同窓会newsletter「風声雪語」第58号を掲載しました。
詳細はPDFにてダウンロードして、閲覧することができます。
平成31年6月
酪農学園近畿地区緑風会
会 員 各 位
酪農学園近畿地区緑風会
会 長 河 野 雅 晴
酪農学園近畿地区緑風会第6回総会・懇親会について(ご案内)
初夏の候、貴職にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
また、平素より酪農学園近畿地区緑風会の同窓会活動に格別のご支援を賜り厚くお礼申しあげます。さて、この度、近畿地区緑風会では下記の日程で総会及び懇親会を開催することとなりました。
つきましては、ご多用のことと存じますが出席いただきますようご案内申し上げます。
記
1 日時 令和元年6月30日(日) (受付10:00~)
10:30~12:30 大学説明、高校情報提供、総会
12:30~14:50 懇親 会
2 会場 「聖護院 御殿荘」 京都市左京区聖護院中町15
☎075-771-4145
アクセス
・市バス熊野バス停より201番・31番で四条川原町下車、徒歩3分
・京阪神宮丸太町より三条、又は四条下車、徒歩5分
・タクシー:JR京都駅より20分
3 会費 5,000円
4 内容
(1) 大学の説明(教職コースの紹介と緑風会の近況)
(2) 高校の情報提供(畜産教育の紹介と課題:大阪、食品製造教育の紹介と課題:和歌山)
(3) 総会
① 役員の承認
② 平成30年度事業報告並びに会計報告
③ 令和元年度・2年度事業計画
④ その他(学生募集の依頼等)
(4) 集合写真撮影
(5) 懇親会
お問い合わせ先
近畿地区緑風会会長 河野 雅晴
携 帯 090-6238-4392
メール : kouno-m@galaxy.ocn.ne.jp
6月7日、8日の両日、関東甲信越地区と神奈川県支部の合同総会が、会場を箱根(地区交流会)と伊勢原市(合同総会)において開催されました。入梅前で7日の交流会はあいにくの雨でしたが、箱根の風情豊かな新緑と紫陽花を楽しみました。恒例の交流会は、宮下駅近くの「森メシ」で開催され、坂本与市名誉教授にもご出席いただき、和気藹々と歓談が弾んでいました。宿泊は「箱根離宮」。
翌日は、昨年のホームカミングデーの講師も勤めた石田牧場(石田陽一氏 酪農2007卒)のHACCP認証を取得した衛生的な臭気の少ない牛舎を見学。27名の参加者全員で美味しいジェラードをいただきました。石田さんには地域を意識した様々な取り組みを紹介いただきました。次に伊勢原商工会において12時すぎから神奈川支部総会と関東甲信越地区総会が合同開催されました。出席者は30名。
神奈川支部総会は岩寺事務局長の開会で始まり、竹花一成学長からは学園の現況等を紹介していただいた。 議事は田村支部長を議長にして平成30年度決算報告並びに監査報告、令和元年の事業計画・予算案が提案され拍手で承認された。
役員改選では事務局長、会計、監事が新たに選任された。前任の岩寺信節様、大橋厳太様お疲れ様でした。また会則を一部改定し、名誉会員を設け、坂本与市本学名誉教授、作田昌彦前支部長を名誉会員とすることが承認されました。
続いて行われた関東甲信越地区総会は、早田俊輔事務局長の進行により岡田勉会長を議長に選出して進められた。平成30年度決算報告並びに監査報告、令和元年の事業計画・予算案が提案され承認された。役員改選では理事に田村滋神奈川県支部長、鈴木邦夫千葉県支部長、小林一太群馬県支部長が新たに選任され、酪農学園同窓会の代議員に福山二仁東京都支部長、平島勝教山梨県支部長が選任されました。前任の代議員だった廣間善之様、根本久美子様、お疲れ様でした。その他では会則の第16条に係る細則について、群馬、新潟、山梨、長野の各県からの役員会参加旅費の半額支給が承認されました。
総会終了後、同会場で講演が行なわれた。講師は大学食科OB2001卒の大山哲生氏。
演題は「小田原城魔利支天像安置空間再現事業」。スライドにより約1時間弱、小田原城天守閣の耐震改修事業内容の紹介と大山材木店の事業をわかりやすく説明していただいた。
総会終了後は、伊勢原駅前の「サイゼリア」を会場にして懇親会が開催された。田村支部長の司会で進行し、小山会長から酪農学園同窓会の現況等を述べた。岡田関東甲信越地区会長からお礼のご挨拶を頂戴し、最後は北原新潟県支部長の中締めで会を閉じた。
