同窓会連合会長野県支部研修会報告
平成25年10月27日(日)、長野県支部で初めての研修会を開催しました。今回の研修は農業大賞を受賞された本学園卒業生である永井進さんが営農されている永井農場を是非見学しようと計画されて行ったものです。永井さんから農場の説明をしていただき、お米作りから循環型農業を始めた過程、今後の農業のあり方、ご自身が体験してきた内容をお聞きしました。その後、農場を見学させてもらいました。ライスセンターは非常に大きく多くのお米が置かれてあり、堆肥場、牛舎と見て回りながら、いろいろとお聞きすることができました。
酪農学園の卒業生を含め、多くの若者が研修、就農するために研修に来ており、循環型農業というだけでなく、人として成長できる場として非常に魅力的な場所であると感じました。
とくに、お客さんによろこばれることを第一に取り組んでおられ、また、生産者の顔が消費者に見える農業を行っており、消費者の反応がじかにわかるため、モチベーションアップにつながっているとのことでした。
農場の道路わきには ポプラの木が植えてあり、北海道のポプラ並木を思い起こさせるような景観でした。 農場を見学した後は、近くにありますアトリエ・ド・フロマージュ(長野県東御市新張504-6)のチーズ工場を見学しました。ここでは、さまざまなチーズを製造しておられ他では購入することが難しいチーズもあり大変勉強になりました。同敷地内のレストランで食事をして解散となりました。天候にも恵まれ家族連れの参加もあり初めての研修会でしたが、充実した内容でした。16名の参加がありました。
長野県は南北に長く、集まるのも大変ですが(今回も遠方の会員は2時間30分かけて参加しています)、今後も多くの会員の方が参加できる研修会を計画していきたいと考えています。
今回は、時間がなくいくことが出来なかったのですが、永井農場では、軽井沢にジェラードショップを出店されているそうなので、是非訪れてみたいと思います。(文責 小平 満 )