2014年夏 心の旅 -その3-
時代の差はあったが話がはずんだ。
釧路市街を過ぎ厚岸のあたりから又霧が濃くなってくる、納沙布岬に着いた頃にはやはり霧で歯舞諸島はおろか足元も見えなくなっている。翌朝風連湖から別海町の通りたかったパイロット国道を通過して摩周湖へ向かう。これが別海の牛乳だ!!うまい!! 摩周湖は霧もなく一望できた。次の目的地の屈斜路湖でコタン露天温泉に入る、気持ちが良い。川湯温泉を過ぎ小清水町道の駅さっつるで車中泊。
翌日はいよいよ昔熊が出て危険とあきらめて行くことが出来なかった知床である。じっくり回るつもりで斜里町から根北峠を越えて標津町のサーモンパークを見学する。その後野付のおだいとう、と野付岬にあるトド原を見に行く、立ち枯れのとど松が減ってきている様な気がした。来た道を引き返して羅臼町へ向かう、途中で鹿が飛び出してくる、さすが知床の入口 安全運転!
羅臼より知床峠を横断して本日の宿ウトロの国民宿舎 桂田さんに到着毛ガニがうまい。夕日も綺麗、温泉も気持ちが良い、ビールもうまい、最高言う事無。翌朝予約してある観光船で知床を海から見学、やはり素晴らしい。ウトロで昼食、凄いボリュームのエビフライが出て来る、旨い店の前で客が並んでいる。
餌のおねだり北キツネも。知床五湖よりカムイワッカの滝へ11kmの地道を走り念願のカムイワッカの滝の温泉へドッブン。名残惜しい知床を後に網走へと走る。途中小清水の原生花園で昔の写真の前でパチリ!原生花園以外はすっかり変わっていたが、当時の写真の場所はすぐに見つかった。
次は網走湖の呼人浦で又昔の写真を取り出して撮影場所を探すがなかなか見つからず、湖畔に下り場所を確認する。本日はここでキャンプ予定のための道内で初めての本格的なキャンプの設営の準備を済ませて、隣のキャンパーへ挨拶に行く。今夜は2組だけの様だ、暫くするとお隣さんよりお誘いがあり夕食をご馳走して頂き夜の更けるまで色々と教えていただき、連泊を進められるが丁重にお断りして再会を誓って眠りにつく。気持ちの良いご夫婦で見習いたい。まさか昔の写真の私の探していた呼人浦で、こんな素晴らしいご夫婦に遭遇し名前の通り呼んで頂けるなんて、感謝です。
翌朝少し前日の酒が残っているのでスタートはゆっくりとサロマ湖のワッカ原生花園を目指す、園内は広すぎる為に自転車をレンタルして見て回って10km位走った。7月5日~6日より始まる枝幸かに祭を見るため上湧別チューリップの湯 道の駅を出発。途中紋別の日の出岬温泉は見るだけで通過。7月4日かに祭前日に枝幸ウスタイべ岬キャンプ場に着くがすでに会場は全国からのキャンピングカーで溢れていた。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂樹)