10月11日(金)午後1時から中央館学生ホールにおいて、獣医同窓会主催の第14回「三愛賞」の授賞式並びに受賞講演会が開催された。
会場には獣医学類教員や学生、同窓生、学園関係者約100名が出席した。本年度の「三愛賞」受賞者は本学獣医学科OB11名で構成する江別市小動物開業獣医師会(さっぽろ獣医師会江別班)。
選考理由は、現状の所属員が全て本校の卒業生で構成されており、母校の地元である江別市における小動物診療への発展に寄与している。また、2006年より「動物愛護フェスティバルinえべつ」の開催とその運営の中心団体としてこのフェスティバル全体を運営し、来場者5000名を越える会へと発展させたことによるものです。
授賞式は三好健二郎講師(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医同窓会会長より受賞者の紹介とお祝いのご挨拶を頂戴した。次に授賞式が行われ、松尾直樹氏(17期)に受賞の楯が、吉田充宏氏(23期)に副賞が南会長より贈呈された。
「三愛賞」の受賞記念講演は、吉田充宏氏から「子供たちに夢と命を慈しむ心を」と題して江別市動物愛護フェスの概要報告を、松尾直樹氏から「小さな獣医師会の挑戦」と題して同様に動物愛護フェスの経過報告や酪小獣について、約1時間程度、スライドで紹介していただいた。
講演会終了後は2階の談話室に会場を移し、関係者での茶話会が和やかに催された。なお、同日夕刻には関係者による受賞祝賀会が江別市内で開催された。
私たち獣医学科5期生が卒業したのは札幌冬季オリンピックが開催された1972年3月であった。卒業前の12月中旬には授業料値上げに反対して自治会が無期限ストに突入し、卒業そして獣医師国家試験の受験も危ぶまれた。そのストも2月中旬に解除され、その後集中講義により無事64名が卒業した。
あれから48年、同期会は10周年に始まり、その後20, 25, 30, 35, 37.5, 40周年と年を重ねるごとに間隔が狭まり、40周年以降は同期生のいる地域に会場を移し毎年開催している。今回は48周年と中途半端な年ではあるが9月18日に母校に集結することになった。しかも記念礼拝まで執り行うことになった。卒業期の区切りより、現役入学者にとっては古稀の年に当たる人生の区切りの年だったためである。
同期会のスケジュールは、ゴルフコンペ、前夜祭、大学での昼食会、記念礼拝、本宴会、ゴルフコンペと結構過密でほぼ定例になっている。前夜祭は私が営む「居酒屋D’s Kitchen」を利用していただいた。ほぼ全員が集い収容人数を超えてしまったため、同ビル内のパーティールームを借りて行った。
同期会本番である18日は同窓生会館に集合し昼食をとりながら今後の同期会のあり方について話し合った。その後、会場を黒澤記念講堂に移し記念礼拝を執り行った。司式を担当していただいたのは私たちの恩師である故高橋清志先生のお嬢さんで、現在本学獣医学群で獣医倫理学を担当している高橋優子先生であった。礼拝では永眠者追悼を行っていただき、恩師12名と同期生8名の在りし日のお顔や思い出を思い浮かべつつご冥福をお祈りした。
その後、送迎バスと同期生の乗用車に分乗して宴会会場である支笏湖畔・丸駒温泉に向かった。丸駒温泉では温泉と支笏湖の風景を楽しみ、豪華な料理を堪能し思い出話と最近増えつつある病気の話題で盛り上がり、二次会のカラオケ大会と時が過ぎるのを忘れて懐かしく楽しいひとときを過ごした。
翌朝、2ラウンド目のゴルフ組、観光に向かうグループ、空港へ向かうグループと三々五々の別れを惜しみつつ、お互いの健康を祈り、関東での49周年同期会での再会を誓い帰路についた。
(文責 加藤清雄)
