2019年2月15日札幌市西11丁目「まんぷく屋」(昨年と同じ)を貸し切り、2019年度酪進会卒業生(通算57期)の歓迎会を開催した。4年生が卒業し、酪進会会員となることを祝い、当日、51名の卒業生・教員・在学生が、全国から集った。
酪進会は、酪農学科家畜管理学研究室の卒業生の会として1982年に結成された(当時は、西埜教授と東助手)。西埜教授が2020年1月にお亡くなりになったことから、当日は、近藤誠司北大名誉教授(元講師)の黙祷で、開会した。前田会長が搾乳のため遅れたことから、出嶋副会長の挨拶と乾杯の音頭で、懇親が開始された。
次期ゼミ長が決まっている3年生大原悠さんから大学・研究室の近況説明が行われた。次に、4年生ひとりひとりが、90秒間で、自己紹介、研究室の思い出、卒論内容、卒業後の進路を説明した。学生たちは普段から、各自の発表を互いに評価しあうことで、プレゼンテーション能力を磨いている。今回の酪進会でも、4年生のスピーチを、卒業生全員が5段階で評価した。それにしても卒論発表会でも感じたが、4年生の発表能力は、驚くほど高い。やはり、練習は決して裏切らない。よく育ちましたね。
その後、卒業生の春田哲平さん司会進行で、卒業生ひとりひとりから、4年生に向けた熱いアドバイスをいただいた。また、2019年度中に結婚し、かつ御夫妻で参加された方にお祝いを差し上げている。今年も1組のカップルが参加し、恒例に従い酪農バターをプレゼントした。もうそのころには、まんぷく餃子とジンしゃぶの香りに包まれ、個人個人の交流は、2次会まで続くことになった「らしい」。干場前学長が中締めの乾杯を行い、「酪農讃歌」の合唱で終了した。 (文責 森田茂)