酪農学園大学獣医解剖学教室同門会総会および懇親会の開催報告
酪農学園大学獣医解剖学教室同門会総会を11月24日(土)札幌にて開催した。今回は、阿部光雄先生(酪農学園大学名誉教授、同門会顧問)の快気祝いも兼ねた。
開会に当たり、竹花一成先生(同門会会長)より挨拶と総会開催の経緯などのお話があり、次いで事務局より報告と審議を行った。
総会終了後懇親会を開催し、阿部先生より近況など幾つかのお話があり、お元気になられた先生のお言葉に参加者一同、耳を傾けた。乾杯の後、参加者からもテーブルスピーチがあり、職場の話や学生時代の思い出深いエピソードが披露された。
終始楽しく和やかな雰囲気の中、話しは尽きないようであったが、参加者一同阿部先生のご健康を祈り、また、皆様のご多幸とご発展を祈念して閉幕した。 (文責 同門会事務局 植田弘美)
開催日時:2012年11月24日(土)14時00分〜16時30分
開催場所:ニューオータニイン札幌
参加人数:46名
獣医臨床繁殖学教室創立35周年&河田啓一郎先生特別三愛賞受賞記念祝賀会のご案内
拝啓 北の大地に眩しい光と風が溢れる季節となりました。
皆様にはますますお元気にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて本年、繁殖学教室は創立35周年を迎えることとなりました。
またもう一つ嬉しいことに、河田啓一郎先生が「特別三愛賞」を受賞いたしました。
つきましては下記のとおり記念式典と祝賀会を開催いたします。
記念式典では河田啓一郎先生の記念講演も行われ、多くの先生方もお見えになりますので、皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようご案内申し上げます。 敬具
記
日 時 : 平成24年10月6日(土)午後5時受付開始
記念写真撮影 午後5時30分
会 場 : 札幌パークホテル 3階パークホールA
札幌市中央区南10条西3丁目1番1号 TEL 011-511-3131
最寄駅 地下鉄南北線「中島公園駅」徒歩1分
会 費 : 15,000円
申込方法: 会費の事前払込(郵便局)(教室出身者には事前案内済)
お問合先: 佐藤清和(15期)tel 0126-22-5528
6月23日(土)、札幌ガーデンパレスホテルにおいて、42名(家族7名を含む)の出席者により、標記OB会が開催された。
応用家畜繁殖学(旧研究室名 家畜繁殖学)研究室OB会は、3年に1回おこなっており、今回で2回目である。今回は、卒業生、現役学生、高橋 茂先生、堂地のほかに家族が参加して開催した。卒業生は鹿児島県、熊本県、岡山県、長野県、栃木県、千葉県、宮城県、道内の各地から参加した。本研究室のOB会では、懇親会の中で卒業生の中から2、3名が現在の仕事の状況を専門的に報告するゼミ(勉強会)を約1時間実施することになっている。
今回は岡山県で酪農を経営している卒業生と道東で人工授精サービス会社(人工授精と受精卵移植業務)を経営している2名の卒業生が、それぞれの経営概況についてスライドを用いて紹介した。岡山県で酪農を経営している卒業生(女性)は、乳生産と繁殖成績の維持・向上のために、地元NOSAIの協力を得て代謝プロファイルテストによる栄養状態の解析を行うなど、常に新しい技術情報を収集して経営に活かし、安定的な乳生産と良好な繁殖成績を達成している。また、共進会にも取り組み上位入賞を果たしている。
道東で人工授精サービス会社を経営している卒業生は、人工授精と受精卵移植に特化した業務を大きく展開している。本卒業生は、全国の同業者とネットワークを構築し、定期的に国内外で情報交換と技術研修会を行い、新しい情報収集を行い技術向上に努めている。また、日常業務で得られたデータは、講演会や学会で報告するなど学術的な活動も行っている。卒業生2名の報告に続いて活発な質疑応答を行った。
ゼミ終了後、卒業生および現役学生が自己紹介と近況報告を行い、盛会に第2回目のOB会を終えた。次回のOB会は3年後に行うことが決まった。(文責 堂地 修)
3月10日 サスティナブル デーリィ システム研究室 (SDS研)の 同窓会が 名久井先生の送別会を兼ねて札幌で開かれました。遠くは滋賀県、愛知県から19名の卒業生が集まりました(写真)。
また、宮城県から3.11東日本大震災で被災した卒業生も駆けつけてくれました。
久しぶりの再会に昔の学生時代がよみがえり、 二次会、三次会と明け方までおしゃべりが続き、出会いを懐かしんでいました。
