獣医学科36期生10周年記念同窓会を終えて
年齢を重ねてゆく毎に過ぎ行く月日が早く感じるようになってきていますが、我々、第36期生も気が付けば卒業から10年という1つの大きな区切りの年を迎えることとなり、去る平成26年11月24日に36期生10周年記念同窓会を開催いたしました。
第一部は、加藤先生、村松先生にご参加いただき黒澤記念講堂において記念礼拝を行い,中出先生と三好先生のご厚意により動物病院の施設見学をさせていただきました。
その後,第二部は会場をセンチュリーロイヤルホテルに移し、田村先生、菊池先生、廉澤先生、山下先生、岡本先生にご参加いただき一次会、二次会が開催されました。66名の同窓生が参加いたしました。何の巡り合わせか、同窓会を終えての想いを、この三愛に投稿する権利をビンゴ大会の景品で見事に引き当てましたので、拙い文章ではありますが書かせていただきたいと思います。
私自身、大学を卒業してから約10年振りに北海道の地に降り立ち、まず初めに新千歳空港の変貌に大変驚きました。心の中で、空港に着いた時点で懐かしさが胸にこみ上げてくるのだろうと予想していたのですが、あまりの変化に10年という年月の長さを思い知らされました。しかしながら、空港から札幌までの車窓、特に学生時代によく利用していた新札幌駅付近の街並みは思い出のままで、一気に学生の頃に戻った様に感じ、懐かしさで胸が締め付けられました。
同窓会本番、10年振りに再会を果たした友人達は皆、いわゆるアラサー・アラフォーと呼ばれる年代にも関わらず、学生の頃と何ら変わらぬ姿をしており、瞬時に懐かしい学生時代に戻った様な感覚になりました。しかしながら、それと同時に、それぞれが、悩みながらも歩んできた10年分の自信と頼もしさが滲み出ており、とても輝いて見えました。そんな皆の姿に私自身は大きな刺激を受けることができ、改めて素晴らしい友人達と出会えたことに感 謝をしたひと時でした。次回、10年後、再びこの素晴らしい友人達と再会できることを心から楽しみにしています。
最後に、忙しい中、同窓会にご参加いただいた先生方に感謝申し上げますとともに,今回の同窓会の開催に尽力してくださいました幹事の皆様に心から感謝いたします。(文責 第36期生 菱沼 篤子)