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OB会新着情報一覧

掲載日:2015.10.30

大学酪農学科7期 同期会開催報告

大学酪農学科7期 同期会開催報告

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不思議の体験同期会

 10月27日(火)17時30分から札幌市南区にある定山渓ホテルを会場に大学酪農学部酪農学科7期生による同期会が開催された。今回の幹事は長良幸、加瀬健郎、城近 泰でした。

 当初は30名出席予定でしたが2名の欠席者が出て、28名になりました。先生は鮫島邦彦先生が参加してくださり、楽しい、有意義なひと時を過ごすことが出来ました。

 卒業以来45年振りに会った人も多く、受付で名前を確認し合ったがほとんど記憶にない。皆アラセブンのじい様だ。ところが一次会の懇親会で近況を報告し合い、場所を変えた二次会で昔の頃を語り合い、幹事部屋での三次会に至ると、年の薄皮が一枚づつ剥げ、ああ!この口吻、このしぐさはまさしく奴だと、徐々に野幌原始林の吹く風を受けて微笑む若人にかわっていく。そして、こんな事があった、あんな事覚えているかとの、昔の口調に戻っていた。不思議の体験だ。また会おうと別れたが、これが最後かもしれないと仄かに思い、タイムスリップの同期会は、幕を閉じた。(文責 幹事 城近 泰)

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酪農学園同窓会(2015.10.30)|
掲載日:2015.10.28

全日本ホルスタイングランプリ2015概要報告

 全日本ホルスタイングランプリ2015概要報告

 第14回全日本ホルスタイン共進会北海道大会が10月23日(金)から26日(月)の期間において、北海道ホルスタイン共進会場(勇払郡安平町早来新栄)を会場に行われた。

 あいにく低気圧接近で土日の週末は荒れ模様で平野部でも積雪があるなど厳しい気象条件の中での開催であったが「乳牛のオリンピック」に相応しい盛り上がりで、全国各地からの入場者があった。運営に協力した本学関係者は300名とのことでした。また学内(入試、就職、エクステンションセンター、同窓会等)各部で出展ブースを設けて同窓生等来場者への対応を行った。

 共進会では高校生リードマンコンテストで、とわの森三愛高校生が2年の部で優勝、3年の部で2位と健闘した。また本学から3頭の出品牛は、未経産牛2部で本学フィールド教育センター所属の204 オークリーフMBB ソフィアが優等賞1席。未経産牛3部で高校所属の301が1等賞2席、ジャージ経産牛17部で1701優等賞2席。とそれぞれ優秀な成績を修めた。

 開会式の様子や佐久市川村吾蔵記念館の理想的体型乳牛模型(ツルータイプ)の展示や各ブース、閉会式の様子は以下のとおり(写真をクリックすると拡大します)。

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酪農学園同窓会(2015.10.28)|
掲載日:2015.10.28

酪農学園大学獣医学科6期生同期会報告

酪農学園大学獣医学科6期生同期会報告

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去る10月16日(金)午後4時から大阪池田市にある不死王閣を会場に参加者19名による標記の同期会が開催された。今回の幹事は淡野、熱田文博、森田修。

卒業後42年を経過し、関西で初の同期会を開催した。同期の南繁(獣医学科同窓会長)氏による「学園の現状と未来について」の講演後、久しぶりに学生時代に帰って昔話に花を咲かせた。

翌日は、大阪市内の名所(心斎橋・道頓堀)を巡り、大阪うどんやたこ焼きに舌鼓を打った。最後に道頓堀の水掛け不動で二年後東北での再会を約して解散とした。

(文責 幹事代表 淡野輝雄)

酪農学園同窓会(2015.10.28)|
掲載日:2015.10.27

2015年度 酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告

2015年度 酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告

標記の総会等は平成27年10月18日、愛知県JR名古屋駅前の「ウインクあいち」(愛知県産業労働センター)11F1109会議室を会場に、ご来賓には学園常務理事の福山二仁氏、研究会講師には本学獣医学群伴侶動物外科学Ⅰ准教授の井坂光宏先生をお招きし午後1時~5時の4時間に亘り開催しました。

