2月14日、新さっぽろアークシテイホテルにおいて、12月に発刊された短大Ⅱコースの記念誌「ふみあと」~酪農学園短期大学第Ⅱコース20年の軌跡~、発刊記念祝賀会がふみあと編集局と新たに設立されたⅡコースふみあと会の共催で開催された。祝賀会には記念誌発刊に関わった教職員、1~20期までのⅡコース同窓生、編集委員など46名が参加した。
発起人あいさつで、ふみあと編集局代表の黒澤敬三氏(Ⅱコース9期生)は、学園創立者である祖父・黒澤酉蔵翁に触れ、昭和42年発行のⅡコース農ゼミ研究集録に掲載された寄稿文「短大二部は実質的中核」を紹介。「わが酪農学園は北海道をしてデンマーク以上の理想郷とするために創立したものである。前述の使命を達成するため実学と科学の教育を並行して行う真の実学教育が必要である。この要請に応えるため冬は大学に学び夏は営農に従事する、実学と学問を併せて行う制度を創設した。これが短期大学第二部の建学の精神である」。このような学園創立者の想いに応えた1~20期までのⅡコース生の教育展開、人格形成に深く関わった人間関係、実社会での活躍などを集大成した記念誌である。また、編集過程で多くの同窓生から寄せられた記念誌発刊への熱い想いが詰まったⅡコース生全員で作り上げた記念誌といえる。学問と実学を併せて行うという黒澤酉蔵が目指した実学教育の一端を記録として後世に残すことができた、と寄稿者、座談会参加者、取材者、編集担当者らへの感謝を述べた。
ふみあと会代表の山川勝氏(1期生)は、同窓生としてこのような立派な記念誌を作られたことに感謝をしたい、また黒い本表紙は当時の学生会機関誌〝心友″を思い起こし感慨深いと話された。
祝辞を述べられた仙北富志和酪農学園長は「教育とは習ったものをすべて忘れた後に残るものだ、それが教育なのだ」との言葉を紹介し、Ⅱコース卒業生の存在はその成果そのものだと話された。ふみあと会設立についても、閉校から30年経ってこのような同窓生の交流の場を作られたことに敬意を表する、今後の展開に大いに期待したいと述べる。
その後、栃木県小山市から駆け付けた牧師の髙江洲パウロ良次氏(3期生)による祝杯で祝宴に入り、47年振りの再開に感激する姿、思い出話や近況報告に熱が入る姿など年齢の壁を超えてⅡコース同窓生の交流が続いた。
Ⅱコース愛唱歌ふみあと合唱では、昔の乙女4人、伊藤八重子さん・古屋良子さん(3期生)、春木小夜子さん(11期生)、山岸厚子さん(13期生)が登壇、作詞者の伊藤三七男氏をステージ上に呼び寄せ全員で合唱、あまりの懐かしさに感慨に浸る姿が印象的であった。
最後にⅡコース最後の卒業生、湯浅恵次氏(20期生)がⅡコース生全員の健闘を期して締めの乾杯を行い祝賀会の幕を閉じた。
一方、祝賀会に先立って開催されたⅡコース「ふみあと会」の設立総会では①Ⅱコース同窓生の親睦交流を目的とする。②会員は卒業に拘わらずⅡコース入学者とするなどの会則を決めた後、初代会長に山川勝氏、副会長に黒澤敬三氏(9期)、炭谷輝男(5期)、中川修氏(3期)、会計泉澤章彦氏(16期)、監事古川豊記氏(5期)、中村宗悦氏(13期)、各期理事などの役員を選出した。活動予定では、役員任期の3年をめどに親睦交流会を検討したいなどの方針が示された。 (文責/炭谷輝男)
謹啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私たちの恩師筒井静子先生が、今春3月をもちまして、酪農学園大学での定年退職をお迎えになります。
つきましては、筒井先生への感謝と慰労、そして今後の更なるご活躍を祈念する会を下記のとおり開催する運びとなりました。皆様お誘いの上、ご来会くださいますようお願い申し上げます。敬具
記
1. 日 時:2016年4月16日(土)午後5時~
2. 会 場:札幌グランドホテル(札幌市中央区北1条西4丁目)
3. 会 費:10000円(お連れ様:8000円、お子様:ご相談)
*なお、準備の都合上、お手数ですが2月20日(土)までに出欠を下記アドレスまでご連絡お願いします。
e-mail : shojifujiu@yahoo.co.jp
お問い合わせ先:食物利用学研究室(011-388-4733)
事務局:丸山
短大Ⅱコース記念誌「ふみあと」編集委員会報告
12月16日午後5時30分から新さっぽろアークシティホテル3階において、最終回となる「ふみあと」編集委員会が開催され、編集関係者13名が出席した。
最初に記念誌「ふみあと」の完成披露、配布状況、在庫対応等について、堀内信良短大同窓会長(編集長)から概略報告が行われ関係者で協議した。なお、今後の配布先として学内関係部署やⅡコースの不明者等も追加することが了承された。また記念誌DVDは「酪農学園同窓会」HPで限定公開することも了承された。