02月10日(金)午前中に大学で最終講義をされた後、夕刻18:00より、ホテルモントレエーデレホフ札幌(札幌市中央区)におきまして、宮川先生の退職記念同窓会を開催いたしました。
(当時)農林水産省家畜衛生試験場より、本学に着任された1993年の卒業生も駈けつけ、50名ほどが集まった同窓会でした。道内のみならず、関東・東海方面から懐かしい顔が集まり、宮川先生も目尻を下げて楽しい時間を過ごされていました。
卒業生に限らず、研究室でお世話いただいた歴代の事務職員の方々にも来ていただき、その世代ごとに固まりとなり、宮川先生は各集団を忙しく回っていらっしゃいました。卒業生からは記念品として、ノートパソコンがプレゼントされました。
今後、ご自宅から卒業生に向けて近況を発信していくとのことでした。(文責 岡本英竜)
拝啓
年の瀬も押し迫りご多忙のことと存じますが、皆様にはご健勝にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて、私たちの恩師である牛島純一先生は横浜でお暮らしですが、お元気に米寿を迎えられました。つきましては、先生を囲んでご長寿を祝い歓談のひとときを過ごしたく、下記の要領で「牛島純一先生米寿祝賀会」を開催することといたしました。関東の桜が見頃の季節でもあり、学会で関東へお出かけの方も多いと思い、3月末の開催といたしました。なお、獣医学科神奈川支部同窓会を兼ねて行います。年度末でご多忙とは存じますが、多数ご出席くださいますようご案内申し上げます。
同窓生全員にご案内すると通信費が膨大となるため、このご案内は、牛島先生に習った世代の生理学教室の同窓生、神奈川支部同窓生および同窓会役員にお送りしております。しかし、生理学教室出身者、神奈川支部同窓生および役員以外で、また牛島先生に習っていない方で出席を希望される方がおられましたら歓迎したいと思っておりますので、心当たりの方に口コミでご連絡いただければ幸いです。酪農学園大学同窓会のホームページにも掲載する予定です。
また、お願いですが、出席される方で牛島先生と一緒に写っている写真をお持ちの方は加藤宛に送って頂けないでしょうか。祝賀会当日、必ず返却いたします。 敬具
記
日時 2012年3月30日(金) 18:00~20:00
会場 ホテルコンチネンタル横浜 7F ニューヨーク・ニューヨーク
〒231-0023 横浜市中区山下町50-1 TEL.045-641-0205
地下鉄みなとみらい線日本大通り駅より徒歩1分
JR関内駅より徒歩7分
会費 10,000円
※準備の都合がございますので、1月末日までに同封のはがきにて出欠のご返事をいただきたくお願いいたします。 以 上
酪農学園大学獣医学群獣医生理学ユニット
加藤 清雄
獣医学科同窓会神奈川支部
支部長 松本 敏男
連絡先
〒069-8501
北海道江別市文京台緑町582
TEL 011-388-4734(生理学教授室直通)
E-mail kato@rakuno.ac.jp
Fax 011-387-5890(獣医学科事務室)
祝 チーズ作り日本一 田中 義剛氏(花畑牧場主)第8回オールジャパンナチュラルチーズコンテストで花畑牧場ラクレット 農林水産大臣賞受賞
祝 牛づくり日本一 井下 英透氏(Jリード代表)平成13年度、14年度、15年度牛群乳量日本一 平成16年乳量日本記録樹立(27,687Kg)2歳型、2歳半型、3歳半型、4歳型の日本記録 日本最多のスーパーカウ輩出
祝 草づくり日本一 塩野谷 幸一氏(レイクヒル・ファーム)第14回全国草地畜産コンクール:農水省生産局長賞受賞 2009年度草づくりコンクール:道知事賞受賞 野原 幸治氏 第7回全国草地畜産コンクール 農水省生産局長賞受賞
3月2日(金)18時より札幌グランドホテルNode43において、安宅一夫教授主催により家畜栄養学・飼料学研究室出身で上記を受賞した同窓生を讃えての記念祝賀会が開催され、関係者が集合し、和やかな祝賀会が開催された。
安宅教授の開会挨拶、永田享後援会常務の乾杯で始まり、関係者の自己紹介等も交えて進行した。
田中義剛氏は受賞の喜びを「奇跡。絶対無理と思っていた。農林水産大臣賞と聞いた時、それ何等?と思わず聞いた」、「公開審査だったため頂けた」と語った。
ラクレットには「溶かして食べるチーズでパフォーマンスしたい」という狙いと「アルプスの少女ハイジが食べていたチーズ」のイメージも強かったとの談話も業界紙に出している。 井下英透氏は「卒業してから安宅教授に大変助けていただき、感謝している」との謝辞を述べた。塩野谷氏は都合がつかず欠席された。
2011年度酪進会開催報告
