獣医学科静岡支部同窓会開催報告
第?回静岡支部同窓会は、22期の鈴木さんが幹事となって、3月10日(日)浜松市中区の地ビールレストラン「マイン・シュロス」で18名の出席で実施しました。
開催に先立ち、昨年ご逝去された山下先生と牛島先生、並びに1昨年の大震災で亡くなられた方々のご冥福を祈って、黙祷をささげました。
5期の藤村支部長から大学及び同窓会の近況報告を含めた挨拶で幕開けとなり、23期の静岡県中遠家畜保健所に勤務する飯田さんによる「サーモグラフィーの畜産への応用」と題して、日常業務の中での体験と研究成果を語っていただきました。
酔っ払う前に記念撮影をし、3期の松永さんの御発声による乾杯で、いよいよ宴会開始。宴会の中では、参加者全員が自慢話あり愚痴話ありの近況報告などをして、あっという間に2時間30分が過ぎてしまいました。
最後に酪農讃歌(ちょっと歌詞が怪しい部分もあったが)を合唱して、10期の大瀧さんの中締めとしたのですが、ほとんどの参加者が去りがたく、近くの店で二次会となり、なぜかUFOや宇宙人の話で盛り上がってしまいました。(文責 幹事 小森 禅)
同窓会連合会九州地区熊本県支部事務局(熊本県酪連)のご協力により実現した、くまモンの来学時の様子をyoutube「くまもとから元気をプロジェクト北海道篇」動画より転載させていただきました。
安宅一夫名誉教授(元学長)宇都宮賞受賞祝賀会開催報告
3月30日(土)18時より新さっぽろアークシティホテルにおいて、3月1日に行われた安宅一夫本学名誉教授(元学長)の宇都宮賞受賞を祝して、家畜栄養学・飼料学研究室OB会およびアジア酪農交流会関係者の呼びかけにより受章祝賀会が開催されました。受章祝賀会には93名が出席し、酪農関係者、大学関係者のほか、卒業生が全国各地から駆けつけました。
発起人代表の河野崇治氏(アジア酪農交流会副会長)の挨拶の後、司会の野英二氏より、今回の安宅一夫元学長の宇都宮賞受賞の経緯が報告されました。
出席者を代表して細田治憲氏(アジア酪農交流会顧問)、中原准一氏(アジア酪農交流会前会長)からの祝辞の後、出席者より安宅一夫先生へ花束と記念品の贈呈が有りました。
安宅一夫元学長から今回の受章へ対して推薦いただいた関係者や本日の出席者への謝辞が述べられた後、中込稔氏(野澤組代表取締役)のご発声で祝宴に入りました。
テーブルスピーチでは、酪農関係者よりお祝の言葉と更に今後の活躍を期待する言葉を頂き、田中義剛氏をはじめ、教え子の卒業生からは、学生時代の安宅一夫先生との思い出が語られました。最後に井下英透氏(研究室OB会副会長)による三本締めで会を閉め、盛会裡のうちに祝賀会を終えました。その後二次会まで歓談は続きました。
野田修平様(短大6期)東京都民美術春季展に出展
いつもお世話になります。皆様お変わりございませんか。
同窓会東京都支部野田修平様が東京都民美術春季展に出展致しました。
日本を象徴する“さくら”からもう一方の“富士山”への挑戦と言うことで、山梨県の忍野村からの富士 20号の作品とのことです。
秋のビックな展覧会には、この作品をベースに100号の大作を考えているとの事です。
展覧会の案内状及び会場地図を貼付いたしました。是非ともご高覧頂きたく会場へお運び下さい。
なお 野田様は会期最終日9日の午後会場にいらっしゃるとの事です。(文責 高澤 靖)
同窓会連合会長野県支部研修会・総会報告
23日(土)午後2時より、岡谷市信濃屋において、同窓会連合会長野県支部の研修会・総会が開催された。本学からは講師の中原准一特任教授、谷山弘行学長、栄忍高校長、浦川が出席。東京からは高沢靖東京オフィス所長が出席。 総数21名により開催された。
研修会では、短大同窓生(7期)小林亀太郎氏より「恩師樋浦先生の思い出」と題して、88歳とは思えない頭脳明晰、優れた記憶力で樋浦誠先生に纏わるエピソードをお話いただいた。「樋浦先生のメッセージで、青年で一番大切なことは信頼される人間になることである」と励ましていただいたことが印象に残っていると話した。
続いて中原准一特任教授による「TPP交渉参加をどう考えるか-問われる国のかたち-と題して資料に基づき安倍晋三首相のTPP交渉参加表明からTPPの本質、農業問題だけではない多面的な視点で講演いただいた。先生は「米国の米国による米国由来の多国籍企業のための貿易協定といわなければならない。」との警鐘をならした。
3時40分から平成24年度の第2回定期総会が同会場で開催された。酒井興一理事の司会進行で、田中清司支部長は「あせらずゆっくり」と支部活動を推進していきたいと挨拶を述べた。
