10月5日(日)福岡市にて種池哲郎教授退任記念同窓会を開催いたしました。
種池先生は昭和45年に北大大学院博士課程を修了後、直ちに獣医学科講師として着任され、38年間の長きにわたり奉職され、数々の要職を務められました。先生は北九州市小倉出身ということもあり、九州の同窓生が集い、先生の退任を記念し労をねぎらいたく先生をお招きして同窓会を開催いたしました。先生は、昭和46年当事に撮影された写真をご覧になりながら、斉藤純、高橋清志、小谷忠生、岩佐憲二先生など多くの同僚が現役で亡くなられたことを悲しまれ、お元気でいらっしゃればもっともっと学園が盛り上がっていたであろうことや、当時の教育方針、卒業生は宝物であることなど、大学の発展とともに歩んでこられた思い出話しや、変貌しつつある大学への心配などを熱くお話になられました。また、最近の若い学生とはなかなか会話が成立ちにくく昔とかなり変わってきていて大変であったなども述懐されておられました。そして、いつも学生に贈っていた“目的港を持つ船には良風が吹く”“Research Mindを持った獣医師に”“Aim high”“No challenge, No gain“などの言葉をあらためて拝聴し、懐かしくまた目標に向かって頑張らなければと心を新たにしたひと時でした。そして何よりも先生が大変お喜びであったことが、同窓生にとっても大きな喜びでもありました。