令和2年2月8日(日)午後5時から、名古屋駅前「北京料理百楽名古屋店」にて34名の卒業生が参集し、ご来賓として、学園から竹花一成学長(講師)、同窓会から小山久一会長、同窓会中部地区から村田耕一郎中部地区長・三重県支部長、岩佐達男岐阜県支部長、藤井敏夫石川県支部長、仲村和典福井県支部長のご出席を頂いて同窓会を開催しました。
総会は山本秀樹事務局長の司会で進行し、加藤正木愛知県支部長、小嶋裕隆獣医同窓会愛知県支部長の挨拶で始まり、ご来賓のご挨拶の後、同窓会愛知県支部の議事は加藤支部長が議長となり事業報告・決算報告等を行い、承認されました。また、獣医同窓会愛知県支部は小嶋支部長から、同窓会愛知県支部の活動の現状等について説明されました。
ご来賓あいさつでは、小山同窓会長から、同窓会活動の意義を熱く話されました。同窓会長としての想いを一同、心に刻むことができました。
その後、竹花学長により「愛知から三愛」と題し、スライドを用いてお話し頂きました。学園の現況では、とわの森三愛高校卒業生に東京オリンピックに近づいている選手やインターハイ全国出場するチームが多く生まれていることをお聞きし、「トップアスリート健康コース」の成果を実感しました。「私がなぜ酪農学園大学学長に、自分の置かれた立場とその役割」では、ゆかりの地愛知から学長に至るまでの並々ならぬご努力をお聞きすることができました。「私が酪農学園大学に入学しなければ、この様な人生は送っていない。皆さんもそれぞれ同じと考えます。酪農学園大学は、人生の出会い、人生のチャンスの種を与えてくれた場所であった。」は特に印象的でした。
懇親会は、酪農学園大学ワインにより、尾関信一副支部長の乾杯で開始され、ご来賓の先生方を囲み、各テーブルで笑顔と共に例年より話が弾み、あっという間に時間が過ぎていきました。
終わりは三浦康郎(獣医13期)先生の朗々たる掛け声の下、酪農賛歌を全員で肩を組み合唱し、鈴木量彦支部会計の閉会の挨拶で盛会の中終了しました。
会が終わっても話足らずの感が強く、竹花学長を囲み2次会が行われ、遅くまで楽しい時間を過ごしました。
例年は6月に開催し、出席者数も少ない傾向でありましたが、2月に開催する試みを行ったところ、例年の倍の同窓生に参集していただきました。同窓会の目的である「親睦」の輪を広げるためにも、今後も、より多くの同窓生が参集していただけることを願っております。(文責 愛知県支部事務局 小林哲夫)
2月8日(土)同窓会愛知県支部総会・研修会の前に名駅「百楽名古屋店」にて、来賓の小山久一会長、竹花一成学長、中部地区各県支部長の加藤正木氏(愛知県)、岩佐達男氏(岐阜県)、藤井敏夫氏(石川県)、仲村和典氏(福井県)村田耕一郎(三重県・地区長)の7名が出席して標記の支部長会議を開催しました。
会長のご挨拶では、同窓会は学園とは別の組織として健全な組織運営を行うとともに益々の発展を求めていくとの話がありました。
各支部の活動状況
岐阜県:2018年11月11日 加藤同窓会副会長、石島副学長を来賓に迎えて総会、研修会を開催しました。岐阜県では26年ぶりに豚コレラ(豚熱)が発生したこともあり13名の出席者でした。次回2020年度は時期を考慮して開催する予定です。
三重県:2019年2月24日 加藤同窓会副会長、竹花学長を来賓に迎えて総会、研修会を開催しました。愛知県、岐阜県で豚コレラ(豚熱)が発生していることからいつも出席している畜産関係獣医師会員が欠席したため、出席者19名となりました。次回2020年度開催を予定しています。
石川県:2017年2月獣医学会が石川で開催され、それに併せて酪農学園獣医学科同窓会が開催されました。ここ数年総会、研修会開催していないので2020年度は開催を検討しています。若い会員が関心ある研修会としたいので研修会の補助金等の検討をお願いします。
福井県:ここ数年総会、研修会を開催していないため、2020年度は開催を検討します。
愛知県:毎年、同窓会総会、研修会と獣医同窓会総会、研修会を共同開催しています。①「酪農学園連合同窓会」から「酪農学園同窓会」に名称変更したので名実ともに早く一本化をお願いします。② 同窓会の案内通知等はメール等を利用し、経費節減して予算の有効利用をお願いします。