2019年9月15日(日)、卒業20周年記念同窓会を執り行いました。道内外および海外より、53名の同窓生が参加しました。教員のご参加は2名でした。懇親会は、ニューオータニイン札幌で同日18:00より、種池哲郎元獣医薬理学教室教授の乾杯の音頭で開始しました。約一時間の歓談後、同窓生の椿下早絵獣医保健看護学類准教授に作成していただいた動画を上映、同窓生全員による近況報告などを行い、約2時間で終了しました。
その後、同ホテル地下一階のバーオークルームにて二次会を行い、同窓生44名、教員1名が参加しました。2時間ほど歓談した後、すすきのに移動し、三次会(フィンチオブアメージングダイナー)を行いました。参加者28名でした。
参加予定者全員が予定通り来札し、卒業以来20年ぶりに再会する方々もいて、非常に有意義な同窓会を行う事が出来ました。
ご援助いただきました酪農学園同窓会、大学同窓会校友会、獣医同窓会様、約半年に及ぶ開催の計画をお手伝いいただいたニューオータニイン札幌の伏見様、お忙しい中ご参加いただいた教員の先生方、そして遠方にもかかわらず、20周年記念同窓会に参加していただいた同窓生の方々に感謝いたします。次回の同窓会でまた多くの方々が集まれること願います。
(文責 獣医学科31期 卒業20周年記念同窓会幹事 瀬野貴弘)
8月25日、例年どおり支部総会と講演会を開催しましたが、若い同窓生の参加者が少なかったことが残念です。
総会では事業報告・決算報告等が承認され、報告事項では2019年代議員会について支部長から報告し、併せて19期の太田耕司君が4月に逝去されたことも報告して故人のご冥福をお祈りしました。
講演会は同窓会副会長でもある中出教授にお願いし「酪農学園大学と獣医学群の現況と課題」のお話を伺いました。大学の変貌ぶりや獣医学共用試験そして国際認証取得に取り組んでいる様子を伺うことができ、卒業生として母校を支えていく気構えを持つことの重要性も示していただきました。
当日、中出教授は(公社)栃木県獣医師会が主催した獣医大学を目指す高校生と保護者を対象にした公開講座の講師を済ませた後での支部総会出席であり、宇都宮では多忙な時間を過ごされたことと思います。
懇親会参加予定者は当初19名でしたが追加参加者も有り、22名での宴となりました。常連の同窓生や久しぶりに顔を合わせた同窓生そして支部同窓会に初めて出席した者もいて、大学時代の思い出や近況を報告しあって、楽しいひと時を過ごすことができました。
日曜日の開催だったため、懇親会終了後は翌日に備えて家路につくものも多い中、夕立にもかかわらず中出教授に夜の宇都宮を案内すべく街に繰り出す者もいました。(栃木県支部長 渡邊正信)
2019年7月20日(土)、標記の同期会が開催され、58名が参加しました。
当日は、13時30分から黒澤記念講堂での礼拝(司式:高橋優子准教授(獣医倫理学)、奏楽:佐藤理恵氏))に参加しました。久しぶりの礼拝に普段怠惰な生活をしている私(我々?)にとって、心洗われるひと時を過ごしました。
場所をホテル札幌ガーデンパレスに移動し、30周年記念同期会懇親会を開催しました。
松本眞一幹事代表から「今回大勢参加いただき感謝している。また、加計学園獣医学部の学生たちはしばらくの間、色眼鏡で見られる。我々も本学に入学した時に“お前たちも同じだ!お前たちが頑張って実績を作っていって信用を築いていかなければならない!”本学の獣医学科を立ち上げた時に同じように歓迎されなかったことがあったことを先生方から聞いた。我々はその痛みを知っている。加計学園の学生たちを温かく迎えようではないか。我々も今後とも頑張っていこうではないか!」との熱い挨拶がありました。
その後、平棟先生からの祝辞をいただき、種池先生の乾杯(乾杯のお酒はもちろん酪農大生ビール)のご発声により祝宴がスタートしました。