総会は、永井勝会長から1.第1回酪小獣全国会議が学園東京事務所で開かれ、全国会議を毎年開く事が決議された。2.獣医科卒業生の子弟枠制度の新設要望書は本年4月に大学の学長、獣医学群長、獣医学類長へ提出された。3.関東東北大水害被災病院義援金は本日参加された個々人の任意で行い、全額を関東地区の白樺会事務局へ送付する等の報告と要望が有った旨の挨拶がなされた。

加藤正木事務局長からは、1.報告事項①平成26年度の事業報告(研究会:獣医学群伴侶動物内科学Ⅱ玉本隆司助教による「腎疾患の診断と治療」) ②附属病院臨床教材ライブラリの配信(外側耳道切除・直腸粘膜引き抜き術・各施術のスライド・胸骨縦切開による胸腺腫摘出手術・肥満細胞腫広範囲切除) ③付属図書館文献複写サービス(未所蔵文献も取り寄せ可能)について ④その他として学長解任にあたり竹花一成(獣医11期)学群長が8月26日から新学長に就任された等々報告の後、2.審議事項に入り ①昨年度の収支決算について ②本年度事業計画(本日の研究会) ③地塩会の運営 ④連絡網の見直しの審議に入り事務局案が決議された。

小動物臨床研究会は、井坂光宏先生が ①安価にできる椎間板ヘルニア手術(胸腰椎) ②心臓超音波検査の基礎(B/M)の2題についてプロジェクターを用い76枚の図表を駆使されて、分かりやすく丁寧に講義された。

井坂先生は本学獣医学科30期同窓生で卒業後は北海道大学大学院医学研究科、高次診断治療学を専攻の循環器外科の医学博士です。大学院終了後は、日本やアメリカなどで小動物の一般診療や獣医循環器系の実学研究等を研鑽され、本年4月から母校の准教授として活躍されています。

講義の内容は、演題にある疾病のCT,MRIの画像による治療の指針や治療法の検討を如何になすかが話され、とても有意義でした。先生は並み居る同窓会の先輩兄姉に気を遣いながらの講義されたので、さぞやお疲れになったことと拝察しました。

懇親会は午後5時から7時までの2時間でしたが、福山二仁常務理事が学園の近況についてお話しされた後、乾杯で始まり酪農賛歌で恒例とおりに散会しました。

参加者のご厚意をいただいた義援金は、10月23日名古屋市中区役所の1Fロビーにて地塩会監事 藤田実氏の立会いのもと募金箱を開封し,10月26日に白樺会へ送金されました。 (文責:永井 勝)

酪農学園同窓会(2015.10.27)|
掲載日:2015.10.27

野幌機農高等学校農業科第14期生、農協科第2期生同期会開催報告

野幌機農高等学校農業科第14期生、農協科第2期生同期会開催報告

野幌機農高等学校農業科第14期生、農協科第2期生(昭和33年卒業)の十勝会場同期会を、平成27年10月16日(金)と17日(土)の二日間音更町(十勝川温泉第一ホテル)で開催しました。

2年前の層雲峡温泉会場は大雪に見舞われて峠越えができず2名が止むなく欠席。今回も同時期のため天候を心配しましたが空は雲ひとつない十勝晴れのなか道内各地から13名が集まりました。

記念写真を撮影したのち、事務局を担当した杉江幹事の司会進行により、農業科担任の山下欽一郎先生、農協科担任の谷津保夫先生、農場担当の井上錦次先生をはじめ、同期生16名の物故者各位に黙祷を捧げご冥福を祈りました。

