心配されていた台風18号が去った10月5日(土)、久しぶりの秋晴れとなり、絶好の行楽日和に恵まれ、私たちは信州上田に信州ハム工場と上田城見学を主体としてバスの旅を開催しましたのでご報告します。
参加者は、関東甲信越地区の他支部の4名と支部同窓生の家族を含め総勢20名(内女性6名)で、長野県支部の田中清司支部長のご尽力で開催することができました。ドライバーは、副支部長兼会計担当の横塚元幸さんで、彼は大型車運転の経験が豊富で、しかも安全運転に徹しており安心して乗車できました。
最初に田中支部長が衛生顧問として指導している「信州ハム上田工場」を見学しました。さすがに本工場の衛生管理は徹底しているように見受けられました。ミーティングでは、日本のハム工場はハムとソーセージの比率が4:6が殆どであるが、当社は逆に6:4の比率であるとのことや他の企業と同様従業員は外国人が中心で、終礼時には一つの事項を数か国語に翻訳すること等のお話がありました。
昼食は、上田駅近くの有名食事どころである「ホテル祥園」にて信州そばに舌づつみし、関東甲信越地区岡田勉会長を中心として、長野県支部からは田中支部長と信州味噌㈱の森健(酪農5期)社長を交えての懇談会を行いました。
昼食後、やはり田中支部長のご案内で、「上田城」を見学しました。本城は、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で一躍全国に知れ渡り、今では一大観光地となっております。築城は、1583年真田昌幸によって、徳川の金で作られ、その後上杉側につき数万の徳川軍をわずか数千名で2度も撃退したということでも有名な城ですが、見学していてもその時の城の作りとか戦略で何故撃退できたのかよくわかりませんでした。
その後「北向観音」にお参りしました。この観音は、長野善光寺の副住職が創建したといわれ、本堂が北向きに建てられている非常に珍しい観音堂とのことですが、それより有名なのは、“愛染カツラ”(川口松太郎原作)という映画のロケ地となった境内にある大きな桂の木でしょうか。この映画は大ヒットしたので少し高齢の方はよくご存じと思います。
夕方6時過ぎに熊谷駅に到着し、主催者を代表して廣間善之支部長の“本日1日が充実した日となったと思います。さらにこのような企画をしますのでその時はぜひご参加下さい”というご挨拶で無事散会しました。 以上 (文責 事務局長 渡会福次郎)