その後、出席した各県支部長は愛知県支部総会・研修会、懇親会に出席して情報交換する等有意義な時間を過ごしました。(文責 村田耕一郎)
当支部の規約では、総会は概ね3年毎に開くと規定されています。前回の総会開催年月は、2016年11月ですから、本年2019年3月の総会開催は規約に基づく概ね3年を意識して2019年8月17日(土)開くことにしました。
総会を開く準備は、総会等の開催案内状を会員全員に配布することでしたが、3年前以降、個々人の住所移動状況を掴めていないため、前総会時に纏めた住所、148名へ送りました。富山県支部の総数は148名と少数者の集まりの会です。
文書管理をする事務局は、差し出し文書の回収がどのようにあるかとても興味のあることです。富山県支部の148通の案内文書の回答は①「あて所に尋ね当たりません」が8通(5%)、「返信無し」が68通(46%)、「返信有り」が72通(49%)内訳:出席17通(11%)、欠席55通(37%)の理由で回収されました。
◎ 総会(PM2)は、① 支部長の挨拶、② 富山県支部会則(確認)、③ 会計報告、④ 支部長の選任および副支部長・事務局長・世話人の指名について審議されました。
この結果、③は了承、④は再任となりました。総会は円満の内に閉じられました。
参加者の科別内訳は、文理短大酪農科1、経営環境学科1、酪農学科5、農業経済学科1、獣医学科9名でした。
◎ 引き続き懇親会は、酪農学科卒(2001卒)が経営されている中華飯店で催されました。
懇親会は、同じ釜の飯を喰らった仲間同士の楽しい一時を持てました。解散はPM5時
総会・懇親会の設定は、前回(2016年)の返信文書に「出来れば帰省する時に総会等を開いてもらえば参加できるので配慮願いますか。」という内容の文章がありました。このために、旧盆の8月13~16日を外し17日(土)に設定しました。県外から参加者は1名でしたが、その他3名から、出来れば次の機会に参加したい旨の返書がありましたので、今後の参考として考慮したいと考えております。(文責:支部長永井 勝)
平成31年2月24日に津市で開催しました。
19名の参加、同窓会から加藤清雄副会長、大学から竹花一成学長が参加してくださいました。村田支部長、杉本さんと加藤副会長は同期生で、三重県での再会を楽しんでおられました。加藤副会長は、総会での挨拶の中で、昨年9月と2月21日におきた北海道地震の時の全国の同窓生からの気遣い等に対する感謝を述べられておりました。総会の主な議題は、規約の一部改正と役員改選で、現役員が留任となりました。
その後、竹花学長より「酪農学園の現状について」と題して講演がありました。
はじめにドローンによる大学と周辺の空撮、いまの学生たちが自主的に作った「YOUは何しに酪農へ?」、「大麻駅から大学まで徒歩15分は本当か?」などの映像が紹介され、自分たちが学生だった頃に比べて、大学構内、周辺が大きく変わっているところなどが垣間見えて、会場内から驚きの声があがっていました。大学と高校の近況では、高大一貫教育の推進、農業だけでなく地球環境に関する研究、教育などの話をうかがい、特に高校ではアスリートコースの話が印象に残り、あとから調べてわかったことですが、昨年開催された高校総体は東海地区が会場で、そのうち三重県ではソフトボールが熊野市で、ソフトテニスが鈴鹿市で、バレーボールが伊勢市の会場でおこなわれ、とわの森三愛高校が出場していたということでした。
そして懇親会へ、原始林ボウルがなくなったとか、野幌駅前が驚くほど変わったとか、話題は尽きることなく、時間は瞬く間に過ぎ、最後は輪になって酪農讃歌を歌って解散となりました。この報告の終わりに、総会のみ参加された方からの感想を、「加藤先生とは、少しではありますがお話できました。卒業時から10年以上経つのに、変わらぬお姿で、またお元気そうで、好きなことにとことん打ち込んでおられる様子も在学中のままで、それが元気の秘訣なのかな、と思いました。
竹花先生のご講演も興味深く、拝聴しながら酪農大生でよかったな、と改めて感じました。」
これからも酪農学園と同窓会がますます発展しますように!
