同窓会連合会福島県支部通常総会報告
第9回を数える福島県支部通常総会は、郡山市花ノ祥を会場に11月10日(土)午後1時30分より行われた。鈴木紀男支部長より開会の挨拶のあと、来賓挨拶では福山二仁常務理事より学園の現況が紹介された。続いて野村武同窓会連合会会長より同窓会の現状報告が述べられた。
議長選任では鈴木支部長を議長に選任し、議案第一号第9期事業報告並びに収支決算承認について、監査報告を含めて提案された。次に議案第二号第10期事業計画案および収支予算案について提案され、原案どおり承認された。
通常総会終了後、副会長で久保獣医科医院 久保 明 院長を講師に「福島県における放射能問題について」と題して講演いただき、研修会を実施した。
研修会終了後は同会場において、出席者による懇親会が開催され、和気藹藹のうちに親睦を深めることができた。
日 時:2012年11月10日(土)1時30分~
会 場:花の祥ホール(三菱電機 隣)
郡山市栄町2-25 TEL 024-973-7045
総 会:事業・予算・決算等の報告、審議等
講演会:福島県における放射能問題について
講師 久保 明(久保獣医科病院長)
懇親会:4時30分~
会 費:7,000円(年会費2,000円含)
昨年度は東日本震災と原発事故があり、同窓会員の皆様にも被災された方がおられ、お見舞い申し上げます。今年は、2年毎に行われる同窓会開催の年になっております。ぜひ参加し同窓会員の絆を深めて下さい
なお、出席の申込方法は、学園だよりに同封している同窓会連合会宛の受取人払はがきをご利用いただき、支部名に福島県等必要事項をご記入の上、投函願います。
酪農学園大学獣医学科同窓会岩手県支部活動報告
平成24年9月15日(土)18時より、盛岡駅前の『南部居酒屋 なはん』において、岩手大学で開催された第154回日本獣医学会学術集会に母校から来県される先生方を歓迎するため同窓会を開催した。
本学関係者は、谷山弘行学長を始め、菊池直哉、永幡肇、平賀武夫、及川伸教授が出席され、大学の近況報告や昔話まで、時間を忘れて楽しい同窓生との語らいとなった。
当支部から山下進元支部長(1期)、多田洋悦現支部長(現本県獣医師会長)(9期)を始め、計21名の参加を得た。中締めは、菊池先生の音頭による酪農讃歌で締め、二次会は佐々木一弥(13期)先輩のお馴染みの店へとなだれ込んだ(一弥先輩ご馳走様でした)。
遠路遥々盛岡の地にお越しいただいた先生方、大変お疲れ様でした。当支部は会員70名程であり、うち大動物臨床4割、岩手県職員3割、小動物臨床1割を占め、残り2割は大学・研究機関・食鳥検査センター・養鶏企業等の構成比です。
会員が多くなるにつれ年齢層が広がり、以前より新入会員の把握や同窓生同士の交流がやや希薄になりつつあるのが課題です。 (文責:木戸口勝彰14期)
平成23年11月19日、酪農学園同窓会連合会の青森県支部総会が野村武酪農学園同窓会連合会長、谷山弘行酪農学園大学・短期大学部学長、榮忍とわの森三愛高等学校長、仙北富志和酪農学園副学園長のご出席を賜り、青森県三沢市「三沢シティホテル」で開催されました。
青森県支部総会の開催は昨年度諸事情により開催できなかったため2年ぶりの開催で多くの新顔の方に出席していただき、ここ数年では最も多い30名の出席で執り行われました。
御来賓の野村会長・谷山学長・栄校長から同窓会連合会・大学・高校等の近況等を含めご挨拶を頂き、総会の中での研修会では、「酪農学園の感化力と教育力」と題して仙北副学園長に記念講演をしていただき、参加者皆真剣な眼差しで聞き入っていました。
総会後の懇親会は、近況報告や若き学生時代の思い出、エピソード等について参加者全員が自己紹介をするなど大変熱く盛り上がった懇親会となり、有意義な同窓会でありました。
(文責 村井孝生)
本学酪農学科OBで、学位も本学で取得し、現在東北学院大学で勤務している大澤氏が「聖書のパワー物語」-人生を変える20の秘訣―という著書を出版します(興味のある方は同窓会に著者よりの謹呈本があります)。以下にその概要と著者略歴を紹介いたします。
2011年3月9日に愛知県名古屋市から宮城県仙台市に引っ越した私は、その翌々日に東日本大震災に遭遇した。その日から、これからどのように人生を生きるかを考えた。何もできない状況の中で、聖書を読み、そこから今を生きるためのパワーが与えられた。
今、東北の地は少しずつだが復興の道を歩み始めている。そして、私自身の生活も少しずつ回復しようとしている。その私に力を与えてくれたのは、聖書の20の物語だった。
-著書のカバー記載より-
著者紹介:大澤史伸(おおさわ しのぶ)
専修大学大学院文学研究科社会学専攻修了
博士(農学):酪農学園大学。現在、東北学院大学教養学部地域構想学科准教授
1966年生まれ。小学校1年生の時に両親が離婚。東京・江戸川区で母親と4畳半1間のアパートで小学校5年生まで暮らす。大学進学後、下宿先の近くにあった日本ルーテル教団大麻ルーテル教会(大和淳牧師)に通い、大学4年の時に洗礼を受け、クリスチャンになる。大学卒業後、自分の天職を求めて職を転々、31歳で大学教員になる。研究テーマは、農業分野における障害者雇用促進。講義は社会福祉概論、福祉市民活動論などを教えている。
