記録的な少雪の4月7日(火)10時から、とわの森三愛高等学校礼拝堂を会場にして、第26回(全日制)の入学式が生徒、ご父母、高校関係者、ご来賓列席のもと、挙行された。
肥田信長宗教主任の招きの言葉で開会し、讃美歌第2編60番を全員せ合唱した。その後、聖書朗読・祈りのあと、267名の入学生一人一人の点呼が担任から行われ、榮忍校長が入学生に対しての入学許可宣言を行った。
校歌斉唱のあと、榮校長は式辞の中で今年から始まる「選挙権」にもふれ、過去は変えられないが未来はこれからつくるものと話し、自身で体験したハンセン病教会での奇跡の出来事を紹介した。「高校における学びの本来の意義や謙虚に学ぶことの尊さを語り、新入生に対して神から選ばれてこの場にいることを自覚してほしい」と述べた。
麻田信二理事長は挨拶の中で、本学の特色である三愛精神を紹介し、土にふれながら、「夢をもって勉学やクラブに主体的に取り組んでほしい」と励まし、「一度しかない高校生活を有意義なものにしてほしい」と語り、またご父母や関係者に対して謝意を述べた。
PTA齊藤暢一会長はお祝いの言葉として「さまざまな出会いを大切にして充実した高校生活にしてほしい」祝福のメッセージを贈り、新入生代表の湯谷華子さんは「教員をめざし、バスケットボールで全国大会出場を果たす為に故郷を離れて本学に進学したので頑張りたい」と力強く誓いの言葉を述べた。
その後、讃美歌第2編167番を全員で合唱し、肥田宗教主任から祝福の祈りが行われた、式を閉じた。終了後、榮校長より学園役員紹介やクラス担任等高校関係者の紹介のあと、新入生が退堂した。