第68回国民体育大会ソフトボール競技会応援に参加
秋の紺碧の晴天の下で、9月29日「スポーツ祭東京2013」少年女子ソフトボール大会が「あきる野市民球場」で第一回戦第三試合、北海道(とわの森三愛単独チーム)と長崎県で開催された。
応援には今年3月に卒業したOGから72歳までのOG・OB達約30名と、静岡県から北海道までの父兄合わせて60名程が熱戦を応援した。
七回まで1対1で、延長タイブレークに入り、八回に先攻の長崎に1点先取され、その裏、北海道が二塁ゴロで走者が三塁から本塁に突入ベース上で微妙な判定で2アウト。残念ながら惜敗した。
試合後選手たちと記念撮影(父兄等遠慮し集合に全員が写真入らず残念)、惜しみながら再会を誓い別れた。 (文責 酪農学園関東甲信越地区同窓会副会長 後藤 久雄)
マルコ寮同窓会開催報告
ホームカミングデーの夜、卒業生が開いている札幌の寿司屋で小さな集いがありました。マルコ寮の古希を祝う集いです。
遠くは大阪、千葉から19名の仲間が集まり、寮監の楢崎先生、寮母の山崎さんもご不自由な足をものともせず、かけつけてくださいました。アルコールが体にたまるとともに、それぞれがたどってきた人生模様を語る昔話に花を咲かせ、おおいに盛り上がり、時間を忘れるほどの集いになりました。
マルコ寮は1960年ころから 1970年頃まで続いた寮で、オンボロ木造二階建てで隙間風が入り、冬の吹雪の日には まくら元に雪がたまっていたという逸話がある寮でした。そんな寮で1、2年間「同じ釜の飯をくった仲間」はまさに兄弟以上の仲間になっていました。授業をサボり原始林で「こくわの実」をとって食い、尻がかゆくなってひどい目にあったこと、仕送りがおくれたときはアルバイトに付き合って助けあったことなど 懐かしいむかし話は尽きることなく飛び出してきました。
あれから50年、12名の仲間が天に召されました。ご冥福をお祈りします。
( 文責 名久井忠)
昭和44年卒酪農学部同期会開催報告
9月27~28日(金・土)18:30から定山渓ホテルにおいて13名の参加者により標記の同期会を開催した。酪農学園から仙北富志和学園長。恩師では太田一男元教授、篠原功助教授にご出席いただいた。
平成19年度より2年毎に開催している同期会であり、本年は9月28日の学園創立80周年に合わせての挙行とした。
参加者は13名と少なめであったが、仙北学園長、太田、篠原各恩師にご出席をいただき、熊本(岡本)、広島(高蓋)、山梨(勝村)の本州組、酪農繁忙期の洞爺(塩野谷)、赤井川(山中)等それぞれの熱意で参集した。
前年、突然他界された原田元学園長(毎回出席)や同期面々の黙祷に始まり、仙北学園長のご挨拶を頂き、新学群の状況を把握し、太田先生の音頭で懇親会がスタート。
入試アドバイザーの高蓋氏より募集活動の現状説明、学園80周年DVDの鑑賞、篠原先生の万歳三唱と旧知の現況や健康維持等、深夜に至る二次会迄熱い友好を深め、次回、関東地区開催の計画を確認しながら、翌朝、互いの再会を誓いながら散会した。(文責 堀 文雄)
酪農学園大学短期大学部閉校記念碑除幕式報告
短大は1950年に開学し、これまで9,487名の卒業生を輩出してきたが、2012年3月末をもって62年の歴史に幕を閉じた。
今年2月15日に開かれた短大閉校記念式典において、建学の精神である黒澤酉蔵翁書の「健土健民」を碑文とした記念碑目録が短期大学部同窓会より贈呈されていた。このほど幅3m50㎝、高さ2m10㎝の記念碑が完成し、9月28日(土)11時から同窓生会館前庭において、除幕式が約150名の出席者により開催された。
式は伊藤真美学務部長の司会で進行。麻田信二酪農学園理事長は挨拶の中で「短期大学関係者のご苦労の上に今日の酪農学園がある」と感謝の言葉を述べ、堀内信良短期大学部同窓会会長は「酪農学園短期大学存在の証として「健土健民」の記念碑をお贈りし建学の精神の啓発に役立てて頂きたい」と述べた。
藤井宗教主任による聖書朗読では、「詩編」126編Ⅰ-6節から、「涙と共に種を蒔く人は喜びの歌と共に刈り入れる。種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は束ねた穂を背負い、喜びの歌をうたいながら帰ってくる」と読み上げ、祈祷を捧げた。
除幕は学園関係者と同窓会関係者によって行われ、最後に酪農讃歌を全員で合唱して式を閉じた。
酪農学園創立80周年記念講演会を開催
酪農学園創立80周年記念礼拝・記念講演会が9月28日(土)、黒澤記念講堂で行われました。記念礼拝が藤井創宗教主任の司式で捧げられたのち、記念講演会が行われ「田中正造翁の今日的意味~黒澤酉蔵氏との出会いも含めて」と題して、栃木県の作家、水樹涼子氏が講演し、約250名の参加がありました。