平成30年11月11日(日)正午から恵那市の「民宿藤太郎」において岐阜県支部の総会、研修会および懇親会が開催されました。大平雅史君の司会により、まず初めに岩佐支部長の挨拶の後、来賓の酪農学園大学副学長の石島力様と酪農学園同窓会副会長の加藤清雄様からご挨拶をいただきました。
前回の総会において、岐阜県支部は面積が広いので岐阜市だけの開催ではなく、東濃や飛騨地区などを巡回して開催するという方向で賛同され、今回は東濃地区の開催となりました。紅葉シーズンたけなわで、農業祭も催され、また岐阜県で26年振りの豚コレラが発生するなどで出席者は13名と少なめでしたが、初対面の会員や、久しぶりの再会で同窓会は盛会となりました。
総会後に石島副学長に「北海道におけるエゾシカ対策」の講演をしていただきました。エゾシカの捕獲対策、有効活用について大変興味深い研修会でした。
その後、加藤副会長の乾杯の音頭により懇親会に入り、全員の自己紹介や近況報告もまじえて、時間の経つのを忘れるくらいに盛り上がり、大いに親交を深めることができました。
最後は恒例の酪農讃歌を全員で肩を組んで歌い、別れを惜しんでの散会となりました。(文責 岐阜県支部 支部長 岩佐達男)
6月24日(日)午後1時30分から、名古屋駅前「ウインクあいち」にて23名の卒業生が参集し、学園から野 英二大学副学長(講師)、同窓会から小山久一会長のご出席を頂いて2018年度同窓会を開催しました。
総会は山本秀樹事務局長の司会で進行し、加藤正木愛知県支部長、小嶋裕隆獣医同窓会愛知県支部長の挨拶で始まり、ご来賓のご挨拶の後、同窓会愛知県支部の議事は加藤支部長が議長となり事業報告・決算報告等を行い、承認されました。また、獣医同窓会愛知県支部は小嶋支部長から、同窓会愛知県支部の活動の現状等について説明されました。
その後、野 副学長により「酪農学園の教育と施設の現況」と題し、スライドを用いてお話し頂くと共に会員からの多くの質問に丁寧にお答えを頂きました。
15時頃の小休憩後、公益社団法人日本獣医師会の北村直人顧問(獣医4期)から「大切なのは記録と検証」と題し、①チーム獣医療(獣医師等)の役割と社会的責務、②記録と検証・チーム獣医療のありかた、③指示書と耐性菌、④アニマルウェルフェアと動物倫理について、最新の情報を交えながら、分かりやすく解説いただきました。
講演後は懇親会場に移り、ご来賓の野 副学長、小山同窓会長、北村講師、村田耕一郎 同窓会中部地区長(三重県支部長)及び永井勝 富山県支部長からご挨拶を頂きましたが、特に小山同窓会会長からは全国どこかで毎月のように同窓会が開かれ、卒業生が学園のことを思ってくれている状況があり、同窓会活動の意義をご挨拶で熱く話されたのが印象的でありました。
懇親会は尾関信一副支部長の乾杯により開始され、ご来賓の先生方を囲み、各テーブルで笑顔と共に例年より話が弾み、あっという間に時間が過ぎていきました。
終わりは三浦康郎(獣医13期)先生の朗々たる掛け声の下、酪農賛歌を全員で肩を組み合唱し、藤田実副支部長の閉会の挨拶で盛会の中終了しました。
会が終わっても話足らずの感が強く、山本秀樹事務局長の手配により野 副学長と北村講師を囲み2次会が行われ、遅くまで楽しい時間を過ごしました。
同窓会の目的である「親睦」の輪を広げるためにも、来年度は、より多くの同窓生が参集していただけることを願っております。
(文責 愛知県支部事務局 小林哲夫)
