北海道5区根室支部総会研修会報告
2月28日午後7時から「寿宴」を会場に根室支部懇親会が17名の同窓生が出席して開催された。あいにく悪天候のため中標津空港閉鎖の影響で本学から出席することが出来なかった。
1日は11時から同会場で総会と昼食会を挟み、研修会が28名の出席により開催された。本学からは福山常務理事、永田享後援会常務理事が出席した。同窓会からは野村会長代理で堀内信良副会長、浦川が出席した。
総会は佐藤良文事務局長の司会進行に開始し、まず水沼猛根室支部長から開会挨拶が行われた。その後、司会者からの来賓者や講師紹介のあと、酪農学園の近況報告として福山二仁常務理事から学園の現状について詳細に報告した。高校・大学の入学状況、男子寮の建設、フィールド教育研究センターや私学法や学校教育法改正に伴う諸課題について述べた。
続いて同窓会の近況報告として会長代行として堀内副会長から各単位同窓会、地区支部同窓会の近況報告と創立者生誕130年記念の遺訓集を紹介した。
総会議事では役員の承認について水沼支部長他現役員が承認された。事務局の承認(委嘱)では佐藤良文氏、長渕豊氏が提案され、承認された。収支決算書についても報告され承認された。その他では2月23日に行われた酪農学園大学と中標津町他関係5団体との地域総合交流協定について概要が紹介された。
総会終了後、同会場で集合写真撮影が行われ、その後、隣の昼食会場に移動した。昼食会では後援会永田常務から後援会の現状報告と寄附依頼の挨拶のあと、中標津牛乳で乾杯し、テーブル毎に和やかな懇談が行われ、吉田孝一副会長の閉会の挨拶で終了した。
昼食後、午後1時からふたたび総会会場に戻り、長渕豊氏の司会により研修会が開催され、「根室酪農の動向と経営の展開方向」のテーマで本学農食環境学群循環農学類の吉野宣彦教授が約1時間の講演が行われた。
教授はスライドを用いて卒業生の就農動向、酪農の経営動向、根室における経営分析サポート、大学と地域のあり方について詳細なデータをもとに報告し、質疑応答も行われた。最後に閉会のご挨拶が森田正治会長代行から行われた。