2 年前の 45 周年同期会で、函館在住の白川潤君が「2 年後に函館で同期会を やるぞ」と発言して準備をしていましたが、病魔に倒れて今年 3 月に逝去してしまいました。それでも白川君の意思を大切に考えて函館で 47 周年同期会を 開催し 18 名が集まりました。 8 日はくしくも白川君の月命日にあたり、主催するはずだった白川君の涙が雨になってしまったのか、雨に濡れながら函館観光をすることになりました。
宿に着いてからは幹事(渡邊)から、白川君が逝去した後も函館での開催にこだわったことや同期生一同から白川君にお供えした生花について奥様から 御礼の気持ちを頂いていることを伝えました。また、酪農学園同窓会・獣医同 窓会から助成金を頂いていることも併せて紹介しました。南同窓会長からは 同窓会活動状況や大学の様子、そして白川君の遺志が大学へと引き継がれていることも紹介されました。
宴会では、今回初参加となった柴田君(愛知県)の発声により「酪大生ビール」で乾杯してから、「病気と孫」の話題は避けながら各自の近況報告をしま した。 二次会では、アルコールよりも思い出話に酔いながら日付が変わるころになって、やっと床につきました。
翌 9 日、雨は上がっていたものの風が強く、まるで白川君が大きく手を振って帰路に向かう同期生を送ってくれているようでした。
7,8,9 日にはそれぞれの都合で、白川宅を訪れて墓前にお参りした者が多く いたため、奥様にはご迷惑をおかけしたのではないかと心配しています。白川君が呼びかけた函館での同期会を無事に開催することができたことに 感謝したいと思います。 次回は、高知県の篠原君が企画・計画を引き受けてくれることになり、四国での再会を誓って散会しました。(幹事 渡邊正信)
10月11日(金)午後1時から中央館学生ホールにおいて、獣医同窓会主催の第14回「三愛賞」の授賞式並びに受賞講演会が開催された。
会場には獣医学類教員や学生、同窓生、学園関係者約100名が出席した。本年度の「三愛賞」受賞者は本学獣医学科OB11名で構成する江別市小動物開業獣医師会(さっぽろ獣医師会江別班)。
選考理由は、現状の所属員が全て本校の卒業生で構成されており、母校の地元である江別市における小動物診療への発展に寄与している。また、2006年より「動物愛護フェスティバルinえべつ」の開催とその運営の中心団体としてこのフェスティバル全体を運営し、来場者5000名を越える会へと発展させたことによるものです。
授賞式は三好健二郎講師(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医同窓会会長より受賞者の紹介とお祝いのご挨拶を頂戴した。次に授賞式が行われ、松尾直樹氏(17期)に受賞の楯が、吉田充宏氏(23期)に副賞が南会長より贈呈された。
「三愛賞」の受賞記念講演は、吉田充宏氏から「子供たちに夢と命を慈しむ心を」と題して江別市動物愛護フェスの概要報告を、松尾直樹氏から「小さな獣医師会の挑戦」と題して同様に動物愛護フェスの経過報告や酪小獣について、約1時間程度、スライドで紹介していただいた。
講演会終了後は2階の談話室に会場を移し、関係者での茶話会が和やかに催された。なお、同日夕刻には関係者による受賞祝賀会が江別市内で開催された。
台風19号の接近で交通手段が寸断される中、何名かはどうしても交通手段がなく不参加であったものの、獣医学科7期生の卒後45周年記念同期会が10月12日にホテル札幌ガーデンパレスで開催された。
45周年という節目の同期会が未曾有の台風の最中に開催されたことから、いつも以上に思い出深いものとなった。当初は鹿児島県で今吉幸二君のお世話で開催する予定であったが、開催前に病気で急逝されたことから札幌での開催となった。
ここのところ病気で鬼籍に入られた同期生が何名かおり、故人の思い出話から同期会が始まった。田村から獣医学群の最近の動きの紹介を行い、次いで参加者から近況報告が行われた。話す口調は大学生の時とあまり変わらず、当時の毎日が懐かしく思い出された。多くは現役を退いているものの、週に1-2度は獣医師としての仕事をしている者が多かった。
次回は、大分県の北村裕和君のお世話により別府温泉で開催することを決め、参加者全員で二次会会場に向かった。二次会でも健康問題、孫自慢、それに学生時代の思い出に花が咲き、時計を見たら22時をとっくに過ぎていた。
その後、有志で加藤清雄先生の居酒屋に繰り出したようであった。次回も誰一人欠けることもなく元気に再会できることを期待して同期会実施報告としたい。(文責 田村 豊)
心配されていた台風18号が去った10月5日(土)、久しぶりの秋晴れとなり、絶好の行楽日和に恵まれ、私たちは信州上田に信州ハム工場と上田城見学を主体としてバスの旅を開催しましたのでご報告します。