郡谷代表が開会挨拶し、学園の同窓会から助成金を戴いた旨の報告があり、参加者一同から感謝とお礼を込めた拍手がありました。

また、板倉敏雄氏からは乾杯に先立って学園の近況についてパンフレットを用いての報告と、学生・生徒の募集について協力依頼がありました。

テーブルスピーチでは参会者全員から卒業後の仕事や家庭環境や趣味について発表し、半世紀余りの生きざまに感動しきり。卒業して57年の歳月が経過した今日、中学校を卒業したばかりの幼い子供達が全道・全国から集まり、3年間もの長い期間寝食を共にして生まれた同期生の絆は兄弟の如く強く、そして時には優しく、どれだけ思い出を語っても話は尽きることなく、二次会場の幹事部屋は午前0時を過ぎても賑わいました。

次回の札幌開催と全員参加を共に誓い、後ろ髪を引かれる想いで別れを告げました。 (文責 杉江 英雄)

酪農学園同窓会(2015.10.27)|
掲載日:2015.10.13

酪農学園大学獣医学科4期生卒業45年同期会報告

酪農学園大学獣医学科4期生卒業45年同期会報告

去る10月7日(水)16時から山形県鶴岡市湯野浜温泉を会場にして、獣医学科4期生卒業45年同期会が20名の出席者で開催された。講師に同期の北村直人氏(農場管理獣医師協会会長)(日本獣医師会顧問)をお願いした。

集合時間は7日午後4時でしたが、皆さん台風23号を尻目に午後5時には参加者全員が集合した。

会を始めるに当り、7月の統一選挙で宮城県白石市市会議員選挙において上位当選された保科善一郎氏の紹介とお祝いを行い、その後同期生である北村直人氏(農場管理獣医師協会会長)より農場管理獣医師の現状と課題について約30分のご講演がありました。

その後、福岡の河野健氏の乾杯で懇親会に入り、近況報告。集った同窓は昔の学生時代にタイムスリップ、お互いの健康を称えあい夜遅くまで語り・飲み2次会、3次会と時間を忘れ明かしました。

翌日は、加茂水族館・羽黒山を訪れ皆さん帰路に付いたところです。

尚、次回は九州福岡での開催ですので、今回参加出来なかった方は是非参加を検討して下さい。(文責 幹事:伴顕、齋藤 文生)

酪農学園同窓会(2015.10.13)|
掲載日:2015.10.13

海野芳太郎先生を偲ぶ会

海野芳太郎先生を偲ぶ会

本学短期大学部酪農学科に所属していた、海野芳太郎先生(植物育種学研究室)がご逝去されてから13年が経過いたしました。また、ご存命であれば、昨年3月末には退職を迎え、海野先生を知る卒業生が集い、先生を囲む退職記念行事が開催されたことでしょう。

このような背景から、海野先生に教えを受けた研究室の卒業生4名が集い、昨年12月に「海野芳太郎先生を偲ぶ会」の発起人会を立ち上げました。その後、研究室の卒業生で構成されている同門会(土橋慶吉先生の退職を機に設立)「育みの会」とも連携をとり、2015年9月12日(土曜日)に、海野芳太郎先生とご縁のあった研究室の卒業生9名が集い、お墓参りと偲ぶ会を実施いたしました。ただし、私たちは海野先生のご親族に連絡を取る術をもっておらず、この会にお声掛けできなかったことが残念でした。

なお、当日は「平成27年9月関東東北豪雨」や宿泊先が確保できないなどの理由により、当日参加予定であった3名が急遽キャンセルとなりましたが、3名とも参加できないことを大変残念であると申していました。また、土橋慶吉先生はご高齢であるため、お越しいただくことはできませんでしたが、この会の開催にあたり、お言葉とお心付けを頂きました。さらに、学園同窓会から助成を頂くとともに、本学職員加藤浩さんにもご協力を頂きました。この場をお借りして、これらの方々をはじめ、参加できなかった多くの「育みの会」の皆様にお礼申し上げます。

以下に当日の様子をご紹介します。

参加者は午後4時に大学に集合し、マイクロバスに乗り、海野芳太郎先生が眠る、札幌市厚別区の禅聖寺に向かいました【写真2】。到着後、本堂にてご住職にお経を唱えていただくとともに、参加者はそれぞれ焼香しました。その後、納骨堂に行き、再度、お参りいたしました【写真3と4と5】。