その後、炭谷輝男編集局長より「ふみあと」作成にあたり、体裁、表紙色等編集上での工夫や内容についての説明が行われた。
編集委員会終了後は同会場において懇親会が開催された。挨拶に立った仙北富志和学園長(編集委員会顧問)から編集委員にお礼が述べられた。また野村武同窓会顧問は企画を提案したものとしてすばらしい記念誌を作成いただき感謝していますと述べた。野村顧問の乾杯の音頭で懇親会が開始された。
この後は、「ふみあと」作成に原稿をお寄せいただいたⅡコース同窓生による完成披露の同窓会が2月に開催される予定とのことでした。
懇親会は和やかな歓談を経て、黒澤敬三短大同窓会副会長(代表)の乾杯でお開きとなった。
「ふみあと」は短大Ⅱコース卒業生全員と学園関係者に配布されましたが、未着の方は「酪農学園同窓会」までご連絡をお願いします。
『ふみあと』酪農学園短期大学第Ⅱコース20年の軌跡が酪農学園大学短期大学部同窓会から出版されました。
短期大学部Ⅱコースの開学50周年の節目を記念して、Ⅱコース記念誌編集委員会「ふみあと」編集局が編集したものです。
装丁はハードカバーで194P 31cm 非売品 デーリィマン社製作協力。
入手を希望される同窓生は、郵送料350円分の切手を添えて下記の同窓会事務局までお申込み願います。なお、本学短大Ⅱコースの卒業生全員にすでに発送が終了しております。ⅡコースOBでまだ届いていない方がおりましたらお知らせ願います。
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582 酪農学園同窓会事務局 宛 tel 011-386-1196
野田修平画伯都展出展入選
枯葉の舞う晩秋、今年は例年になく気温の高い11月、上野の杜で18日から24日まで第51回都展(東京都都民美術展)が、東京都美術館で開催されました。
今回も、野田修平画伯(短大6期卒・関東甲信越地区及び東京都支部顧問)が出展され「評議員賞」を受賞されました。 出展作は100号で「千年の勇姿」であります。
関東甲信越地区と東京都支部共催で鑑賞会を20日に開催いたしました。参加者一同、雄大な美しい桜の勇姿に見とれてしまいました。
鑑賞会後は、野田画伯を囲んで上野駅近辺のお店で和やかな懇親の席となりました。 (文責 須田 利明)
酪青研 平成27年度最優秀賞(黒澤賞)を短大OB別海町本田憲一さん受賞
日本酪農青年研究連盟(山本隆委員長)主催による第67回日本酪農研究会が去る11月18日福岡市ヒルトン福岡シーホークを会場に開催され、短大OB(北海道文理科短大 酪農科39期)本田憲一さんが最優秀賞(黒澤賞)に選ばれた。
本学の創立者黒澤酉蔵翁に因んで受賞される最優秀賞(黒澤賞)が酪農育英会理事長の仙北富志和学園長から授与された。
本田さんは東根室地方連盟代表で「日々是新」と題して発表した。低コスト草地型酪農に転換しての経営改善の好成績が評価されての受賞となった。
秋の叙勲で本学OB2名が叙勲。
神保正志氏(大学農業経済学科3期1966年卒)(71歳)(元農水省大臣官房統計情報部課長)(江別市東野幌在住)は2015年度秋の叙勲で瑞宝小綬章を受賞しました。
土谷令次氏(短期大学酪農科7期1957年卒)(80歳)((株)土谷製作所会長)(日本金属プレス工業協会副会長)(札幌市中央区在住)は同叙勲で旭日双光章を受賞しました。
おめでとうございます。
酪進会開催報告
2015年10月23日札幌市「すみれホテル」にて、酪進会を開催した。酪進会は、酪農学科家畜管理・行動学研究室の卒業生の会として1982年に結成され(結成には、西埜教授と東助手、近藤元講師および卒業生が尽力)、酪農学科の研究室体制改組に伴い家畜管理学研究室(干場教授)と家畜行動学研究室(森田教授)の合同の卒業生の会として、4年に1度の総会(冬季オリンピックの年)および毎年2月の卒業生歓迎会(基本的に第3土曜日)、年賀状の会員への送付を中心に活動を行なっている。
2015年10月1日現在での会員数は約800名である。本年は総会の年ではないが、安平町にて開催された全日本ホルスタイン共進会に併せ全会員へ案内状を送付し、酪進会を開催した。
共進会にかかわる(役員、出陳者、展示企業関係者)酪進会メンバーからは、「参加困難」との意見も寄せられたが、可能な範囲で多くの卒業生が集まり、約50名の参加者のもと盛会のうち開催された。
