1949(昭和24)年 酪農学園大学部 開学
1950(昭和25)年 酪農学園短期大学酪農科 開学
1949(昭和24)年に2年制の各種学校酪農学園大学部を発足、翌年、これを改編し、新学制にもとづく短期大学を設置しました。
初代学長に樋浦誠氏をむかえ、三愛精神をもって実学教育を展開し、農場や乳製品工場を教育の場として、実験・実習を展開しました。
校舎の改築も樋浦学長の陣頭指揮で学生自らのてによって行われ、学校や学生寮では、聖書に基づく人間形成が図られました。
「酪農学園」の誕生、
1949(昭和24)年それまで財団法人興農義塾野幌機農学校だった名称を財団法人酪農学園と改称し、ここに酪農学園が誕生!!
「本法人は学校教育法に則り、キリスト教の精神に基き、神を愛し、人を愛し、土を愛する有意なる農業人を養成することを目的とする」と明示し、名実ともに三愛精神もって、本学園の教育理念としました。
「学生寮」
遠隔地からの入学者が多かったため、全寮制とし、ダビデ寮、ヤコブ寮、マルコ寮、マタイ寮、ヨハネ寮、ペテロ寮を設けました。これらの寮は自治寮で教師との接触も多く、樋浦学長と、一晩中語り明かした学生達も数多くいたそうです。
工場実習は、江別市緑町の乳製品工場において乳製品の製造、加工の研究、実験、実習が行われていました。工場は、1962(昭和37)年に売却され代って学園内に乳製品実習室が設置されました。