田中支部長を議長に平成24年度事業報告並びに収支決算報告、平成25年度事業計画(案)並びに収支予算案が審議され、承認された。
平成25・26年度役員体制について、顧問に小林亀太郎氏、支部長は田中清司氏が再任、満澤恵治氏、森 健氏副支部長、事務局長に満澤恵治氏(兼任)以下4ブロック役員の中からの理事、監事、事務局、会計等がそれぞれ選出された。今年の事業計画では、永井農場見学が企画されることとなった。
来賓挨拶では谷山弘行学長より本学の現況報告についてご紹介いただいた。
総会終了後は、別室において懇親会が開催され、榮忍高校長、高澤靖所長の来賓挨拶ののち出席者全員の近況報告が和やかに開催された。
追記:小林亀太郎さんの体験牧場では先頃、アルパカの赤ちゃんが誕生に町の人気者になっています。
「アーサー神塚先生追悼記念会」の様子とご子息ジョンさんの「感謝の言葉」を事務局の西川求様よりお送りいただきましたので、同窓生の皆様にご紹介いたします。
3月12日(火)70名あまりの方々にご参加いただき、瀬棚町民センターにおいてアーサー神塚先生を偲んで追悼記念会が行われました。昨年4月3日夜家族の見守る中で主に感謝して、お一人お一人に声をかけ4日未明眠るように天に召されたと、ご長男のジョンさんから話を聞きました。
神塚先生の酪農学園での働きは、草創期に始まり、学園の骨子を築き、三愛精神をもって樋浦誠学長と共に多くの職員や学生に福音を述べ伝え、真実の愛に立って三愛塾を開き、地球家族の愛によって行動する素晴らしさを何度も繰り返し述べ伝え、私たちの歩むべき道を指し示してくださいました。
遠く栃木県より、菊地創先生夫妻、久世礼子先生始め札幌や江別から多数ご参加頂き感謝しております。(文責 西川 求)
アーサー神塚追悼記念会にて感謝の言葉
瀬棚の皆様がこのような集会を開いてくださることに私の父がどれほど感謝し、また喜んでいるか、言葉で言い尽くすことができません。瀬棚は父にとってとても深い意味を持った場所でした。父は晩年に一生を振り返り、自分の人生にとって神様の導きが本当に素晴らしいもの、奇跡的なものであったと言っていました。
父が北海道で過ごした頃のこと、そしてここで出逢い、共に働くことのできた素晴らしい人々のことを常に口にしていました。父によればそれは神様の愛と御手による導きが人間の思いをはるかに超えており、神様が人の望み以上のことをなさる方であることを証する活きた証拠だということでした。この記念会を企画し、実現してくださった方々に私からも感謝をささげます。そして私の兄弟たちや妹も、皆が感謝しています。
昨年、私は非常に辛い思いをもって日本に来ました。父の容態が悪くなっていたからです。しかし私が日本にいた間、父は生き続けていてくれました。私は帰国するとすぐ、空港から直接に父を見舞いに行きました。父は元気で、私が日本で会った人々についていろいろと質問を浴びせてきました。とくに、数ヶ月前に亡くなった母、彼の妻和子のために瀬棚で記念会が行われたことを話すと、父は深く感動していました。
今にして振り返って見ると、父は私が日本で見聞きして来たことの報告を聞くために、残された力のすべてを用いて生き続けていたのだと強く思わされます。父はその後15日しか生きていませんでした。その頃、死の床にある人々のほとんどの例に漏れず、父は食物を摂ったり、水を飲んだりすることをしなくなっていました。もちろん、私たちは栄養を摂るように説得しましたが、父はまったく聞き入れようとしませんでした。
父の死の前日、父の子どもたち、そして孫の何人かがニューヨークにある彼のアパートに集まっていました。父は非常に弱くなって、ベッドに寝ていましたが、私たちが歌う讃美歌に合わせて一緒に歌っていました。父が好んでいた聖書の言葉が読まれ、父が63年共に生きた妻、和子・リリーについての思い出話を私たちがするのを、一所懸命に聞いていました。それでも父は食物と飲み物を断固拒否し続けていました。夕食の頃になって、私の弟の一人がそこに集まっている者たち全員のために、近くの店に食べ物と飲み物を買いに出掛けました。彼が戻って来て、彼は父に夕食に何か食べたいかと尋ねました。父はいつもの通り、何も要らないと答えていました。
しかし弟が、冷えたビールがあるよ、と言ったところ、皆が本当に驚いたことに、父は全力を振り絞って、少しビールが欲しいと言ったのでした。ビールの注がれたコップが父のところにもたらされた時、父はベッドの上で起き上がり、そこに集まっているすべての人々にもコップを配れと命じました。子どもたちのコップにはジュース、大人たちのコップにはビールが注がれると、父は一人ひとりを見回して、皆を一人ひとり深く愛して来たこと、それ以上に皆に感謝して来たと言い、そして「乾杯」と言いました。父はビールを本当に飲みたかったのではないと思います。しかし、ビールがあると聞いて、皆に最後の「祝福」を与えたいと願ったのだと思います。
