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掲載日:2011.12.13

酪農学園思い出紀行 NO.4

 1948(昭和23)年 野幌高等酪農学校開校
 野幌機農学校内に通信教育酪農科を発足したところ、入学希望者が1,200名にも及んだため、通信教育専門の野幌高等酪農学校を設置することになり、通信教育と集合教育を組み合わせた、酪農科と家庭科(修業年限は2年)を設置しました。  1960(昭和35)年には道内40、府県120の分校を配置し、翌年には修業年限3年の酪農経営研究科を増設、1964(昭和39)年には、校名を酪農学園短期大学酪農学校と改めました。1991(平成3)年の閉校までに、9万人に及ぶ卒業生を輩出しました。閉校後は、酪農学園大学に設置されたエクステンションセンターにおいて、より高度なレベルで社会のニーズに応えてゆくことになりました。
    「酪農科」では、毎月教科書「酪農講座」と補助教科書「酪農技術講座」を配布、本校で開講する集合教育と組み合わせての教育でした。また、希望者は江別市元野幌、苫小牧市植苗、機農学校の各農場で実習を行いました。「家庭科」は  農村家庭の主婦や子女を対象に食品の調理献立、作法、育児、衛生など家庭経営に関する教科書や図書を配布し、通信教育を実施しました。補助教材として発行していた月刊「酪農の学校」誌は、後に「近代酪農」となり全国的に普及、1989(平成元)年に「酪農ジャーナル」と改題し、現在に至っています。

酪農学園同窓会(2011.12.13)

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