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掲載日:2015.06.11

機農寮お別れと感謝の集いを開催

機農寮お別れと感謝の集いを開催

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 とわの森三愛高校の男子寮「機農寮」は、今年3月31日をもって閉寮となり、44年の歴史を閉じました。この寮を巣立っていった同窓生にとっては、かけがえのない青春時代を過ごした寮です。かつての寮生などが6月6日にお別れの集いを企画し、元寮生、元教職員、高校教員、3月まで機農寮で過ごした高校生など130名が、記念礼拝と懇談会に出席しました。

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 記念礼拝では、榮忍校長が、聖書のマタイによる福音書の、イエスが自分のところに連れて来られた中風の人を治す奇跡の物語を紹介し、「イエスは、中風の人を何とかしたいと思った仲間たちの気持ちを受け止めて、中風の人の罪を許して癒したというのが真実です。仲間がいてよかったと思い、心がつながるのが寮です。卒業しても、仲間がいて、支えあって困窮を乗り越えてきたことを思い出して、人生に立ち向かってください。機農寮の役割が終わり、希望寮に引き継がれます。受け継ぐべきものは何か、考えてください」と奨励をしました。

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 続いて、お別れと感謝の集いを企画した浅野政輝実行委員長が、「機農寮は44年の歴史を閉じましたが、ぜひ、先生や卒業生の方々と寮の思い出を共有したいと思い、集いを開催しました」とあいさつしました。

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 次に、仙北富志和学園長が、「黒澤酉蔵先生から、「機農とは人生の教えで、人生においてチャンスを逃すな」と言われました。また、「チャンスのタイミングを掴むためには、準備と努力と希望が必要」と教えられました。機農は学園の精神の原点です。この精神はなくしてはならないと思います」と祝辞を述べました。

 また、酪農学園同窓会連合会の野村武顧問が、「酪農学園の卒業生が15万人を超えました。黒澤酉蔵先生は、農業者を養成するため、実学教育を行う機農高校を作りました。酪農P1010041家になって活躍する同窓生が全国にたくさんいます。これからも機農の精神を引き継いでいってください」と祝辞を述べました。

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 続いて、希望寮寮長の齊藤丈嗣さん(3年)が、「機農寮で2年間過ごしました。不便なこともあったけれども、思い出がたくさんあります。希望寮に建物が変わっても、寮の先輩、後輩の絆を作っていきたい」とあいさつしました。

 記念礼拝の終了後、全員で寮の前で記念撮影し、その後、食堂に移動して懇談会が行われました。(酪農学園公式HPより転載)

 

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酪農学園同窓会(2015.06.11)

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