時折小雨の降る4日、午後4時より関東甲信越地区東京支部総会が、東京交通会館内の酪農学園東京オフィスで開催された。本学が福山二仁常務理事、榮忍とわの森三愛高校長、浦川が出席。近隣支部や関東地区からも岡田勉会長始め役員の方々が出席し、出席者総数は25名。
総会は五十嵐支部会長が議長となり、平成23年度事業報告並びに収支決算報告、監査報告、平成24年度事業計画並びに収支予算案が一部修正はあったが承認された。役員については新たに6名の理事が信任された。未定の事務局長については、後日の役員会において選任し、総会で追認することとした。
総会終了後に来賓紹介が行われた。岡田関東甲信越地区会長は「地区会長選任の経過報告」。福山常務理事は「寄附行為の改定や牛舎建設、入試状況等を含め包括的な学園および大学の現況報告」を行った。榮校長は「入学者の増加やそれに伴う校舎増設等主な高校の現況」を報告した。
その後、講演会が行われ、本学農食環境学群食と健康学類の鈴木忠敏教授が、約1時間強、笑いも交えて「食品の安全性を踏まえた食品選択‐食品表示と消費者意識の改革を‐」について配布資料をもとに講演した。会に先立ち、食品流通学科鈴木ゼミOBの阿部ご夫妻の紹介もいただいた。
講演内容は、生活に身近な食品の表示や食料品スーパー等の賢い利用法等について、豊富に資料を用意してわかりやすく解説していただいた。
記念撮影を挟んで、懇親会が6時すぎから野田元関東地区会長の乾杯により東京オフィス内で開催された。獣医OBでもある鷹股さんのごケータリングサービスにより食卓が賑わった。懇親会では、近隣からの支部会長等の来賓挨拶や、新任理事の紹介も行われた。和やかな雰囲気の中で、楽しいひとときを持つことが出来た。
関東甲信越同窓会では、この程、南雲さん(前同窓会連合会副会長)のご苦労さんの集いを開催しましたので内容を簡単にご報告いたします。
7月14日酪農学園東京オフイスにて、南雲さんの長年に渡る同窓会活動やその発展のために多大なご努力をしていただいたのを感謝して、ある先輩からの提案があり、有志の方々による集いを開催致しました。
会には、野村 武同窓会連合会会長をはじめ、大阪府や宮城県など関東甲信越以外の道府県からの参加者も見られ、この点からも南雲さんの幅広い活躍が偲ばれます。
本集いは、料理が遅れるというハプニングもありましたが、出席者の一人一人が南雲さんとの関係を発表され、和気あいあいとした楽しい集いとなりました。(文責 渡会福次郎)
6月3日(日)10時より第17回となる埼玉県支部定期総会と平成24年度関東地区同窓会総会がさいたま市で開催された。総会出席者は39名。本学から野村武同窓会会長、福山二仁常務理事、黒畑勝男副校長、永田享後援会常務理事、浦川が出席。会場は中浦和駅から徒歩数分の別所沼会館。
埼玉県支部総会では、後藤久雄支部長は挨拶の中で謝辞と同窓会の現況を述べた。城近泰氏を議長に選出し、議事を進行した。第一号議案として平成23年度事業報告および収支決算報告、監査報告。第二号議案として平成24年度事業計画並びに収支予算、審議され、原案どおりに承認された。
関東地区総会では、南雲良三会長が議長となり議事を進行した。第一号議案として平成23年度事業報告および収支決算報告、監査報告。第二号議案として平成24年度事業計画並びに収支予算、審議され、原案どおりに承認されたが一部訂正があった。第三号議案として関東地区同窓会から関東甲信越地区への名称変更に伴う会則改訂が提案され、承認された。第四号議案役員改選が行われ、体調不良により南雲関東地区会長が辞任し、後任に岡田勉副会長が選任された。
岡田氏の会長就任に伴い、唐仁原景昭千葉県支部会長が副支部長に就任した。閉会ののち、来賓紹介および挨拶があり、野村会長、福山常務、黒畑校長、永田後援会よりそれぞれの立場から現況報告やお願いを含めてのご挨拶があった。
第二部として11時40分よりシンポジウムが行われた。
(独)理化学研究所イノベーション推進センター 辨野義己様より「健康のヒケツは“おなか”にあった-大切な腸内環境コントロール-
腸内細菌の権威、光岡知足先生門下で、「ウンチ博士」本学獣医学科6期生の辨野氏より、ウン蓄に富んだ腸内細菌の話とウンチによる健康チェックについて、約1時間の講演を聞くことが出来た。
プロバイオテックスの重要性からヨーグルト等の乳酸菌摂取による健康の維持管理方法について、大腸ガン予防等の観点からもその重要性を説く、大変示唆に富んだ有益な講演であった。その後、中庭で記念撮影が行われた。
休憩をはさみ、午後より懇親会が同会場で模様され、旧交を温める機会となった。
懇親会の中で、来賓・各県支部長の紹介や埼玉県支部の役員を紹介し、それぞれに近況報告等を行った。最後に本総会をもって顧問に就任する南雲関東同窓会会長より退任のご挨拶をいただき、閉会となった。(写真はクリックすると拡大します)