体型や頭髪は30年前と比べて相当変化しているものの、言葉を交わせば30年前にタイムスリップしたかのように、学生時代の思い出話に花が咲きました。宴もたけなわであったが、就宴時間がきてしまったので、新山先生から開会の辞をいただき、1次会を終えました。
場所をかえて、2次会に突入。完全に学生時代に戻っていました。さすがに一気飲みする輩はいなくなっていました。大人になったものだとつくづく思う今日この頃でした。
卒業してから30年。還暦も目前です。10年後また会うことを皆で約束し、酪農讃歌を歌って、楽しい宴を締めました。
開催に際し、種々のご協力をいただいた先生、同期の皆様に対し、この場をおかりして深謝いたします。
第8回酪小獣麦の会総会が、令和元年7月28日(日)15:00より酪農学園大学動物医療センター2Fの大会議室で開催されました。北海道らしくない高温多湿の気候の中、夏休みの日曜日にもかかわらず28名の方に参加いただきました
研修会は立花会長の進行で行われ、昨年から本学に赴任されている酒井俊和先生(腫瘍科)による「RGUのあんな症例こんな症例」と題して肛門嚢腺癌、筋間脂肪腫、鼻腔腺癌の症例についての説明がありました。
続いて同じく昨年から赴任されている富田彬正先生(内科)による「赤い恋人が黄色くなる時」と題して臨床家が時々遭遇して治療に困ることが多い免疫介在性溶血性貧血(IMHA)について予後の予測、診断、治療について文献的考察を含めて説明していただきました。
続いて総会に移りました。
麦の会事務局長松尾の進行で、立花会長のあいさつに始まり、山下和人獣医学類長、南繁全国酪小獣会長にもごあいさつを頂きました。特に山下学類長からは、今後ヨーロッパ基準の獣医学教育認証を受ける上で、獣医学生の臨床実習を麦の会会員の動物病院に協力をお願いしたいとの要請がありました。総会議長は、札幌市開業の後藤正光先生が選出されました。
議事進行は、議長により円滑に進められ、平成30年度事業報告、決算報告、剰余金処分案、令和元年度事業計画、収支予算案、会費徴収方法について事務局より説明があり、議案はすべて承認されました。最後に近藤厚副会長から閉会の挨拶を頂きました。
懇親会は、毎年恒例のトンデンファームに移動して、いつものことながら賑やかな懇親会となりました。(文責 麦の会事務局 松尾直樹)
今年の酪小獣東北の総会・研究会は去る7月7日(日)に松島のホテル大観荘にて開催されました。高台にある施設のため本来なら碧く輝く松島湾が一望できるのですが、当日は曇り、しかも札幌より寒い。残念・・・
総会は13時過ぎより後藤忠彦会長(9期)の挨拶で始まり、議長に土田雅久氏(9期)を選出して第1号議案~第6号議案まで滞りなく可決成立して終了。
(出席者の大半が先に説明を受けた役員だったため進行がスムーズでした)
14時からは研究会です。
講師は熊の白内障手術でその名も高き前原誠也准教授(32期)をお呼びして「緊急対応が必要な眼科疾患」と題して講演をお願い致しました。
眼科疾患は日常の診療でもよく診ていますが、特に今回は緊急性を要する症例について分かりやすく解説していただき、その対応についても具体的であったため皆食い入るように耳を傾け、あっと言う間に講演時間が過ぎてしまった感があります。
その後の質疑応答も活発で、眼科で難題を抱えている先生が多かったためか、熱気に包まれた研究会となりました。
そのため、次回も続けて眼科の講演をと言う要望が多く、前原先生にはご迷惑なことかも知れませんが、その場で来年の講師をお願いした次第です。(前原先生の話は分かりやすく、人を引き付ける魅力があるようです。)
