「酪小獣 大阪会」は平成28年総会ならびに学術講習会・懇親会を開催しましたので御報告します。
平成28年2月28日午後、大阪コロナホテルにておこないました。酪農学園からは同窓会副会長で酪小獣担当の加藤清雄先生と理事の福山二仁氏にお越しいただき、総会ののち酪農学園大学の前原誠也先生を講師にお迎えし「眼科の基本的な検査と前眼部疾患について」と言う演題で御講演いただきました。この日は天候にも恵まれ、大阪を中心に兵庫、奈良、和歌山、滋賀からも参加者があり、24名集まりました。また、1週間後に酪小獣中国の設立総会を控えた岡山の鳥越秀二先生も遠路はるばる視察を兼ねてお越しになりました。講習会終了後、場所を変えて懇親会がおこなわれました。参加者はさらに増えて32名となり、締めの「酪農賛歌」まで盛大で楽しいひと時を過ごすことができました。
今後の課題としては、近隣府県への連絡情報網の充実が挙げられます。また、会場変更などでさらなる経費削減に努めなければいけません。
最後に、新たに中国地方で発足する酪小獣中国の今後の発展をお祈りします。
これはおまけですが、翌29日は北海道が記録的な暴風雪に見舞われ航空便は軒並み欠航となり、北海道からお越しいただいた先生方は1日大阪で足止めか、と心配しましたが、午後に一時的な天候の回復があり、運良く再開した便に無事乗ることができてお帰りになりました。(文責 事務局長 泉谷泰弘)
2016年3月6日岡山国際交流センターにて酪小獣中国の設立総会および記念公演を開催いたしました。酪小獣としては最後の地域となった中国地方での開催を実現することができました。
設立総会は鳥越会長の挨拶から始まり、川上副会長を議長として会則の確認や役員会の決定、2016年度の活動予定が確認され、E-learningシステムの説明が山下教授よりなされました。
記念講演会に関しては、同窓生だけでなく他大学出身者の方も参加可能とし、同窓生18名・他大学卒業生11名の方が講演会に参加していただけました。
山下教授による心肺蘇生のガイドラインという内容のセミナーで、多くの質問があり非常に有意義な講演となりました。
(文責 事務局長 大石太郎)
平成28年1月吉日
各位 殿
酪小獣中国(仮称)設立総会開催のご案内
酪農学園大学獣医学科も創設50年となり各界に多くの人材を輩出しておりますが、特に近年は卒業生の40〜50%が小動物臨床の道に進む傾向にあることから、近隣のみならず県域を超えて同窓生の交流を図るとともに、知識・技術の向上を通じて広く社会に貢献することも求められてきています。
全国的には地方ごとに集まり(酪小獣)が随時結成されてきており、中国地方の組織化が遅れている状態となっています。現在中国5県には小動物臨床関連の同窓獣医師が約80名いることから、このたび酪小獣中国(仮称)を立ち上げる運びとなりました。
つきましては、下記により酪小獣中国(仮称)設立総会ならびに記念講演会を開催いたしますので、多数参加していただき交流の輪を広げていきたいと考えております。来賓としては大学から役員が参加の予定です。
なお、出欠の返信は同封の返信用葉書により2月20日(土)までにお願いします。 なお都合により設立総会のみご出席の場合はその旨を記載願います。
*会員登録した先生方には酪大動物病院作成のe-learning教材視聴が可能となります
―ネット配信のためメールアドレス記入が不可欠ですので必ずご記入願います。)
記
1 日時:平成28年3月6日(日)
12時30分〜13時00分 酪小獣中国(仮称)設立総会
13時30分〜16時30分 記念講演
2 場所:岡山国際交流センター8階 イベントホール
〒700−0026 岡山県岡山市北区奉還町2丁目2−1
TEL:086−256−2905
3 内容:酪小獣中国(仮称)設立総会および記念講演