2019年5月吉日
酪農学園同窓会関東甲信越地区
東 京 都 支 部 会 員 各位殿
酪農学園同窓会関東甲信越地区
東京都支部 支部長 福 山 二 仁
第14回東京都支部定期総会のご案内
平素より、東京都支部の活動に際しましては、多大なるご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、第14回東京都支部定期総会を、下記日程にて開催する運びとなりました。
何かと、ご多用の事と存じますが、是非、ご出席賜りますようお願い申し上げます。
総会終了後、同窓生の生涯教育と致しまして、酪農学園大学農食環境学群長、堂地修教授に、「TPPに対応する酪農・畜産の先進的な繁殖管理」と題しまして、講演をお願いしております。是非、同窓生を御誘いの上、ご参加の程お願い申し上げます。
記
1.日 時: 2019年6月30日(日) 13時~17時
2.場 所: 酪農学園東京オフイス
千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館11階
☎ 03-6269-9955 fax 03-6269-9944
E-mail : rg.doso.tokyo@gmail.com
3.スケジュール:
・ 第14回東京都支部定期総会
・ 生涯教育講座
・ 懇親会
4.会 費: 1人7,000円(年会費2.000円 懇親会費5,000円)
当日、欠席される会員の方は、年会費2,000円を同封の振替用紙で6月末日迄にお振込み下さい。
5.ご出席のご連絡:同封のハガキにて、6月10日(月)迄にご連絡願います(欠席の場合は不要です)。
2019年5月30日(木)午後7時から「Trattoria & Pizzeria LOGIC」を会場にして参加者11名でとわの森三愛高校28期生卒業後毎月開催しているクラス会、今回は道外から2名帰省しており賑やかな会となりました。
参加者は左上段から、藤本航成、佐藤竜斗、吉原彩華、加我優菜、神野雅、福田優花、大平夢菜、左下段から、田中泰生、分銅将大、石原吏朗、澤野柚月の計11名でした。
(幹事:神野雅、吉原彩華、分銅将大)
6月1日(土)11時から第24回目となる埼玉県支部総会をさいたま市の別所沼会館を会場として開催しましたのでご報告いたします。
総会では、廣間善之支部長が急用で欠席のため、会則により北畑光男副支部長が支部長代行として本会を開催しました。総合司会の佐々木裕之副支部長の開会の挨拶に続いて、支部長挨拶を行い、議長に北畑副支部長、書記に金子理事を選出して議題に移りました。議題では、2018年度事業実績・決算の報告と2019年度事業計画・予算の案を審議。すべて提案通り承認されました。
総会終了後は、来賓のご挨拶で、小山久一同窓会会長、西田丈夫とわの森三愛高等学校長、岡田勉地区会長からお話をいただきました。
休憩の後、加藤牧子氏(気象予報士・整理収納アドバイザー)による「こころの天気予報」と題しての講演会を開催。天気予報は、地元埼玉県に関する興味深い話が聞けました。整理に関しては、自分の周りにものが多くあり、そのほとんどが使用されない状況にあるにも関わらず捨てられないことで、その捨てるテクニックの披露を著書を紹介しながらポイントを説明。これを早速実行すればスッキリすると感じたが果たしてやれるか?・・・。
最後の懇親会では、今回も参加していただいた茨城県の根本久美子支部長の提案で、全員による水戸黄門の主題歌を円陣となって踊り、和気アイアイのうちにお開きしました。このように楽しいひと時をもっと多くの同窓生で共有したいと思います。 以上
令和元年 6月 吉日
酪農学園同窓生各位
酪農学園同窓会関東甲信越地区
新潟県支部長 北 原 良 一
酪農学園同窓会関東甲信越地区
新潟県支部第13回定期総会 開催ならびに同窓会年会費納入依頼のご案内
初夏の候、日々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、みだしにつきまして下記の日程により定期総会開催のはこびとなりましたのでご参加いただきたくご案内申し上げます。なお、ご不明な点がございましたら、事務局髙橋宛、ご遠慮なくお問い合わせください。交流会のみまたは、研修会、交流会のみのご参加、または、総会のみご参加も歓迎いたします。総会終了後は同会場ビヤガーデンにて恒例の交流会を予定いたしております。お気軽においで下さい。
