通かになった。石狩川を渡り12号線に出ると昔の江別とは全然違う、逸る気持ちを抑えて野幌へと。

国道筋は昔の面影は全く無い、暫く走ると左手に大学の正門と希望の塔が見えてきた。

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 すでに私の頭の中は18歳の酪農大学生。正門をくぐると左手に牛舎・生協そしてクラブで扱かれた体育館昔の風景が頭の中を過る、しかしほとんどが変わってしまった。現実に戻り同窓生会館へ浦川氏を訪ね45年ぶりの学内を案内していただけることとなる、広大なキャンパスに処狭しと立派な校舎が並んでいる。

 私が居た頃は希望の塔と創世寮が目立っていたが、その創世寮も古くなって取り壊しが決まっているらしい、私が入学した時代はまだ木造の寮が残って時の流れを感じずにはいられなかった。

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image011 しかし何時までも想いに耽ってばかりいられず、今回学園訪問の目的に妻と学食を共に食す・学園牛乳を飲む・正門での写真撮影・以上を済ませ、早々と野幌に戻り駅へ行ってみる、唖然道路は鉄道の下を走り、駅は2階建てになっており、駅前もすっかり変わり知っている店も殆んど無くなっておりその夜は知り合いの店で昔話に花を咲かせることに。

 今夜はどうしても以前に下宿していた前記住所にて車中泊をしたくて行ってみるもすっかりそこも変わっていてすぐ近くに何とイオンがある。気にせずに目的をはたす。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)

酪農学園同窓会(2014.09.29)

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