講師:山下 和人先生(獣医学群獣医学類教授)
演題:「より安全で痛みのない獣医療を目指して〜犬猫の心肺蘇生ガイドライン」
4 講演会会費:3000円
5 懇親会について 記念講演後、同窓生のみでの懇親会を行います。
場所:Ryoutei
〒700−0026岡山県岡山市北区奉還町2−5−23
TEL086−214−3313
会費:5000円
以上
発起人 鳥越 秀二(岡山)
坂本 哲郎(広島)
川上 修五(島根)
山根 誠一(鳥取)
市岡 貴典(山口)
大石 太郎(岡山)
田村 洋次郎(広島)
水落 晶(岡山)
谷本 ひとみ(広島)
平成27年12月24日
「酪小獣 大阪会」会員 各位
会長 山崎 良三
平成28年総会開催と学術講習会・懇親会開催について(お知らせ)
拝啓 師走の候、会員の皆様におかれましては御清栄のことと存じます。
さて、平成28年総会と学術講習会・懇親会を、下記の要領で開催いたしますので、御案内申し上げます。
御多忙中恐縮ですが、万障お繰り合わせの上、御出席賜りますようよろしくお願いいたします。取り急ぎ、お知らせまで。 敬具
記
日 時:平成28年2月28日(日)午後1時30分~5時
場 所:大阪コロナホテル
大阪市東淀川区西淡路1-3-21(新大阪駅より徒歩約5分)
総 会:午後1時30分~午後2時
講習会
時 間:午後2時~午後5時
講 師:前原 誠也 先生(酪農学園大学 伴侶動物内科学Ⅰ 准教授)
演 題:「眼科の基本的な検査と前眼部(眼瞼・結膜・角膜)疾患について」
参加費:3,500円
懇親会
時 間:午後5時30分~午後7時30分
場 所:中国料理「ファンファン」
大阪市淀川区宮原4-3-9アザドビル3F(イーグルボウル)
(新大阪駅より北西に徒歩約5分)
参加費:6,500円
その他
懇親会のみの御参加も結構です。参加費は当日、会場でお支払いいただきます。
参加御希望の方は、2月20日(土)までに事務局にEメールで御連絡下さい。
準備の都合がありますので、必ず事前連絡をお願いします。
問合せ
事務局 泉谷 泰弘(いずたに やすひろ)
599-8273 堺市中区深井清水町3493-2 深井動物病院
TEL&FAX 072 ( 279 ) 9508 携帯 090 ( 7347 ) 8329
Email fukaiah@sakai.zaq.ne.jp
以上
12月6日(日) 第4回 酪小獣 九州ブロック診療技術研修会が福岡市 ホテルクリコート博多 にて開催されました。
講師には 酪農学園大学獣医臨床腫瘍学研究室 廉澤 剛教授が、そしてご来賓として福山二仁常務理事にご出席いただきました。
列車事故など直前のトラブルがありましたが、予定通り19名の会員がほぼ時間通り参加でき13時の定刻に開会されました。
大桑氏の司会進行により大久保氏の開会の辞につづき福山常務理事より学園の近況報告をいただきました。
次に廉澤先生の講義に入り、はじめに「なぜアグレッシブな外科医になったか」について、それまでの集学的治療では再発や転移する率が高く、外科的根治治療をめざしてより広範囲な根治的切除を実施するようになって治療成績が向上してきたことを多くの症例を提示しながら説明していただきました。
広範囲な根治的切除に伴う課題についても外科侵襲に継発する生体への悪影響を分子レベルで解説され、今後のがん治療の展望についても免疫療法、分子標的療法等々について現在動物医療でも実施されつつある方法について詳しく解説をいただきました。
後半には肝臓腫瘍の診断と治療についての解説があり、とくに肝葉切除の実際について、剣状軟骨の一部を切開することによって胸腔の陰圧を解除することと栄養血管等の処理の順番を順守することによってより安全に実施可能なことを動画も交えて詳細に説明していただきました。