禅聖寺を後にし、午後6時より、札幌市中央区の札幌全日空ホテル25階藻岩にて、海野芳太郎先生を偲ぶ会を開催いたしました【写真6】。大東純氏(平成7年度卒)の司会により偲ぶ会が進められました【写真7】。はじめに、発起人代表の前橋聡氏(平成7年度卒)が挨拶をし、その後、全員で黙祷をしました【写真8】。

育みの会の4代目会長の伊勢元氏(昭和55年度卒)による献杯の後、参加者同士歓談をいたしました【写真9と10】。その後,岡本吉弘氏(平成6年度卒)が海野先生の教育・研究内容を紹介しました【写真11】。海野先生がお一人で植物育種学研究室を運営した1995年から2002年の8年間に62題の卒業論文と1題の修士論文を指導しました。また、ニホンスズランとドイツスズランのF1雑種を獲得したことが新聞に取り上げられたことなどが紹介されました。

参加者個人と海野先生との思い出を語るため、小林朋導氏(平成6年度卒)から卒業の際に、海野先生が「メロンの品種を作るだけでなく、栽培技術を売ることを忘れないこと」と声をかけて下さったことが忘れられないと紹介してくれました【写真12】。その後、我妻尚広氏(昭和57年度卒)、名取雅之氏(昭和58年度卒)、佐京靖宏氏(昭和58年度卒)と順次、海野先生との思い出をご紹介いただきました【写真13と14と15と16】。

最後に、育みの会2代目会長の高蓋和朗氏(昭和43年度卒)より、閉会にあたってのご挨拶を頂戴し、偲ぶ会を無事終えました【写真17】。(文責 岡本吉弘)

酪農学園同窓会(2015.10.13)|
掲載日:2015.10.12

2015年度三愛賞受賞式報告

2015年度三愛賞受賞式報告

10月9日(金)午後1時10分から中央館学生ホールにおいて、第10回獣医学科同窓会「三愛賞」並びに第6回「特別三愛賞」授賞式および受賞講演会が開催された。会場には獣医学科教員や学生、同窓生、学園関係者約120名が出席した。

本年度の「三愛賞」受賞者は元動物愛護病院院長 河野 勝氏(2期)。河野先生の受賞理由は、酪農学園大学卒業生の中で小動物臨床の先駆けとして活躍され多くの臨床獣医師を育てたこと。また白樺会を結成して関東地域の本学同窓生を取り纏め、臨床分野で多大な功績を挙げ、現在の酪小獣結成の道筋を作り上げました功績によるものです。

「特別三愛賞」受賞者は前本学教授 平棟孝志先生。酪農学園大学獣医学科家畜伝染病学教室の初代教授としてその基礎を作り多くの優秀な卒業生を輩出しました。また、獣医学部昇格においてはその中心的役割を果たし初代学部長として手腕を発揮され、酪農学園大学と獣医学科同窓会の発展に多大な貢献をされました。

受賞式は高橋俊彦教授(同窓会事務局長)の司会で進行し、南繁獣医学科同窓会会長より受賞のお祝いのご挨拶を頂戴した。次に授賞式が行われ、平棟先生、河野氏に受賞の賞状並びに副賞が南会長より送られた。

受賞者の返礼では平棟先生は「同窓会からこうした特別賞をいただけることは大変嬉しい」とお礼を述べた。また鬼怒川水害で被災した獣医OBへの学科同窓会の支援を紹介し、「すばらしい同窓会の活動は「三愛精神」があったから」と語り、学生に「建学の精神」の重要性を述べた。

受賞記念講演「獣医療と関わって」において、河野氏は卒業後、当時本学科の生産動物臨床における大潮流の中、小動物臨床医として歩んできた経歴等をお話していただいた。
「患畜」表現について。動物愛護とは何か。避妊手術の啓発活動について。ペットフードについて。「躾」等々、日頃、小動物臨床獣医師として感じていることを学生を前にご紹介していただいた。
また、小動物臨床医として40数年勤められた経験を元に「動物病院の一日」スライドを用いて、小動物病院の業務内容を丁寧に説明した。