参加者は、関東甲信越地区の他支部の4名と支部同窓生の家族を含め総勢20名(内女性6名)で、長野県支部の田中清司支部長のご尽力で開催することができました。ドライバーは、副支部長兼会計担当の横塚元幸さんで、彼は大型車運転の経験が豊富で、しかも安全運転に徹しており安心して乗車できました。
最初に田中支部長が衛生顧問として指導している「信州ハム上田工場」を見学しました。さすがに本工場の衛生管理は徹底しているように見受けられました。ミーティングでは、日本のハム工場はハムとソーセージの比率が4:6が殆どであるが、当社は逆に6:4の比率であるとのことや他の企業と同様従業員は外国人が中心で、終礼時には一つの事項を数か国語に翻訳すること等のお話がありました。
昼食は、上田駅近くの有名食事どころである「ホテル祥園」にて信州そばに舌づつみし、関東甲信越地区岡田勉会長を中心として、長野県支部からは田中支部長と信州味噌㈱の森健(酪農5期)社長を交えての懇談会を行いました。
昼食後、やはり田中支部長のご案内で、「上田城」を見学しました。本城は、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で一躍全国に知れ渡り、今では一大観光地となっております。築城は、1583年真田昌幸によって、徳川の金で作られ、その後上杉側につき数万の徳川軍をわずか数千名で2度も撃退したということでも有名な城ですが、見学していてもその時の城の作りとか戦略で何故撃退できたのかよくわかりませんでした。
その後「北向観音」にお参りしました。この観音は、長野善光寺の副住職が創建したといわれ、本堂が北向きに建てられている非常に珍しい観音堂とのことですが、それより有名なのは、“愛染カツラ”(川口松太郎原作)という映画のロケ地となった境内にある大きな桂の木でしょうか。この映画は大ヒットしたので少し高齢の方はよくご存じと思います。
夕方6時過ぎに熊谷駅に到着し、主催者を代表して廣間善之支部長の“本日1日が充実した日となったと思います。さらにこのような企画をしますのでその時はぜひご参加下さい”というご挨拶で無事散会しました。 以上 (文責 事務局長 渡会福次郎)
秋晴れの29日(日)、午後2時からの「健身館」1階武道場での稽古会、3時半すぎから「同窓生会館」ロビーでの交流会、5時半から江別市内「やま六」での懇親会が開催されました。このOB会には15期までの28人にご案内しましたが、道外から宮崎県、滋賀県、宮城県からの参加も含め15名のOB・OGにご参加いただきました。
稽古会では6名が往年の名?迷?剣士に戻って、心地よい汗を流していました。道場に初めて来られたOBもおり、昔の石炭ストーブを炊いたカマボコ部室の傍の道場と隔世の感があるとのことでした。
交流会では、山本繁次郎会長(8期)から次期会長選出のお願いがあり、尾形仁氏(12期)が3代目会長に推挙され、全員一致で選任されました。また60周年を迎える来年の全体OB会についても開催時期や場所等について意見交換が行われました。
懇親会では尾形さんの進行により和気藹々の和やかな雰囲気の中、全員が近況報告を披露し、次年度の周年事業等の話も紹介された。その後、近くの富士屋旅館で2次会が開催され、酒豪揃いの剣道部OBの尽きぬ歓談が行われました。
北海道には珍しく連日30℃超えの猛暑の中、2019年7月28日午後、大勢の現役学生が前期試験の勉強している酪農学園大学中央館1階ロビーに集合。 日曜日にもかかわらず中出教授の案内で中央館屋上から変貌した学園内施設設備の充実ぶりや大麻や野幌など周辺市街地の発展状況の案内を受けた後、充実された大学付属動物診療センター内を見学させていただきました。
50年前粘土で硬く締まり風が吹くと砂埃が舞い、雨や雪解け時期はぬかるんで長靴が欠かせなかった道路は、きれいに舗装され、大きく育った木々の中で小奇麗な服装で散策する男女学生を目にし、学生運動に翻弄された50年前の学生時代を振り返り時の流れを実感しました。
ただ、野幌原始林の樹海やわずかに当時の面影を残す旧短大校舎、解剖実習室、野外礼拝堂見つけては昔を懐かしみ、又寮生活を行っていた仲間は学園内に散在していた大小の寮が全て跡形もなくなってしまった場所を目で探しながら当時の寮生活を思い出していました。
熱心に案内説明していただいた中出先生に心苦しくも懇親会の時間が迫っている旨を伝え、動物診療センター前で一同感謝をもって一路宿泊先である札幌ススキの宿泊施設に移動、温泉に入る時間もソコソコに物故者(10名)に黙祷、鹿児島から参加された千葉さんの発声により宴会開始、参加者の近況報告は病気加療、入院、手術等の話ばかり、幹事が宴会場で配布した欠席者の近況報告もやはり病気ばかりの記述であったが次回(京都)、次々回(静岡)の幹事役を決め、二次会では同ホテルのカラオケルームで残った体力を出し切り就寝。
翌朝朝食後に「生きていたら又会おう!」と声を掛け合いそれぞれ次の目的地や帰路につく。