明日からの診療にすぐに役立つ多くの情報を知ることができて会員全員が満足しているようすで、予定時間を超える活発な質疑応答のあと終了となりました。
ひきつづき富澤氏の発声により懇親会が開会され和気あいあいとした雰囲気の中で、学園の近況や同窓生同士の近況についての話に花が咲き、市岡氏の「笑って三笑」によって閉会となりました。(文責 田中 巧一)
酪小獣東北 会長 9期 後藤 忠彦
酪小獣東北の設立総会ならびに小動物研究会が11月15日(日)に松島「ホテル大観荘」で催され、皆様のおかげで東北にも酪小獣を立ち上げることができました。
<設立までの経緯>
設立の準備は6月から取り掛かり、まず東北6県の獣医同窓会支部長に趣旨説明と発起人受諾をお願し、同時に実務を取り仕切る実行委員の推挙を依頼することから始めた。次に、名簿作りのため、発起人・実行委員の役員を中心に同窓生の所在把握に協力いただき、東北地方には小動物臨床に携わる者(開業、勤務含めて)が約80名ほどいることを突き止めた。
開催場所はいくつかの候補の中から松島「大観荘」(松島町会議員 櫻井靖氏 酪農学科卒の紹介)を選び、参加人数は未定だったものの「大は小を兼ねる」とばかりに100人収容の会場を8月に予約。松島を選んだ最大の理由は利便性(JR東北本線、石巻線の2線の他、三陸有料道路も繋がっている)で、ホテルも小高い山の上に孤在しており、松島湾が一望できるということで決定。さらに、参加者の観光をも考慮し、総会開催の11月中旬は、まださほど寒くもないし、時間があれば「松島の内海に浮かぶ島々が織りなす晩秋の景観」と「瑞巌寺や円通寺の赤や黄に埋め尽くされた紅葉」を見るのも一興と判断した。
研究会の講師はあらかじめ伴侶動物医療学教育分野・画像診断学の中出哲也教授に依頼していたので、おおよその方針が決定した8月初旬に役員会を招集して(参加:後藤忠彦9期、大江通11期、佐々木泉13期)検討を重ね、出席できなかった役員にはメール報告で了承していただいた。
開催案内の郵送ならびに出欠の取りまとめは酪農学園同窓会事務局のご厚意によるものだが、さらに参加者を募るため、10月岩手県開催の東北地区獣医師大会でもアナウンス(多田洋悦氏9期の発案)してもらうことで周知の徹底に努めた。
<参加人数>
その結果、参加したのは総会および研究会21名(来賓1名、講師1名、資料に広告掲載のディーラー3名を合わせると総勢26名)、そのうち懇親会参加者19名、宿泊11名でした。参加者には全員に吊り下げ式ネームカード(卒業期・氏名・病院名を前もって印刷済)を渡し、初対面でも相手が分かるように懇親会まで付けてもらうこととした。参加者内訳は獣医師会別に仙台市6名、宮城県6名、福島県4名、岩手県2名、山形県2名、青森県1名です。特に遠い青森県横浜町(下北半島の頸部)から駆けつけてくれた沢谷航一氏13期には遠路ようこそ松島へ!と心から感謝を申し上げたい。
<会場設営>
受付、案内、写真、機材などの係をあらかじめ決めて当日の対応に当たったが、受付担当(小形はるみ氏12期、安藤太氏 25期、熊谷正志氏 28期)には会計もお願いしたので集計に煩わせたことと思います。
さて、確保した会場は100名収容のホール(結婚披露宴用)なので21名の出席者には贅沢な空間であり、テーブル・椅子をどのように配置するかで苦心した。しかし、当日の朝からの小雨は昼近くには上がり、午後にはかなりの気温上昇となったために湿度もあがり、無駄に広いと思われた空間が快適な空気の流れを作ってくれたので、かえってよかったかも知れません(広い会場バンザイ・・・か!)。
<総会>
円滑に議事を進めるため(多くは顔を合わせるのが初めての面々なので)、事前に別室で役員会を開き、進行手順や議決案件について打ち合わせをしてから総会に臨んだ。