懇親会は、会員の結婚などおめでたい話もあり、例年以上に美味しいお酒(宮城県、福島県、特に三重県の銘酒)も揃い、かつ先生の人柄もあって本当に楽しい懇親会となりました。散会は26時を過ぎていたような気がしますが覚えていません
酪小獣東北の集まりは、「酒を酌み交わしながら診療の疑問を解消しましょう」という会なので、特に卒後間もない若い先生には、その場にいるだけで意義があるかもしれません。東北六県の銘酒が皆さんの参加をお待ちしております。当然ノンアルコールも揃えています。
本年度の役員改正により新役員は下記の通りとなりました。
会長 後藤 忠彦 (仙台)
副会長 平 忠男 (岩手) 江田 新寿 (福島)
理事 澤谷 航一(青森) 佐々木一弥(岩手) 大江 通(宮城) 庄司 賢(仙台)小形はるみ(山形) 千葉 一洋(福島)
監事 佐々木 泉(仙台) 寺村 太一(山形)
最後に、来年の講師も前原誠也先生です。教え子の卒業生は勿論、未だ会員のいない秋田県の先生にも是非参加をお願い致します。
(文責 17期 江田新寿 入会連絡先E-mail : racutou@gmail.com)
6月22日12時に学園ホールの生協食堂に集合し、各自昼食を取りながら、お互いの近況を報告して、13時には黒澤記念講堂に移動した。参加者は54名でした。
髙橋優子先生の司式、佐藤理恵さん奏楽のもと、獣医学科12期生卒業40周年記念礼拝を執り行った。讃美歌斉唱、聖書朗読、祈祷、永眠者追悼、奨励、酪農讃歌斉唱して記念礼拝を守った。
この後学内の施設、動物医療センターを見学して札幌ガーデンパレスに各自移動した。
ガーデンパレスでは最初に記念撮影を行い、次いで酪農学園大学の近況について中出が報告した。歓談に入り、平井君から「京都醍醐寺五大力さん力餅奉納横綱」の報告を受けた。
その後出席者から1人ずつ近況報告を行った。また次回の同期会は佐々木君と押部君、須藤君などが幹事となり岩手県盛岡市で翌年もしくは再来年に開催する事が決定した。同ホテルで会場を移動して二次会を行った。(文責 中出哲也)
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◯ 試験日【試験会場】
令和1年6月15日(土)【札幌、八戸、東京、大阪】、7月5日(金)【札幌】、8月2日(金)【札幌】、9月6日(金)【札幌】、10月5日(土)【札幌、八戸、東京、大阪】、11月1日(金)【札幌】、12月6日(金)【札幌】、令和2年1月18日(土)【札幌、東京】
◯ 試験内容
作文試験及び面接試験
◯ 受験手続き、給与、勤務条件等
北海道農政部農政課HP「北海道職員(獣医師)募集」より「募集要項」 をご確認ください
URL:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/nsi/jyuishi.htm
◯ お問い合わせ
・ 試験に関する問い合わせ
北海道農政部農政課人事グループ(011-204-5373)
・ 家畜保健衛生所の業務に関する問い合わせ
北海道農政部生産振興局畜産振興課家畜衛生グループ (011-204-5441)
・ 保健所、食肉衛生検査所及び振興局環境生活課の業務に関する問い合わせ
北海道保健福祉部健康安全局食品衛生課食品安全グループ(011-204-5262)
平成31年3月24日(日)17時から、金沢市進和町「能登牛 焼きごろ 匠八」を会場にして参加者14名で開催された。
標記の獣医学術学会年次大会開催結果報告について、開催準備委員会より同窓会開催時のブース及び懇親会等の決算について説明がされた。また、支部会長より支部会員の学術学会年次大会への協力に対し謝辞があった。その後は和気藹々とした懇親会が開催された。
(幹事:酪農学園大学獣医学科同窓会石川県支部 村上俊明、戌亥一朗)