「今回参加できなかった平均寿命(男性:72歳、女性:75歳)を迎えた皆さん」一日でも長く自立した生活を送ることができる様、又次回以降の同期会に参加されることを祈念いたします。(文責 冨士元祥治)
農業科17期生、農村経済科5期生の同期会を、令和元年9月20日(金)から21日(土)の一泊2日で札幌市において開催いたしました。
この同期会は、近年は2乃至3年毎に道内4地区が持ち回りで担当し、当地区では8年ぶりの開催となりました。
当日は、遠路の九州、中国、関東、東北そして全道一円から等しく喜寿を迎えた33名の同窓の仲間が集い、開会前の合間にDVD「建学の心を訪ねて」を鑑賞し建学の精神を再認識しました。
集合写真撮影後、一次会をスタートし、最初に物故者に黙祷を捧げ、発起人代表の黒田繁弥氏から挨拶があり、併せて栄えある叙勲褒章受章者の伊藤重行・鈴木洋一・川村一男の各氏に記念品を贈呈し、みんなで喜びを分かち合い歓談・懇親会に移り卒業後のそれぞれの歩みと当時を懐かしく振り返りながら「母校の恩」に感謝しつつ「今生の思い出」として楽しく余生を語り合うことができました。
引き続き二次会を続行し、余興等全員参加の一次会と合わせて4時間に及び尽きぬ貴重なひと時を人生最終章の自身の胸中を披露し、お互いの健康長寿と再会を誓い合いお開きとなりました。
末尾となりましたが、酪農学園同窓会から過分なる助成金と書籍の贈呈品をいただき、厚く感謝とお礼を申し上げます。(文責 中島 輝孝)
9月21日(土)今年2月に急逝された元生物学研究室教授の川村健彌先生を偲んで当研究室卒業生が酪農学科4期生から43期生まで札幌ガーデンパレスに集いました。
道内はもとより、関西、九州、遠くはシンガポールからも駆けつけて下さり思い出のスライドショーを観ながら語り合い、先生とのそれぞれのエピソードなども披露して盛会の中先生のご冥福をお祈りしました。
尚、同窓会からの助成金により綺麗なお花を飾ることが出来ました。感謝。(幹事 佐藤元昭)
私たち獣医学科5期生が卒業したのは札幌冬季オリンピックが開催された1972年3月であった。卒業前の12月中旬には授業料値上げに反対して自治会が無期限ストに突入し、卒業そして獣医師国家試験の受験も危ぶまれた。そのストも2月中旬に解除され、その後集中講義により無事64名が卒業した。
あれから48年、同期会は10周年に始まり、その後20, 25, 30, 35, 37.5, 40周年と年を重ねるごとに間隔が狭まり、40周年以降は同期生のいる地域に会場を移し毎年開催している。今回は48周年と中途半端な年ではあるが9月18日に母校に集結することになった。しかも記念礼拝まで執り行うことになった。卒業期の区切りより、現役入学者にとっては古稀の年に当たる人生の区切りの年だったためである。
同期会のスケジュールは、ゴルフコンペ、前夜祭、大学での昼食会、記念礼拝、本宴会、ゴルフコンペと結構過密でほぼ定例になっている。前夜祭は私が営む「居酒屋D’s Kitchen」を利用していただいた。ほぼ全員が集い収容人数を超えてしまったため、同ビル内のパーティールームを借りて行った。
同期会本番である18日は同窓生会館に集合し昼食をとりながら今後の同期会のあり方について話し合った。その後、会場を黒澤記念講堂に移し記念礼拝を執り行った。司式を担当していただいたのは私たちの恩師である故高橋清志先生のお嬢さんで、現在本学獣医学群で獣医倫理学を担当している高橋優子先生であった。礼拝では永眠者追悼を行っていただき、恩師12名と同期生8名の在りし日のお顔や思い出を思い浮かべつつご冥福をお祈りした。
その後、送迎バスと同期生の乗用車に分乗して宴会会場である支笏湖畔・丸駒温泉に向かった。丸駒温泉では温泉と支笏湖の風景を楽しみ、豪華な料理を堪能し思い出話と最近増えつつある病気の話題で盛り上がり、二次会のカラオケ大会と時が過ぎるのを忘れて懐かしく楽しいひとときを過ごした。
翌朝、2ラウンド目のゴルフ組、観光に向かうグループ、空港へ向かうグループと三々五々の別れを惜しみつつ、お互いの健康を祈り、関東での49周年同期会での再会を誓い帰路についた。
(文責 加藤清雄)
令和元年9月5日(木)20時から雄武町「出塚食品2F」を会場にして委託実習生の慰労会が参加者9名(会員6名 学生3名)で開催しました。
本会同窓会においては、酪農学園大学の委託実習生の慰労を兼ねた親睦会を毎年開催しており、本年度は3名の学生を受け入れしました。
牧草2番収穫も少々遅れぎみもあり、会員も収穫作業に奔走し参加者も少なく、参加者も少々さびしげでありましたが、学生との会食と懇談の中に昔の大学構内での話や学生諸君の将来展望を聞かせてもらい、今年度も無事終了しました。
本会の際の助成金を送金して頂きまして誠にありがとうございました。
(雄武町デーリィークラブ 会長 細川登久市 文責:事務局長 竹田浩二)