総会は初めに発起人代表の後藤忠彦(9期)が酪小獣設立の趣旨説明ならびに小動物獣医師の置かれている状況について話をし、次いで来賓の福山二仁(3期)学園常務理事から、同窓生連携のもとに成り立つ酪小獣が酪農大学の発展と名声の礎になることを期待する旨の激励のお言葉を頂戴しました。
総会は議長に久保明氏(4期)を指名し、大江通氏(11期)の司会で議事を進めた。
まず、会則(別添)の制定を議題とし、
(1) 役員は発起人・実行委員を軸に参加者の中から選出。
(2)会計年度を7月1日から6月30日とし、総会は7月に行う。
(3)次回開催は再度仙台担当で行うなどを満場一致で可決した。
その他の追加説明として、酪小獣会員は診療・手術・セミナー等の映像を教材としたe-learningの視聴ができる旨の説明が事務局からあった。
<小動物研究会>
同じ会場にて中出哲也教授により大学の近況・施設状況についてスライド説明を受けた後、「間違いやすいX線像」と題して日常的に小動物臨床獣医師が出会う症例について貴重な講演をいただき、質疑応答を受けた後、平忠男氏(9期)の閉会の辞で幕を閉じた。
懇親会まで多少の時間があったので、各人部屋にもどって浴衣に着替え,風呂に入ってから酒宴の会場に入った。もちろん泊まらない方の分も浴衣を用意し、入浴していただけるように手配した。
<懇親会>
懇親会は和膳での会食で、佐々木泉氏(13期 )の進行により、後藤忠彦会長(9期)、福山二仁常務理事(3期)、中出哲也教授(12期)の順に挨拶があり、沢谷航一氏(13期)の乾杯の発声で酒宴に入った。同窓生は学年が違えど、どこかで話が繋がるので話題に事欠かず、和やかな雰囲気での懇親会となった。中締めはまだまだ元気な鈴木浩介氏(29期)にお願いし、例のごとく酪農賛歌を歌ってお開きとした。部屋に戻っても酒宴は続いたが、中出教授が床に就くのを見計らって散会した。
時計の針は25時を過ぎていました・・・。
「― 次の開催は来年7月 また仙台・宮城チームが担当します ―」
東北在住の小動物開業・勤務医の先生方 酪小獣東北に入会しませんか!
(文責 9期 後藤忠彦)
平成27年度 酪農学園「緑風会」道東支部合同研修会・教育懇談会報告
10月31日(土)中標津農業高校で「緑風会」道東支部の研修会が開催された。本学からは教職担当の岡田正裕先生と入試課加藤の2名が出席した。研修会出席者は16名。岡田先生からは「農業教育のあり方」という演題で講演をいただく。
農業高校出身学生の傾向分析や、学習指導要領、農業教育のねらいやプロジェクト学習について解説していただいた。その後入試課加藤より本学の入試制度について説明。
その後町内のしいたけ栽培の株式会社日翔を訪問した。(文責 入試部入試課 加藤 浩)
2015年度 酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告
標記の総会等は平成27年10月18日、愛知県JR名古屋駅前の「ウインクあいち」(愛知県産業労働センター)11F1109会議室を会場に、ご来賓には学園常務理事の福山二仁氏、研究会講師には本学獣医学群伴侶動物外科学Ⅰ准教授の井坂光宏先生をお招きし午後1時~5時の4時間に亘り開催しました。
総会は、永井勝会長から1.第1回酪小獣全国会議が学園東京事務所で開かれ、全国会議を毎年開く事が決議された。2.獣医科卒業生の子弟枠制度の新設要望書は本年4月に大学の学長、獣医学群長、獣医学類長へ提出された。3.関東東北大水害被災病院義援金は本日参加された個々人の任意で行い、全額を関東地区の白樺会事務局へ送付する等の報告と要望が有った旨の挨拶がなされた。