2011年度酪進会定例会(酪農学科 家畜管理・行動学研究室同窓会)を2012年2月18日(土)、札幌にて開催しました。西埜先生は残念ながら御欠席でしたが、干場先生・森田先生・道内OBに加え、49期となる卒業年度のゼミ学生を迎えて総勢約30名の出席でした。なお、短大に関しては今年度が最後の卒業生となります。
今年度の研究室の活動報告が干場先生と森田先生からなされた後、日頃の研究成果の報告を兼ねた研修会として、大学院生から発表を行いました。内容は『搾乳関連排水の実態と処理方法選択時のポイント』、『放し飼い牛舎における飼槽上残存飼料の形状変化に関する研究』、『十勝地方鹿追町酪農の多面的評価』の3題でした。どの題材もこの研究室らしい現場に即したもので、質疑も行われ、発表者・参加者ともに有意義な時間となりました。
後半は、新しく酪進会会員となる新卒業生の歓迎会が行われました。大学・短大の新卒業生からは各々卒業後の抱負や決意が発表され、OBからもそれぞれ近況報告や今後の抱負、新卒業生に対する励ましの言葉が述べられました。
今年度の卒業生からは、ほぼ全員が平成生まれです。OBの方とは親子ほどの年の差になる場合もあり、これからも幅広い世代が集う場として酪進会が開催されていくことを願ってやみません。毎年参加される方はもちろん、しばらくご無沙汰されている方、参加したことがない方も、来年の酪進会でお会いできることを楽しみにしております。
2月10日(金)18:00より新札幌シェラトンホテルにおいて、家畜飼料学同窓会・アジア酪農交流会が関係者約120名の出席者により開催された。当日は9:30より200名を超える聴衆の前で安宅一夫教授・名久井忠教授の最終講義が学内で行われた。また15:30よりアジア酪農交流会主催のセミナーが当ホテルで開催された。
安宅一夫・名久井忠先生を囲む会は、家畜飼料学同窓会・アジア酪農交流会による合同開催によるもので、それぞれに関係する学生、同窓生、教職員、教職員OB等にお集まりいただいた。
野教授の総合司会で開会し、原田勇学園長のご挨拶、井下同窓会副会長のご挨拶、細田顧問の乾杯のご発声で懇親会が開催された。
名久井教授、安宅教授から参会者への謝意のご挨拶を頂戴し、現役学生からは両教授に花束や記念品が贈られた。その後、アジア酪農交流会関連で内蒙古からの出席者や極東ロシアからの留学生の紹介等が行われ、国際色に包まれた和やかな祝賀会となった。
また、研究室恒例のオークションや参会者のOB紹介等も行われた。
小林副会長、市川研究科長のご挨拶、記念写真のあと、全員で円陣を組んで酪農讃歌を合唱し、閉会した。
2月10日(金)9:30~12:10 大学C1号館201教室において、名久井忠教授、宮川栄一教授、安宅一夫教授の最終講義が行われた。学生、教職員、卒業生等200名を超える関係者が集まり、名物教授の最終講義を熱心に拝聴した。
名久井教授は「酪農の跡継ぎ教育と現場密着型研究を振り返って」と題しての講義であった。本学短大を卒業後、40年の農林水産省試験場勤務を経て、2003年より母校に戻り、農場実習、研究室での卒論等学生指導に情熱を傾けて来られた歩みを丁寧に講義いただいた。本学の学生気質を「心がやさしく、テーマに対して熱心に取り組む情熱もあるが、調査が弱い」とのご指摘もいただいたが、指導した学生達から元気をいただき、酪農学園に心より感謝しているとの謝意が述べられた。
宮川教授は、「ルーメン細菌を把握しよう」と題しての講演であった。本学への赴任に至るまでの略歴を時間を割いてご説明いただいた。大学卒業後の農林水産省家畜衛生試験場(現動物衛生研究所)での研究内容のこと、ルーメン細菌に関する研究で学位を取得されたいきさつ。ルーメンの研究者として本学に1992年に採用された経緯等を述べられた。本学ではT-RFLP法をルーメン細菌叢に応用した研究を行い、「バクテロイデス属菌の化学的分類学的研究」「ルーメン細菌叢の解析法」について要点をご紹介いただいた。
安宅一夫教授は「酪農人への手紙 Ⅱ」と題した最終講義を行った。41年に及ぶ本学での職歴のスタートが帯広畜産大学の恩師大原久友先生の推薦による赴任のいきさつから今日に至るまでの教育歴、研究歴、エクステンション活動、国際交流等幅広くご紹介していただいた。特にサイレージの研究については、昨年畜産技術協会賞を受賞されている。酪農学園に愛され、多くの学生、友人、恩師に恵まれてきたことに感謝した。
最後に黒澤酉蔵の三愛精神は「真心」、ドラッカーのマネジメントは「真摯」、安宅一夫のポリシーは「鈍」という言葉を聴衆にメッセージとして送った。
(紙面の関係上、概略紹介となりましたので詳細は最終講義レジュメをご覧下さい)