名古屋学院大学教員時代は、社会福祉の講義をするかたわら、大学礼拝でもメッセージを語る。「人生を変える秘訣」と題したメッセージでは、毎回、100人超の学生が参加。そのほか、ビジネスマンの会、病院、福祉施設、学校など、あらゆるところで講演、セミナーをおこなっている。世界最大のキリスト教を創設した韓国ソウルのチョー・ヨンギ牧師が日本に設立し、院長を務めるアジア教会成長神学院を卒業している。日本福音ルーテル教会復活教会教会員。(愛知県名古屋市・戸田裕牧師)
著書に「農業分野における知的障害者の雇用促進システムの構築と実践」(株)みらい(単著)「社会福祉士国家試験完全対策 必須事項と範例問題 専門5科目編」(株)みらい(編著)ほか、論文多数。
2011年10月4日、酪農学園大学学生ホールにおいて第5回・第6回三愛賞授賞式および受賞講演会が開催された。
第5回の三愛賞の受賞者は、獣医学科4期生(1971年卒)で、元岡山県家畜保健衛生所の福冨豊子氏である。福冨氏の受賞は、地方公務員として岡山県の家畜衛生に携わりながらもアカバネおよびアイノウイルス感染症の疫学調査を積極的に推進し、岡山県のみならず日本における獣医臨床ウイルス学の進展に多大な貢献した功績によるものである。
第6回三愛賞の受賞者は元山形県農業共済組合、現山形県系統豚普及センターの伴 顕氏である。伴氏の受賞は、産業動物臨床獣医師として卓越した診療技術と指導力を発揮したのみならず和牛の遺伝性疾患の解明により学位を取得し、後進が診療と研究に情熱を傾ける土壌を醸成した功績によるものである。
福冨氏は「岡山県におけるアカバネ病の発生と分離株の解析」、伴氏は「産業臨床獣医師として伝えたいこと」という表題で特別講演を行い、参加した教職員、学生など約100名が両氏の研究内容について熱心に聞き入っていた。
参考
獣医学科同窓会長賞である「三愛賞」には同窓生の部と卒業生の部があるが、ここでは顕著な功績を挙げた獣医学科同窓生に授与される同窓生の部を紹介します。2005年度に制定された「三愛賞」は、第1回受賞者北村直人氏(4期)(現会長)、第2回辨野義己氏(6期)、第3回坂東元氏(17期)、第4回作井睦子氏(9期)となっており、第5回は昨年実施予定であったが福富氏の体調不良により今年度に延期されています。
連合会会則第7条の定めにより地区割に変更したことに伴い11月20日(土)仙台市で東北地区同窓会設立準備会を開催致しました。出席者は青森県支部長の澤口正義氏、秋田県支部長渡辺東四郎氏、宮城県支部長遠藤秀之氏、福島県支部長鈴木紀男氏(岩手県支部長、山形県両県の支部長は都合により欠席)と新谷良一連合会事務局長が出席した。
世話人代表澤口氏の司会により、自己紹介を兼ねて各県の活動状況の報告、連合会の会則改定の趣旨説明、東北地区同窓会の設立についての意見交換をした。
連合会事務局長からは今回の会則改正と地区同窓会の設立の趣旨説明をあり、今回の会議で結論を出さずにそれぞれ各県の意見等を求め、年度内に再度会議を開催することを決め散会しました。
11月13日(土)福島県郡山駅前三松会館において、第8回通常総会を開催致しました。提出議題、役員改選も含め満場一致で承認されました。学園からは来賓として学園副園長の仙北富志和氏のご臨席をいただき、挨拶並びに、研修会では学園の近況と将来展望等についてお話をいただきました。また、元御料牧場現岩瀬牧場(福島県鏡石町)現場長現資料館顧問の大泉 清氏(短大OB)による、日本初のオランダからのホルスタイン牛13頭の導入、文部省唱歌教科書にものった「牧場の朝」の歌の誕生、朝霧の中で響くオランダから贈られた鐘の音など、牧場のさまざまな様子など話をいただきました。参加者全員感銘を受けた次第です。総会、研修会終了後は懇親会を行い和やかな雰囲気のもと終了することができました。
2007年8月4~5日、連合同窓会青森県支部の研修会と総会が卒業生24名の参加を得て開催された。研修会は本学園の常務理事で大学一期生でもある仙北富志和先生から「酪農学園周辺の明治期と戦後の開拓史」の解説があり、青春時代の一時期を過ごした地域の苦難の歴史を知り、改めて母校に思いを馳せるひと時を過ごした。総会では、野村武 連合同窓会会長と谷山弘行大学・短期大学部学長から学園の近況報告と「新たな発展」のために一層のご協力をお願いするとともに同窓生の活躍を祈念する旨のご挨拶をいただいた。酪農讃歌を合唱し親交を新たにし再会を約した。
12月2日(土)福島県郡山市ホテルプリシード郡山に於いて通常総会を開催いたしました。県内各地より会員ご出席いただき、提出議題、役員改選も含め満場一致で承認されました。
また、この会に来賓として酪農学園同窓会連合会事務局より高橋節郎会長代行として事務局長の新谷良一氏のご祝辞をいただき又生涯学習講座講師として大学より派遣いただきました、酪農学部教授干場信司先生の「牛乳問題に関する酪農学園の取組みと酪農の将来」という題のもと昨今の話題なども含めご講和をいただきました。大変有意義なお話で参加者全員感銘を受けた次第です。
生涯学習講座終了後は懇親会を行い、和やかな雰囲気のもと時間の経つのも忘れ、更なる組織の結束を含め終了することができました。