恒例行事でもある関東同窓会主催による平成23年度交流会が2月12日(日)、栃木県日光市 鬼怒川ロイヤルホテルを会場に開催された。出席者は東京、神奈川、千葉、埼玉、長野、群馬、栃木支部の役員等19名。本学からは福山二仁常務理事、野村武同窓会連合会会長、浦川の3名が出席した。
まず、南雲良三関東同窓会会長は開会挨拶の中で、原発事故後の放射能の問題、東京オフィスの設置、同窓生入試アドバイザー選定の件、長野県支部の設立、関東地区名称の変更等について紹介した。
来賓挨拶では野村会長より資料に基づき同窓会連合会の現況報告が行われた。次年度より校友会の一元化に向けての取組や地区支部活動への通信費等の助成検討、卒業生への酪農讃歌CDプレゼント等最近の同窓会連合会の取組についての紹介を行った。
福山常務から学園の現況報告として、寄附行為の変更、学園の中期計画、施設老朽化に伴う施設計画、学園80周年に向けての取組、短大の閉校、次年度の入試状況について資料をもとに説明いただいた。その後、渡会事務局長より関東地区における平成23年度の事業報告を配布資料に基づき行なわれた。
支部近況報告として、栃木県支部は7月に総会を予定。埼玉県支部は6月に関東地区総会を兼ねての総会を予定。神奈川県支部総会は10月。長野県支部はこの3月17日に支部総会を開催予定との報告があった。
その後、各自自己紹介を行い、意見交換ののち、交流会を終了した。 懇親会は、会場を変えて18:10より行われ、久しぶりの再開の方もおり、和やかな雰囲気の中で行われた。
日時:2011年12月17日(土) 15:00~16:45
場所:東京オフィス
参加人数:11名
今回は東京オフィスでの開催であり、農経同窓生でもある所長の高澤さんの協力もあり、準備等がスムーズに行えたと思う。
研究会はほぼ時間通り始まり、杉村先生より「卸売市場と食料流通の新しい動向」というテーマで約1時間半の講演があった。質疑等も活発に行われ、有意義な時間であった。規模拡大にこだわるのではなく、小さいながらも地域に根付いた親しみのあるもので生き残っていくということも重要ではないか、との意見があった。
講演会終了後にはその場で懇親会が開かれ、途中参加者1名を含め、12名が参加した。料理とグラス、その他酒類をそれぞれ同じビル内のお店に手配していた。参加者の手伝いもあり、すぐに懇親会を始めることができた。
順番に自己紹介をし、それぞれの近況等を話された。その後和気藹々とした雰囲気のまま、20時ごろ終了した。
(文責 品川 晴香)
関東同窓会の皆様へ
関東同窓会南雲良三会長年頭のご挨拶を掲載しました。
詳細はPDFにてダウンロードし、閲覧することができます。
酪農学園大学主催による「酪農学園大学公開講座」食の安全安心フォーラムが、酪農学園ミルク産業活性化推進会議の協賛、農林水産省・北海道・(社)中央酪農会議・(社)日本酪農乳業協会・(社)日本乳業協会・(独)農畜産振興機構・日本生活協同組合連合会・(財)日本消費者協会・(社)北海道消費者協会・全国消費者団体連絡会の後援により、12月1日(木)13:30より東京交通会館12階会議室を会場に150余名の出席者のもと開催された。ファーラムには関東同窓会の会員20~30名にもご出席いただいた。
公開講座は、佐々木均エクステンションセンター所長の開会挨拶、進行で進められた。谷山 弘行学長より歓迎のご挨拶と酪農学園の教育・研究紹介が行われた。その後、佐々木所長より講師の紹介が行われ、講演会に入った。
講演Ⅰとして「生涯現役を支える食生活~乳利用の民族誌~」と題して、本学農食環境学群 石井智美教授(本学食品科学科OB)がPPTを使い、モンゴルの遊牧民の生活を中心に報告した。1)モンゴルの遊牧生活についての概要。2)遊牧の食を支えてきた乳加工。3)民族飲料の話。4)馬乳酒の大量飲用。5)馬乳酒の身体への効果。「遊牧民の食には質素ですが、生き物が食べ物になる過程を幼少より当然のこととして育ち、生への畏敬を無言の学んでいく本当の食の姿があった。飽食の中にある我々の食の姿が、遊牧の民の食を語ることで逆照射されている」と講師はまとめていた。
休憩時間に本学のアイスクリームを試食いただいた。
講演Ⅱとして「健康のヒケツは腸内環境コントロールにあり!」(独)理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室所属特別招聘研究員で本学の特任教授 辨野義己氏(本学獣医学科OB)によりウンチクに富んだ講演が行われた。
「ウンチ博士」としても有名な辨野教授は、ユーモアを交えながら、「うんち」の重要性を語った。まとめとして、「ウンチの成分は水が大部分。大腸は病気の発生源。プロバイオティクスと食物繊維で腸内環境をコントロールすること、適度な運動とストレスと貯めないことの重要性等」「便所とは体からのお便りを受け取る所」「アンケートによる腸年齢の測定と結果分析」。先生からは参加者へ「うんち」の提供への協力依頼も行われた。
