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掲載日:2014.10.06

2014年夏 心の旅 -最終回ー

2014年夏 心の旅 -最終回ー

 翌日は食糧買い出しの為幾寅駅へ行く、ここは映画 鉄道ぽっぽ屋のロケに使われた駅で当時のセットが残っている。7月17日(木)かなやま湖最終日朝から暑い、昼前に西の空が暗くなり雨の気配が、早めに撤収の用意をしていとう屋へカツカレーを食べに行く、突然のスコールが降ってすぐに止む。

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 そこへ5名のサイクリストの一行が、その中の一人の声が聞いたことの有る様な声。火野正平氏である。彼達はNHKのこころの旅のロケ中で丁度此処で休憩するらしい。彼達と同席して雑談を交わす。後日放送を確認するとバッチリその内容が放映されていた。私の旅のタイトルと同じ番組でサプライズな記念になった。いとう屋さん ありがとう!!楽しかった思い出を胸に30日間の北海道の最終宿泊地 夕張へ向かう。

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 ここはどうしても自分の目で見ておきたかった所で学生時代に夕張鉄道が野幌~夕張間を走っており、何度か行った事があり思い出深い街の新夕張駅前にて車中泊をする。翌朝お土産用の夕張メロンを買う。その後大阪に着くまで車中はメロンの香りが漂う。途中栗山町で栗山開拓に尽くされた泉氏 記念館を見学。がんばれ 夕張!!また来ます。

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 7月18日本日苫小牧よりフェリーにて帰阪前にどうしても、もう一度大学へ行きたくて再度野幌へ行くことに、途中当時の下宿先を探してとうとう見つける事が出来るが、やはり周りは当時の面影は残っていなかった。大学では又食堂で学生時代にタイムスリップして食べまくり。当時は無かったアイスクリーム 旨い、大阪へ送ってもらう。その後ゆっくりと校内で思い出の時を過ごす。後ろ髪を引かれる思いで苫小牧へ向かう。市内で道内最後の夕食回転すしを食べに行く。苫小牧を出港。北海道に別れを告げ一路敦賀へ向け帰路も天気が良く快適な船旅を過ごす。

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 すると又サプライズが、突然後ろから声をかけられる。塩谷さん?10年以上会ってなかった愛犬仲間である。すぐには私とは分からなかったみたいで、当時の私の愛犬の名前が入っている容器を見て確信して声をかけてくれたそうで、お互いまさかこの様な処でお会いするとは。これも7年前に亡くなった愛犬も他の犬達と一緒に連れて行ってやろうと、今は亡き愛犬の容器を持参していた為に犬仲間と再会出来たと思う。

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 最後に狭い車の中で30日間も付き合ってくれた、妻と2頭の犬達に感謝と道中でお会いした方々にお礼を申し上げます。この度の旅行で長年の夢が叶い締めくくるつもりでしたが、出会った皆様のお陰で又次回北海道旅行への目標が出来ました。私の心の中で変わっていなかったのは北海道の大自然とお会いした方々の暖かさでした。これで又北海道へ行くための目的が出来たようです。

思い出は未来にもある。さあ~これからも思い出作りの心の旅に出かけるぞ!!!

image110  今回4,439.7km走りました。(完)

(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)

酪農学園同窓会(2014.10.06)

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