ゴールデンウイーク最終日の5月7日(日)午後1時30分から、名古屋駅前「ウインクあいち」にて13名の卒業生が参集し、学園から野 英二大学副学長(講師)、榮 忍高校長、同窓会から小山久一会長のご出席を頂いて2017年度同窓会を開催しました。
総会は小嶋裕隆事務局長の司会で進行し、ご来賓の紹介と加藤支部長の挨拶で始まり、議事は加藤支部長が議長となり小嶋裕隆事務局長から事業報告・会計決算等行うと共に、役員人事変更を行い小嶋裕隆(獣医14期)支部事務局長が獣医学科同窓会愛知県支部長に、支部事務局長に山本秀樹(酪農11期)事務局、支部事務局に春日井昭豊(獣医33期)獣医学科同窓会会計が兼任、支部二人目の監事に小嶋裕隆氏を選出しました。
その後、野 副学長により新大学入試に関しスライドを用い変更点を詳細にお話し頂くと共に会員からの多くの質問に丁寧にお答えを頂きました。
15時頃の小休憩後、野講師により「実践主義に基づいた酪農学園付属農場と農場実習の変遷」と題し新旧多数のスライドと共に、学園の創成基本となった黒澤酉蔵先生の主義理念を、また設立から現在に至る学園の歩みをキャンパスの俯瞰写真を用い変遷を詳しくお話し頂きました。中でも新旧の校舎等を見て、参集した同窓生は自分が過ごした学園を思い出し心が熱くなる講演となりました。
講演後は懇親会場に移り、ご来賓の野 副学長、榮高校長、小山同窓会長及び永井 勝中部地区長(富山県支部長)からご挨拶を頂きましたが、特に小山同窓会会長からは同窓会活動の意義をご挨拶で熱く話されたのが印象的でありました。
懇親会は尾関信一副支部長の乾杯により開始されました。乾杯にあたり、酪小獣麦の会が母校応援活動の一環として企画販売されている「酪大生」が今年は無いのかと言う発言が有り、母校愛を感じたところです。
懇親会はご来賓の3先生を囲み、各テーブルで笑顔と共に例年より話が弾み、あっという間に時間が過ぎていきました、終わりは榮先生の朗々たる歌声の下酪農賛歌を全員で肩を組み合唱し、藤田実副支部長の閉会の挨拶で盛会の中終了しました。会が終わっても話足らずの感が強く山本秀樹新事務局長の手配により野 副学長と榮先生を囲み2次会が行われ遅くまで楽しい時間を過ごしました、野先生!榮先生!お疲れさまでした。
なお今回の愛知県支部同窓会は会場の空き状況からゴールデンウイーク最終日開催となり、多くの方々が仕事と家庭サービスそして同窓会との狭間で厳しい選択を迫られたことと思い、開催日設定に関し事務局として深くお詫び申し上げます。次年度の開催日設定には十分今回の経験を生かしてまいりますので来年度総会には多くの同窓生の参集を願っております。 (文責 愛知県支部長加藤正木)
平成29年2月24日から3日間標記大会(石川)が開催され、全国から2千人を超える獣医師及び関係者が金沢に参集し、それに併せて、2月24日に獣医学科同窓会を開催いたしました。
事前に、準備委員会として打合せを3回ほど行い、同窓会の実施内容、役割分担、人員配置などを決定し、それぞれが準備して参りましたが、当日も含めて、なかなかそのとおり行かないのが年次大会のようです。
懇親会も、当初予定していた会場では入りきれないとのことで、急遽2Fから4Fの一回り大きい会場へと変更させていただくことになりました(それでもすし詰め状態でしたが・・・・)。
私は総合司会を任されておりましたが、年次大会8会場の一つで3日間を通して進行を任されており、当日も午後6時半までの予定を超えることとなった時点で、同窓会代表幹事である13期村上俊明先生の電話指示の下、座長と時計係に後をお願いして任務放棄、開宴の午後6時半から少々遅れて同窓会場にダッシュで向かったところすでに集合写真撮影の最中、これが1発目のトラブルでした。