年会費納入につきまして、払い込み票を同封いたしましたので、総会をご欠席の際は本払込票にてご納入のほど宜しく御願い申し上げます。
記
1.日 時 :令和元年 7月27日(土)16時00分~
2.場 所 :新潟東映ホテル 新潟市中央区弁天2-1-6
℡025-244-7101 FAX025-241-8485
※JR新潟駅万代口より駅正面大通り左側歩道を直進し、信号2つ目を左折し、次の信号を過ぎた右側
3.会議名 :酪農学園同窓会関東甲信越地区新潟県支部令和元年第13回定期総会
議題 1)平成30年度活動報告並びに会計報告
2)平成31年度・令和元年度度活動計画並びに会計予算の件
3)役員改選の件
4.研 修 :演題 狩猟免許について(16時50分~)
講師 酪農学園大学農食環境学群 環境共生学類准教授
狩猟管理学研究室 伊吾田 宏正 氏
5.交流会 : 18時45分~20時25分(100分)
於 総会会場ビヤガーデン(雨天屋内会場)
※ 交 流 会 費:4,000円
同窓会年会費:2,000円(別途払い込み票も可)
なお、お手数ですが7月14日までに出欠を同封のはがきにてご一報下さいますようお願い申し上げます。(はがきの支部名欄に新潟県支部とご記入ください)直接葉書が学園同窓会本部に送付され集約されます。
連絡先:〒940-2106 新潟県長岡市古正寺2丁目244番地
酪農学園同窓会関東甲信越地区新潟県支部事務局 髙橋善親
携帯090-7700-8553・携帯メールsaj.221@docomo.ne.jp
E-mail : yoshichika.takahashi86@gmail.com
以上
酪農学園大学 地域環境学科 2008年卒業
所属ゼミ:環境とエントロピー研究室
指導教官:矢吹 哲夫 教授
私は2004年に酪農学園の地域環境学科に入学しました。入学したての頃は、志望校の受験に失敗し、正直不貞腐れていました。今の自分から当時の自分を見れば、なぜ受験に失敗したかはよく分かります。しかし、同期の友人には大変助けられました。同じ経験をした友人もいましたし、そうでない子も含め、気の合う友人が出来たのが大変嬉しかったです。
結果的に、酪農学園に行ったことはとても良かったと思っています。当時仲の良かった友人にも感謝しています。酪農学園に行かなければ今の私は存在しませんから。
さて、不貞腐れながらも酪農学園に通い始めた私は、大学2年の時、当時環境とエントロピー研究室の教授であった矢吹先生の物理学の講義を受講しました。不貞腐れながらも、先生の講義だけは楽しいと思えたのです。研究室配属が決まる3年生の時には矢吹ゼミに所属し、矢吹先生に進路の相談をしました。当時の私は、理系の就職先を考えるなら、再受験するしかないと考えていました。そんな私に、矢吹先生は大学院に行けば理系職に就けるというアドバイスをして下さいました。それが、私が大学院を受験し、研究者を目指すきっかけとなったのです。どうせ受験するなら矢吹先生の出身大学が良いと、京都大学の生命科学研究科を受験しました。矢吹先生に受験対策の面倒を見て頂いたこともあり、無事、大学院に合格で来ました。
もともと生物学に興味があった私は、細胞分裂が厳密な制御を受けていることに興味を持ちました。例えば、がん細胞は細胞周期の制御が効かなくなっています。しかし、細胞には本来、細胞周期を制御するメカニズムが揃っています。その制御が破綻するのはなぜか、細胞内ではどの様なことが起こっているのか、これらを追求するのは非常に面白そうだと思い、細胞周期研究を展開している研究室に進学致しました。そこでは、モデル生物として分裂酵母を扱い、染色体DNAに焦点を当てた研究を行なっていました。染色体DNAは、細胞分裂をする時に微小管という細胞小器官に引っ張られて2つの細胞に分配されます。この時、微小管は染色体上に形成される動原体と結合します(図)。
![]() |
|||
|
|||