終了後は2階談話質に会場を移し、和やかに茶話会が催された。10日には伝染病学教室主催で平棟先生の受賞祝賀会も開催される予定である。

酪農学園同窓会(2015.10.12)|
掲載日:2015.09.28

第16期獣医学科 卒業30周年記念同期会開催

第16期獣医学科 卒業30周年記念同期会開催

9月18日13時30分、黒澤記念講堂、50名余の16期生が一堂に会し記念礼拝をスタートした。

キリスト教応用倫理学研究室准教授の小林昭博先生、オルガニストの佐藤理恵さんにより粛々と礼拝がすすめられたのち、獣医学科同窓会南繁会長より同窓会活動の現状と今後のとりすすめ、特に16期生にはいろいろ世話になったことなどご挨拶をいただき会場が一気に和やかになった。

大学を代表して竹花学長より大学の現状報告と「ここは、みなさんがいつでも帰ってこられるところです」との言葉に感謝。また、今年5月、獣医倫理学ユニットに着任した故高橋清志先生の御令嬢である高橋優子先生をご紹介した。

場所をJRタワー日航札幌の最上階に移して懇親会。種池先生のご挨拶を兼ねた乾杯により開始したのち教室毎に一人ずつ近況報告を行った。十分時間をとったつもりでいたが、押しに押し、気が付けば終わりの時間に。同期生ひとりひとりの30年間を皆で共有した貴重なひとときであった。最後はやはり酪農讃歌。会場いっぱいに肩を組んで輪になり加藤先生のリードにより大合唱。気が付けば2時間半。でも皆帰らない。

同じホテルの1階で2次会。まだ、帰らない。札幌駅北口の居酒屋で3次会。まだまだ、いっぱいいる。なかなか世話人を解放してくれない。さすがに午前1時を過ぎると周辺に店はなく止む無く解散。50半ばのおじさんおばさんは元気だ。

礼拝にお越しいただいた平棟先生、竹花先生、菊池先生、高橋先生および南会長、懇親会にご出席いただいた種池先生、中尾先生、加藤先生、中出先生、黒澤先生ならびに國本先生、お忙しい中ありがとうございました。


そして、なによりも、シルバーウィーク直前でチケットが取れない中全国より奥さんとともに集まってくれた16期同期生に心から感謝します。
先生、みんな、お元気で!
(文責 世話人代表 廣田和久)

酪農学園同窓会(2015.09.28)|
掲載日:2015.09.18

第18回白樺会セミナー開催報告

第18回白樺会セミナー開催報告

9月13日、第18回白樺会セミナーが酪農学園東京オフィスにおいて開催されました。

セミナーは平賀武夫先生による「正常な発生と異常な発生-ウシ・ニワトリ・ゼブラフィッシューおまけに野生鳥類」と上野博史先生による「犬猫の脳脊髄疾患を疑う症例へのアプローチ」の2題。

 それぞれ2時間の熱の入ったご講演。両先生ともはじめに獣医学教育の現況を紹介されました。印象的だったのは平賀先生によるパワハラ教育の指摘。パワーポイントで消化しきれないほどの沢山の情報を提供し、膨大な情報から試験問題を作成していることはハラスメントになるのではないかとのご指摘。そのようにならないように教育に気を遣っているとのことでした。

 上野先生は4年終了時に実施される獣医学教育新制度の共用試験について、共用試験に合格しないと5年生以降の参加型実習を受けられないことなどが紹介されました。その後の専門のお話も平賀先生の奇形発生のメカニズムや上野先生の神経疾患が疑われる症例の原因追及を行う鉄則など、参加者は熱心に耳を傾けておりました。

残念なことに関東・東京合同地区獣医師大会開催と日程が重なってしまい、参加者が例年より大分少ない状況でしたが、4時間にわたる充実したセミナーで、その後の懇親会も少数精鋭でじっくりと語り合うことができました。(文責:加藤清雄)

酪農学園同窓会(2015.09.18)|

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