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掲載日:2011.12.13

酪農学園思い出紀行 NO.3

1946(昭和21)年 教育指導理念をキリスト教に置く

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 終戦とともに皇道を基調とした教育理念が崩壊したことで、教育の精神教育の支柱を敗戦のどん底から酪農により復興したデンマークの老牧師グルンドビーに習い、本校教育と農村再建の精神的なよりどころをキリスト教におくこととしました。
 グルンドビーは、「神を愛し、人を愛し、土を愛する」三愛精神によって青年教育をしデンマークを世界に冠たる酪農王国へと導きました。
 本校は、キリスト教による精神的教育を柱として「健土建民」を基調とした三愛精神を教育理念として今日にいたっています。
 聖書のことば
「彼らは剣を打ち直して鋤(すき)とし、槍を打ち直して鎌(かま)とする。国は国に向かって剣をを上げず、もはや戦うことを学ばない。」(イザヤ書2章4節)
 
 「神を愛し、人を愛し、土を愛する」の意味は、
 「神を愛す」とは、神からの愛に応える「応答としての信仰」。
 「人を愛す」とは、自分に好意を寄せる者を愛する愛ではなく、聖書が教えているように敵をも愛すること
 「土を愛する」とは、人類の母体である土、母なる大地に心血を注ぎ、これをゆたかにすること
 つまり、土の働きを生かすこと                                   
 そして、これが「健土建民」の思想、さらに循環農法の基本となっているんですね!
                                                            

酪農学園同窓会(2011.12.13)

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