この動原体は様々なタンパク質の集合体ですが、染色体上の何処にでも形成させるわけではありません。Cnp1(分裂酵母表記)と呼ばれるタンパク質が取り込まれている染色体領域に動原体は形成されます。このCnp1がどの様な制御を受けて染色体に取り込まれているのかを解析するのが私のテーマでした。私の研究結果では、動原体タンパク質を構成しているタンパク質の一つであるCnp3(分裂酵母表記)が、Cnp1の染色体への取り込みに関与することが分かりました。Cnp1が取り込まれる染色体の領域は、多くの生物種で1箇所に制御されています。この制御が乱れてしまうと、本来と異なる領域に動原体が形成されます。すると、染色体と微小管の結合に異常が起こり、染色体分配に異常が起こってしまいます。染色体が正しく分配されないと、多くの細胞は死に至ります。また、人では乳がん患者の細胞からCENP―A(分裂酵母のCnp1に相当するタンパク質)が本来と異なる染色体領域に取り込まれているという報告もあります。ご興味を持たれた方は、ぜひ大学院へ(笑)。
と、色々語ってしまいましたが、大学院生活は楽しいばかりではありませんでした。研究者になる為には学位が必要です。この学位を取るのがかなり大変でした。しかし、その大変さを乗り越えた時には見える景色が変わります。諦めずに続けてきて良かったと思っています。今は、さらなるステップアップを試み、沖縄にある沖縄科学技術大学院大学のG0cell unitにお世話になっています。ここでは、同じく分裂酵母を使った染色体研究を行なっていますが、京都にいた時との大きな違いは、日本人が少なく、留学生や海外の教授、研究者が多いことです。より多くの研究者と日々議論し、一人前の研究者として仕事を続けられる様、仕事に励んでおります。最後に、私が研究者を目指すきっかけを下さった矢吹先生、そして酪農学園で出会った仲間に感謝致します。
![]() |
2019年6月1日
須摩 美智子
新緑の季節を迎えた25日(土)午後4時から新札幌の「新さっぽろアークシティホテル」アークホールを会場に2019年度の理事会・代議員会が開催されました。
南は鹿児島から北は宗谷までの地区支部役員と単位同窓会役員総勢55名の出席により開催された。また総会後の懇親会には来賓として谷山弘行理事長、近雅宜常務理事、竹花一成大学長、西田丈夫高校長、永田享後援会常務理事にご出席いただいた。
会議に先立ち、前年度にご逝去された同窓生、特に6月に逝去された森田正治代議員や平尾和義前理事長等恩師への黙祷が行なわれた。
理事会・代議員会の成立要件の確認後、議長に南繁氏、議事録署名人に志田和仁理事、加藤浩代議員を選任した。南議長の進行により議事が進められた。
報告事項では1)2018年度事業報告並びに収支決算について。事務局から事業報告、決算報告ののち、伊藤明美監事から監査報告をいただいた。
2)各単位同窓会・地区支部活動報告については各地区会長・支部長や単位同窓会長等からそれぞれの地区や単位同窓会の活動内容が報告された。
審議事項では1)2019年度事業計画と2)酪農学園との協定締結等について(案)
説明ののち、収支予算案が提案され、拍手で承認された。今年度から4つの業務委託契約を学園と結ぶこととなった。
3)任期満了に伴う代議員改選案が提案され、新代議員には中村由美子氏、吉田忠朗氏、平島勝教氏、福山二仁氏、仲村和典氏、岩佐達男氏、門脇文生氏、藤井傳也氏、南川藤夫氏が選出された。
4)会則の一部改定について提案され、原案を承認した。
5)その他では、ご意見や同窓会へのご要望をいただいた。
最後に議長解任のあと、岡田勉副会長から閉会挨拶が行われた。
総会終了後、出席者全員とご来賓をお迎えしての集合写真撮影が同会場において行われた。
その後、懇親会が行われ、浅野政輝副会長の司会で進められ、最初に小山会長からお礼の挨拶が述べられた。
来賓祝辞では谷山弘行理事長から同窓会への謝意のご挨拶、近雅宜常務理事からの乾杯のご発声により祝会が始められた。祝会では竹花一成学長、西田丈夫校長、永田享後援会常務からそれぞれ祝辞が述べられた。
その後、新旧代議員のご挨拶をいただき、和気藹々の懇談ののち、最後に加藤清雄副会長の指導のもと、酪農讃歌を全員で合唱して懇親会を終了した。
2019 年5月26日(日 )午後6時から熱海ニューフジヤホテルを会場にして参加者14名で短期大学第18期生の卒後50周年目を迎えてのクラス会を開催しました。
当日は、坂本与市名誉教授(元短大学長)をお迎えし、関東在住の畠山則一幹事長の急逝で延びていたクラス会の開催となりました。
参加者は坂本与市先生、村上勇治、吉田慎吾、本巣隆子、山本由喜江、寒河江正耕、三浦公久、三浦(伊藤)雅子、後藤一茂、漆原裕一、島(関)富美子、見良津一久、長谷部和利、菊地晴彦の計14名でした。
(幹事:菊地晴彦、長谷部和利、見良津一久)