加藤正木事務局長からは、1.報告事項①平成26年度の事業報告(研究会:獣医学群伴侶動物内科学Ⅱ玉本隆司助教による「腎疾患の診断と治療」) ②附属病院臨床教材ライブラリの配信(外側耳道切除・直腸粘膜引き抜き術・各施術のスライド・胸骨縦切開による胸腺腫摘出手術・肥満細胞腫広範囲切除) ③付属図書館文献複写サービス(未所蔵文献も取り寄せ可能)について ④その他として学長解任にあたり竹花一成(獣医11期)学群長が8月26日から新学長に就任された等々報告の後、2.審議事項に入り ①昨年度の収支決算について ②本年度事業計画(本日の研究会) ③地塩会の運営 ④連絡網の見直しの審議に入り事務局案が決議された。
小動物臨床研究会は、井坂光宏先生が ①安価にできる椎間板ヘルニア手術(胸腰椎) ②心臓超音波検査の基礎(B/M)の2題についてプロジェクターを用い76枚の図表を駆使されて、分かりやすく丁寧に講義された。
井坂先生は本学獣医学科30期同窓生で卒業後は北海道大学大学院医学研究科、高次診断治療学を専攻の循環器外科の医学博士です。大学院終了後は、日本やアメリカなどで小動物の一般診療や獣医循環器系の実学研究等を研鑽され、本年4月から母校の准教授として活躍されています。
講義の内容は、演題にある疾病のCT,MRIの画像による治療の指針や治療法の検討を如何になすかが話され、とても有意義でした。先生は並み居る同窓会の先輩兄姉に気を遣いながらの講義されたので、さぞやお疲れになったことと拝察しました。
懇親会は午後5時から7時までの2時間でしたが、福山二仁常務理事が学園の近況についてお話しされた後、乾杯で始まり酪農賛歌で恒例とおりに散会しました。
参加者のご厚意をいただいた義援金は、10月23日名古屋市中区役所の1Fロビーにて地塩会監事 藤田実氏の立会いのもと募金箱を開封し,10月26日に白樺会へ送金されました。 (文責:永井 勝)
第18回白樺会セミナー開催報告
9月13日、第18回白樺会セミナーが酪農学園東京オフィスにおいて開催されました。
セミナーは平賀武夫先生による「正常な発生と異常な発生-ウシ・ニワトリ・ゼブラフィッシューおまけに野生鳥類」と上野博史先生による「犬猫の脳脊髄疾患を疑う症例へのアプローチ」の2題。
それぞれ2時間の熱の入ったご講演。両先生ともはじめに獣医学教育の現況を紹介されました。印象的だったのは平賀先生によるパワハラ教育の指摘。パワーポイントで消化しきれないほどの沢山の情報を提供し、膨大な情報から試験問題を作成していることはハラスメントになるのではないかとのご指摘。そのようにならないように教育に気を遣っているとのことでした。
上野先生は4年終了時に実施される獣医学教育新制度の共用試験について、共用試験に合格しないと5年生以降の参加型実習を受けられないことなどが紹介されました。その後の専門のお話も平賀先生の奇形発生のメカニズムや上野先生の神経疾患が疑われる症例の原因追及を行う鉄則など、参加者は熱心に耳を傾けておりました。
残念なことに関東・東京合同地区獣医師大会開催と日程が重なってしまい、参加者が例年より大分少ない状況でしたが、4時間にわたる充実したセミナーで、その後の懇親会も少数精鋭でじっくりと語り合うことができました。(文責:加藤清雄)
酪小獣四国講習会開催報告
去る9月5日、高知県獣医師会館を会場にして酪小獣四国講習会が開催されました。愛媛県開業の井野寛之先生に膝の疾患についてご講演いただきました。12名が参加され,講習会後に懇親会も開催しました。
井野先生のご講演は、前十字靱帯断裂と膝蓋骨脱臼に関してお話いただきました。これらの診断と治療について詳細にご講演いただきました。参加者からは多くの質問があり,質疑応答も盛り上がりました.
講習会終了後の懇親会は,高知県ならではの皿鉢料理を囲んで参加者全員が懇親しました。楽しい時間でしたので,短時間に感じる2時間でした。(文責 香川県 四国動物医療センター 入江充洋)