終了を待つ間、進行の段取りを頭の中で再確認していたところ、来賓としてお迎えし挨拶をいただくことになっていた日本獣医師会顧問の4期北村直人先生が、急遽別席参加のため出席できないことが伝えられ、えーっ、そうなの?が2発目のスケジュール変更トラブル、まあこういうことはままある。
撮影終了後会場整理にホテル側が慌ただしく動いている中、カメラ係が飛んできて写っていないとのこと、えーっ、絶句!いきなり3発のトラブル発生です。ホテル側に再度の設営をお願いし、「申し訳ございません、只今の撮影は写っておりませんでした。リハーサルだったと思っていただき、ご参集の皆様、もう一度ご登壇下さい。」が総合司会の第一声となりました。
さて、いよいよ開宴です。同窓会石川県支部長である8期藤井謙芳による歓迎挨拶に引き続き、竹花一成学長による挨拶及び学園の近況報告をいただきました。学長は11期で、一桁期が知的で紳士的だった中で、私の記憶ではその年代は猛者や侍が多く、学長も当時は数多くの逸話を耳にした中の一人です。その先輩もいまや頭も変わり果て、体も細くなり、どこか悪くされているのかと心配になりましたが、一旦喋り出すやいなや、こんなに語りが流暢だったかな?あれやこれや当時を思い起こしながら、妙な感慨に耽っておりましたので、何を語られたのか全く覚えておりません、次の機会にはしっかり聞かせていただきます。
菊池直哉先生の乾杯の発声を待ちかねていたように、一気にボルテージが上がり、同志達は旧交を温めるのに夢中で、ほとんど収拾がつかなくなりました。そんな中で、1期大川三樹彦先生が参加されており、創生期の状況やご苦労を伺う機会を得ました。そのほか、ご参加の先生方やご参集の皆様全員にご登壇いただき、北は北海道から南は鹿児島まで各県の近況報告をいただこうと目論んでおりましたが、話を聞いている方がほぼいない状態となってしまい、すぐ止めにして、また、県内の地酒を10本ほど並べておりましたので、きき酒会が勃発しており、私もその騒ぎの中に入ることにしました。
途中、料理が完食されるやら、赤字覚悟で追加注文の支部長英断を下すやら、スタートでつまずいたことからホテル側に後に何も予定がないことを確認した上で時間延長をお願いするやら、他大学からの乱入も受けながら、最後は、小岩政照先生の音頭で、大輪を作り、肩を組み合い「酪農讃歌」締めとなり、大合唱、大盛況の内に終了することができました。
次年度は大分県で年次大会が開催されることになります。大分県支部の皆様、段取りはあってないが如くで、アドリブ一発です。くれぐれも声のデカい方が司会進行されることを、切に願っております。
最後になりましたが、おかげさまで90名を超す全国の同窓生、学長はじめ大学の先生方の参加をいただき大盛況のうちに終えることができましたこと、改めましてご参集の皆様に感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 (文責 石川県支部 吉田裕行(13期) )
平成29年3月12日に三重県津市で第2回酪農学園同窓会三重県支部総会が開催されました。初めに村田耕一郎支部長の挨拶があり、その中で、三重県には約190名の卒業生がいるのですが、今回の参加者は13名なので、今後の課題として総会の開催時期の検討が必要であると感じたとのお話がありました。次に本部から来ていただいた小山久一同窓会会長の挨拶があり、「参加者が多い少ないは気にせずに、同窓会の案内をもらうことで、在学当時を思い出したり、懐かしんでもらうことが大事なんです。」というありがたいお言葉を頂戴しました。また、ぜひホームカミングデーの時に大学に来てほしいとお話しされていました。