父はビールを一口だけ口に含み、そのままコップを置き、深い眠りにつき、そのまま次の世に旅立って行きました。父がもしこの席にいれば、父は皆様一人ひとりを見つめたいと思ったに違いないと思います。そして父の心は喜びと感謝に満たされ、皆様一人ひとりに「祝福」を捧げたいと願ったに違いありません。父に代わり、母に代わり、また私の兄弟や姉代表して、皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございます。
2013年3月12日 ジョン神塚
同窓会連合会足寄支部「総会及び新年会」報告
2013年2月15日(金)午後6時30分から足寄町2条2丁目まるさん食堂において、酪農学園同窓会連合会 足寄支部の年一度の『総会及び新年会』の交流会を開催された。
当初15名の参加予定であったが、当日は14名の参加となったが、久しぶりの参加者もあり、楽しく交流することができました。
また、今年は新規会員で新婚の女性会員の参加、総会では、昨年結成された「十勝支部の経過報告」等も報告された。 写真 (参加者全員で、ハイポーズ!!) (文責 鈴木 利邦)
3月2日(土)、同窓会連合会九州地区沖縄県支部の設立総会が40名を超える同窓生の出席により沖縄県那覇市泉崎のANAクラウンプラザ沖縄で開催された。本学からは谷山弘行学長、中出哲也教授、野村同窓会会長、浦川の4名が出席した。
19:00より設立総会が行われた。司会進行は宮平誠人(獣医29期)氏。田中巧一世話人代表より歓迎の挨拶と設立に係る世話人会報告等が行われた。来賓祝辞では野村武同窓会連合会会長が同窓会の現状と54番目の支部誕生のお祝いを述べた。谷山弘行学長は大学改革に伴う再編の状況と学長選等現況を報告した。
議事では1号議案として、支部会則案が提案され、拍手により承認された。2号議案では支部役員案が会則第7条により提案された。支部長には田中巧一(獣医14期)氏、副支部長には荒川真人(酪農19期)氏、金城 剛(農経30期)氏、事務局長には宮城国太郎(獣医30期)氏、会計には宮平誠人氏が選任された。地区別の理事、幹事については後日の役員会において選出することとなった。
総会終了後に記念講演・研修会が行われた。本学獣医学群画像診断学 中出哲也教授を講師に「画像診断の最前線」と題して、MRIを利用した肝細胞癌良性・悪性の識別を造影剤の反応を時間経過の変化により確認する方法等を紹介した。
記念撮影の後、懇親会に入った。来賓祝辞を九州地区会長古賀友英氏が行い、九州地区の支部状況や2年に1度の地区総会(来年福岡で開催予定)に家族での出席を呼びかけた。
與那覇昌功氏より乾杯の発声により懇親会に入り、和気藹藹とした歓談が行われ、久しぶりに顔を合わせる方もおり、和やかな中で進行した。 支部役員紹介も行われ、最後は輪をつくり、酪農讃歌のBGMに合わせて、全員で合唱して閉会した。 その後、会場を変更した2次会にも30名以上の同窓生が出席した。
獣医学科同窓会釧路支部開催報告
今年は、寒さの厳しい冬となり、同窓生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
去る2月1日(金)、午後7時から釧路市栄町のアクアベールにおいて、酪農学園大学獣医学部釧路支部の同窓会を中出教授に来ていただき、出席者20名で開催しました。
中出先生より、最近の大学の近況報告があり、懐かしさと共に、時代の流れを、感じました。獣医動物看護学類など、大学の新たな機構改革など、動物、食品あらゆる分野の職業選択の幅が広がっているように思います。
会では、酒を交わしながら、一人一人、近況を報告してもらいましたが、楽しかった大学生活から、社会に出て、様々な経験を積み重ねて現在に至る過程はそれぞれ違いますが、大学生活で得た仲間や恩師から得た絆が生活の糧になっているようです。仕事では、はめをはずせない人も、自分をさらけだして、飲んで歌って、語り合い、楽しいひと時を過ごしました。
不慣れな事務局で、準備不足、失敗もあり、再履修をすることになったので、春~夏の暖かい時期に、再度、開催を予定しています。また、楽しく、同窓会の仲間とともに、顔を合わせ、楽しいひとを過ごしましょう。 (文責 25期 今井 一博)