平成30年10月28日(日)午後、江別市都市と農村の交流センター「えみくる」において札幌支部ミニ講演会および総会が開催されました。
総会に先立って開催したミニ講演会は「江別市の農業・地域おこし運動」と題し、酪農学園大学名誉教授の工藤英一先生にご講演いただきました。工藤先生は「江北まちづくり会」の一員として、今回のミニ講演会の会場である「えみくる」を拠点として、地域活動に力を注がれています。工藤先生の講演では、地域で核となる人々との関わりやこれまで行ってきた地域活動について紹介いただきました。また、統計資料を基に江別市の農業の位置づけや今後の展開について、地域活動で得られた知見をもとに提言いただきました。 講演会には17名の同窓生が参加し、江別市の農業と地域活動について理解を深めました。
引き続き開催された総会では、来賓の皆様からご挨拶をいただいた後、下田支部長を議長として審議を行いました。事業計画や予算、決算に関する議案は全会一致で承認されました。また、過年度からの懸案事項である江別支部設立に関する札幌支部としての考え方を「会則改正」という形で提起した第5号議案については、様々な意見をいただき、今回の総会で会則改正は行わないものの、札幌支部としてはこれまで通り江別市、石狩市、当別町、新篠津村在住者と一緒に、一つの支部として活動していく方針を確認し、代議員の選出方法の見直しなども含めた細部を検討していくことで承認されました。
総会終了後は、江別産小麦を生地に使用したピザ焼き体験を開催いたしました。これは、同窓会の集まりに同窓生のご家族も一緒に参加していただきたいと考え、企画しました。参加した子供たちは、ピザ釜でのピザの焼き方を「江北まちづくり会」の皆さんにご指導いただきながら楽しんでいました。ピザの素材やピザ釜の火起こし、焼き方指導で全面的にご協力いただきました「江北まちづくり会」の皆様には、この場を借りて感謝申し上げます。
おいしいピザをいただいた後、同窓会参加者の皆さんで記念写真を撮影し、閉会となりました。今後も、同窓生の親睦が図れるように様々な企画を考えていきたいと思います。(文責 札幌支部事務局長)