酪進会懇親会では、現役ゼミ生も参加して、卒業生との交流や、当時・現在の研究室の様子に話の花を咲かせていた。短い2時間であったが、2次会・3次会と、懐かしい同窓生との交流の夜はさらに続いていたようである。
午後7時より開催した懇親会では、前田忠規会長の挨拶の後、森田教授による大学の近況説明が資料に基づきあった(当日資料が必要な酪進会卒業生は、smorita@rakuno.ac.jpへ連絡ください)。卒業年次ごとの自己紹介、近況報告があり、最後は、酪農讃歌で会を閉じた。
当日、共進会会場にて出会った卒業生を誘っての参加もあり、昨年の総会でお会いした卒業生や、30年ぶりに再会した卒業生もいて、とても懐かしい会であった。10月25日には共進会場を訪問して、酪進会では会えなかった卒業生とも会いうことができた。2016年2月20日には酪進会卒業生歓迎会(毎年2月開催)が、2018年11月には酪進会総会が予定されている。名簿も整備が進み、会の開催が楽しみである。 (森田茂)
写真の紹介
写真1 前田忠規(17期) 酪進会会長による開会挨拶
写真2 西川 求(1期)さんは研究生修了者として参加。
写真3 現役学生も参加し、卒業生との交流、過去・現在の大学の様子を語り合う。
写真4 久しぶりの、同期生との再会
写真5 第52期(学類1期)による卒業同期生(アバウト含む)ごとの自己紹介・近況報告。恒例の行事になっている。
写真6 33期および34期卒業生による合同自己紹介・近況報告。
写真7 17期卒業生の自己紹介・近況報告。
写真8 酪進会懇親会の最後に、肩を組んで、「酪農讃歌」を熱唱。
酪農学園同窓会 in 全共開催報告
全日本ホルスタイン共進会(10月23日から26日)参加OBを歓迎する目的で、24日(土)午後6時から新さっぽろアークシティホテルを会場にして「旧家畜飼料学・家畜栄養学研究室」と合同での「酪農学園同窓会 in 全共」が開催され、学園関係者や大学、短大、高校のOB等が全国から約60名が出席した。
学園から竹花一成大学長、榮忍高校長、永田享後援会常務理事、堂地修教授にご出席いただいた。家畜飼料学研究室から楢崎昇名誉教授、安宅一夫名誉教授、野英二教授等が出席。同窓会からは野村武顧問、小山久一会長、事務局が出席した。
この同窓会には「旧家畜飼料学・家畜栄養学研究室」のOBが本州から多くご出席いただいた。齊藤達雄同窓会栃木県事務局長はじめ全共出席者や地元の札幌支部から下田尊久支部長、中山博敬事務局長にもご出席いただいた。
会は野先生の総合司会で進行した。まず、小山久一同窓会会長の主催者挨拶のあと、ご来賓を代表して竹花学長、榮校長が歓迎のご挨拶が行われた。その後、西田丈夫氏(研究室OB会長)の祝杯により祝宴に入った。
楢崎先生から近況報告交えた心温まるスピーチを頂戴したのち、2次会に向けての資金?のための研究室恒例のオークションが北口雄大氏の司会で行われ大いに盛り上がりました。出席者は和やかな雰囲気の中で久しぶりの恩師との再会を楽しんでおり、先生もお喜びの様子でした。
記念撮影のあと、恒例の酪農讃歌が全員で方を組んで合唱し、野先生の閉会挨拶で同窓会を終了した。
その後、「旧家畜飼料学・家畜栄養学研究室」OB会は、同ホテル2階レストランに会場を移動して2次会が開催され、夜の更けるまで続けられたようである。
第14回全日本ホルスタイン共進会における酪農学園同窓会開催のお知らせ
(旧家畜栄養・飼料学研究室との合同開催)
平素より同窓会活動にご協力を賜り、お礼申し上げます。
さてこの度平成27年10月23日~26日の間、北海道安平町の北海道ホルスタイン共進会場において、第14回全日本ホルスタイン共進会が開催されます。
この共進会には全国各地から酪農学園同窓生が参加しています。この機会に旧家畜栄養・飼料学研究室との合同による酪農学園同窓会の開催を下記のとおり企画いたしました。
皆様にはお繰り合わせのうえ、また同窓生お誘いあわせのうえ、ご出席いただければ幸いです。
PDFはこちらから⇒全共パンフ
記
日 時:2015年10月24日(土)午後6時00分~
会 場:「新さっぽろアークシティホテル」
札幌市厚別区厚別中央2条5丁目6-2
TEL 011-890-2525
懇親会: 午後6時00分~
会 費:7,000円
出席を希望される方は9月20日までに同封されている返信用葉書に「10/24」「全共同窓会」と明記の上、投函下さい。
お問合わせ先:下記の同窓会事務局まで
TEL011-386-1196 FAX 011-386-5987
e-mail : rg-dosok@rakuno.ac.jp
〒069-8501 江別市文京台緑町582 酪農学園同窓会事務局