最後は 佐々木所長の閉会挨拶でほぼ予定時間どおり終了した。
終了後、5時より11階の本学オフィスにおいて、講師を囲んでの約20名の同窓生による懇親会が開催された。
去る7月23日13時より有楽町の酪農学園東京オフィスにおいて、2011年度の同窓会連合会関東地区・東京支部総会が開催された。総会出席者は37名、本学から麻田理事長、谷山学長、黒畑副校長、後援会永田常務、須田常務、同窓会連合会野村会長、事務局、記念講演講師として農食環境学群循環農学類 安宅一夫教授が出席した。
まず、東京支部総会が行われた。議事は第1号議案として平成22年度事業報告および収支決算報告、監査報告。第2号議案として平成23年度事業計画並びに収支予算。追加議題として、役員改選について審議され、原案どおり承認された。なお、今回の役員改選において中島剛支部長が退任し、五十嵐建夫氏が就任した。
次に来費の麻田理事長、野村同窓会連合会会長、谷山学長よりそれぞれご挨拶を頂戴した。理事長は、100周年に向けての財務計画、ビジョンの策定を行うとの方向性が提示され、同窓会連合会への学園に対しての協力要請が行われた。
引き続き、関東地区同窓会の総会が行われた。議事は第1号議案として平成22年度事業報告および収支決算報告、監査報告。第2号議案として平成23年度事業計画並びに収支予算、第3号議案として役員改選について審議され、原案どおり承認された。なお、事業報告の追加として同窓生入試アドバイザーについて報告された。
総会終了後、第8回畜産技術協会賞を受賞記念講演として、安宅一夫教授より「新規乳酸菌とセルラーゼの利用によるサイレージ調整法の開発と普及」と題して基調講演が行われた。安宅一夫、楢崎昇、菊地政則、野英二、上野光敏、アニアルアイサン、庄 益芬 のオール酪農学園大学メンバーで受賞したとのことで、良質なサイレージ調整法の開発に約30数年の年月をかけて努力して来た過程を丁寧にご説明いただいた。最後に「良牛は良草より、良草は健土より、健土は家畜より、健民は健土より、健土は愛土より、「循環進展無窮也」黒澤酉蔵の言葉を紹介してたゆまぬ努力の結晶により今回の受賞につながったとして安宅教授よりお礼が述べられた。
次に栃木県酪農家小堀哲雄様より「東日本大震災による栃木県畜産への影響」として、今回の震災が及ぼした影響について報告があった。その中で小堀氏は酪農学園へのお願いとして、放射能汚染により想定される様々な問題(土壌、動植物への影響)について研究対象として取り上げていただき、実証研究の素材として農地等を提供するので活用していただきたいとのことでした。谷山学長から本学には放射線の専門家もいるので持ち帰り検討してみたいとの返答があった。
その後、酪農学園後援会永田常務、とわの森三愛高校黒畑副校長、同窓会事務局より挨拶ののち、同会場において懇親会が行われ、旧交を温めることが出来た。
7月24日(土)、旧新橋停車場(Beer Dining Lion 汐留)において、平成22年度の東京都支部及び関東同窓会の総会が26名の出席者により行われた。本学からは谷山弘行学長、野村武同窓会連合会会長、永田享後援会常務理事、黒畑勝男副校長が来賓として出席した。
第1部として、東京都支部総会が開催された。福山支部長の挨拶で開会し、第1号議案:平成21年度事業報告・会計報告・監査報告、第2号議案:平成22年度事業計画・予算(案)、第3号議案:役員改選が審議され、原案どおり承認された。
第2部として、関東同窓会総会が開催された。南雲会長の挨拶で開会し、第1号議案:平成21年度事業報告・会計報告・監査報告、第2号議案:平成22年度事業計画・予算(案)が審議され、承認された。
次に来賓紹介と挨拶があり、上記の来賓の方々よりご挨拶を頂戴した。特に学園改革について谷山学長より詳細な報告が行われた。その後、懇親会が和やかな雰囲気の中で行われた。
酪農学園関東同窓会東京都支部第四回総会を8月8日(土)開催いたしました。
ご来賓には、学校法人酪農学園 仙北常務理事、酪農学園同窓会連合会 南雲副会長、後藤埼玉県支部長、平岡神奈川県支部長、岡田千葉県支部顧問にご出席頂き、貴重なご助言ご挨拶を賜りました。
総会議事については、東京都支部の事業テーマである「酪農学園の理念である=健土建民=の知恵を都市生活においてどう活かすか。身近な課題から、語り合う。」ことの事業報告・事業計画を審議いただき無事終了しました。
記念講演は、仙北常務理事に先生のベストセラーである「牛飼いからの伝言 黒澤酉蔵の生涯」のご紹介と酪農学園改革の現状につきお話をいただきました。
懇親会では、東京都支部総会に初参加の、君波庸介さん、池谷俊彰さんに自己紹介を頂き、和気藹藹のなか終了しました。