本学創立者の黒澤酉蔵は、16歳の時に日本初の公害事件と言われる足尾銅山鉱毒事件を知り、直ちに学生視察団に加わり、鉱毒被害者救済運動に参加。20歳までの4年間、田中正造に直接師事しました。後に黒澤酉蔵は「私の一生を支配する根本的なものの考え方は田中先生に負うところが非常に大きいものであります」と言い切っています。
講演で水樹氏は、今回の講演に至るまでの経緯、田中正造の人物像、黒澤酉蔵と田中正造との出会いから、黒澤酉蔵がその教えを建学の精神とし酪農学園創設までの活動について話しました。
田中正造が死の直前の病床で「皆、私の病気に同情しているだけで、私のやろうとしていることに理解してくれようとしない。しかし、これはここだけの問題ではなく、人類すべての問題なのだ、天地が滅びれば田中正造も滅びざるを得ない」と何度も訴え続けたことを紹介し、「正造は本当に孤独だった。大勢の人に見守られながらも、その心は荒涼としており、一本のぽつんと立つ野原の大樹のようであったと思う。田中正造をこのまま孤独にしてはいけない」と声を詰まらせました。
最後に「自然はどこまでも大きく、人間はとても小さい。自然環境を守り、共存しながら生きていかなければならない。価値観、人生観、文明観の転換が必要である。その大切な時が今であり、それを知ることが今日、田中正造を学ぶことの意味である」と強調しました。
閉会のあいさつで仙北富志和 学園長は、「私は田中正造の行動が黒澤酉蔵に乗り移ったと考えており、田中正造は足尾で死んでおらず、北海道で生き返ったと言える。今日は酪農学園の源流をたどることができる80周年記念にふさわしい講演だった」と水樹氏にお礼を述べました。(酪農学園公式HPより転載)
とわの森三愛高校2期生(文理科)クラス会開催報告
去る8月17日(土)19時~21時30分、京王プラザホテル2階クラウンルームにおいて、17名の出席により標記クラス会を開催した。
高校を卒業してから20年を経て初めて開催したクラス会。どれだけの人と連絡がとれるかとても不安でしたが、急な連絡にも関わらず、なんと17名もの出席を賜りました。
会中では一人一人に近況報告をして頂き、年月の長さを痛感するとともに、誰もがあまり変わっていない事に驚いたりと、和やかに時が経ちました。最後には泊出先生に今までの感謝の気持ちと、少し遅い還暦のお祝いとして花束を贈呈し、5年後に再び開催する事を約束して盛大のうちに終えました。
多数の出席、本当にありがとうございました。(文責 高橋 克好)
酪農学園大学食品流通学科新体制移行記念同窓会
2013年9月28日(土)18時から新さっぽろアークシティホテル5階アークホールにおいて49名の出席者により標記同窓会が開催された。
学部・学科体制から学群・学類体制への移行に伴い、食品流通学科は、食と健康学類となり主として食品流通学コースへ移行した。
本年度をもって学科組織は最後となるため、学科の卒業生に呼びかけ記念同窓会を行った。
1期生から16期生までの卒業生41名、現職教員8名が出席した。教員の紹介や各期卒業生のスピーチなど大いに盛り上がり、今後の発展を祈念した。(文責 樋元淳一)
第22回ホームカミングデー開催報告
天候に恵まれた9月28日(土)11時30分から第22回を数えるホームカミンデ‐が開催された。昨年より実施している本学関連の食材によるBBQランチを行った。200名を超える方々にご出席いただき、秋の爽やかな1日を同窓生会館前庭で楽しむことが出来た。
ホームカミングデーに先立ち、11時から同会場で短期大学部閉校記念碑除幕式が開催され、全国各地から短期大学OBが式典に集まり、終了後にはBBQランチにも参加していただいた。
この日の食材は、本学元野幌農場肥育された日本短角牛、乳製品製造のアイスクリーム、屯田ファームのウインナー、野村武同窓会連合会会長差入のとうもろこし等々。
会は永田享後援会常務の進行で開会し、野村会長から歓迎のメッセージ、干場信司大学学長、後援会宮田勇会長、貴農同志会井上昌保会長から歓迎のご挨拶を頂戴した。またBGMとしてグルーグラスの演奏もあり、短い時間ではあったが和やかな雰囲気の中で進行した。
このバーベキューランチには酪農学科6期生、短大昭和43年卒業生にも同窓会に引き続きご参加いただいており、多数の恩師もお見えになった。
BBQランチに引き続き、午後1時から学園創立80周年記念事業の一環である記念礼拝(永眠者追悼)、記念講演が黒澤記念講堂で行われ、多くの卒業生が出席した。
また、同日開催イベントとして第2回酪農学園大学収穫感謝祭も行われており、1年生のポスター発表や特別講演等さまざまな催しが行われ市民もキャンパスに足を運んだ。同窓生のお店では「トンデンファーム」、「あいすの家」、「十勝うらほろ高橋農園」にも出店いただいた。
天候にも恵まれ、おいしい食材をご用意いただいた大学生協の方々やお手伝いいただいた同窓生他実行委員各位に厚くお礼申しあげます。