1月27日(金)午後3時から本学中央館学生ホールを会場に農食環境学群循環農学類応用昆虫学研究室佐々木均教授の最終講義が行なわれた。テーマは「酪農学園における昆虫学の系譜と私の歩み」。会場には100名を超える研究室OBや学園教職員が最終講義を聴講した。
最終講義は小宮道士教授の司会で進められ、高橋圭二学類長から開会のご挨拶が行われた。冒頭に佐々木教授は、元ICU総長の湯浅八郎氏と本学との関係について基督教酪農大学設立計画等を含めて説明した。次に桑山覚氏や坂本与市氏を紹介し、本学昆虫学研究室の系譜や研究室名称の変遷を時系列で説明した。
その後、ご自身の吸血昆虫にかかる世界各地での調査研究内容についてスライドを用いて分かりやすく紹介していただいた。2015年にはタイ王国保健省から先生の功績に対しての感謝盾が贈呈されている。
また最終講義資料として携わった学生や院生の論文一覧や研究業績や学科発表の一覧を紹介していただいた。終了後は研究室学生等から記念の花束が贈呈された。
28日(土)には佐々木先生の退職記念謝恩会がホテル札幌ガーデンパレスで開催され、学園関係者や研究室OBが全国各地から出席した。