総会終了後、小山同窓会長より「酪農学園の創立者 黒澤酉蔵の生い立ち -北海道へ-母(イノ)の願い、黒澤家の再興」というタイトルで、黒澤先生が現在の茨城県常陸太田市で生まれてから北海道で酪農を始めて成功するまでの半生を講演していただきました。自分の生まれ育った故郷の小学校にプールを寄贈したり、「酉和館」という地域交流施設を建設したりと社会貢献されていたことに驚きました。
その後懇親会となり、参加者の近況などを報告しました。その中で、昭和40年に卒業された方が三重県内の高校の先生となり、その教え子の方が同窓生として名前を連ねていたということが印象的でした。最後は恒例の「酪農賛歌」を斉唱してお開きとなりました。あっという間の3時間でした。参加していただいた皆様、ありがとうございました。
富山県支部は、平成28年10月16日(日) 午後2時から総会(約30分間)、集合写真撮影、懇親会(午後5時頃)を持ちました。この会には、先立って持たれた中部地区各県支部長会議に参加された小山久一同窓会会長、谷山弘行学園理事長、近雅宣学園常務理事のお3方が来賓として参加してくださいました。
富山県支部の会員は事務局からの名簿では約140名(重複を除く)が登録されていましたが、事務局名簿に従い富山県支部総会の開催案内を発送したところ2通のみが宛先不明でした。総会等案内の返信数は74通(回収率約53%)、内出席者数29名(21%)、欠席者数45名(32%)でした。欠席と案内された会員の中には県外に在住のため出席を見合わせたい(横浜市在住の方は名前が空欄)という方が 6名ありました。
総会の議題は会則の改正が主でしたが、賛成多数で承認され、役員も再任となって総会も閉じられ、写真撮影室にて富山県支部2016年度総会の記念集合写真を撮り、待望の懇親会となりました。
懇親会は、谷山学園理事長の挨拶、近雅宣常務理事の乾杯に始まり、宴の中で小山久一同窓会会長が黒澤酉蔵翁の踏跡についてプロジェクターを活用して独自に調査された内容を丁寧に報告されました。
会員の皆様は、最初は紳士淑女の様相を呈していましたが、宴も進み、お酒も十分に体に行き届き、会員の心が豊かな状況になってきたころから「野幌原始人」の叫び声が大嵐となって吹きはじめました。中身はそれぞれの思い出話とかで話の花が咲き、大きな笑い声、大きな話声がそこここでわき上がって会場を埋め尽くし、小山会長がマイクを通して語られる酉蔵翁についての説明も聞き取れなくなるくらいに活気に溢れる和気あいあいの会となりました。「野幌原始人気質」つまり、酪農学園気質は、どんなに年を経ても卒業生の心からはなくならないものであるといたく感じいりました。時は早いもの、午後五時を過ぎ、全員が輪になって酪農賛歌を大声で歌い、泉澤ひとみ副会長の乾杯で会を結びました。
総会と懇親会の進行は石川憲明副会長により取り仕切られ、司会は、富山県支部の会計担当で新進気鋭の中村(早苗)美智子姉が進めました。中村姉の司会はとても可愛くて優しく、老若男女を包み込む包容力があり、野幌原始人の方々は心を癒していただけたようで、来賓の方々からも好評でした。
会の会員層は、機農高校、三愛高校、短期大学、四年制大学、六年制大学、大学院等を2015年度までに卒業、修了された方々という多年代層( 60年超)によって構成されていますが、野幌の大自然の中で培われた三愛精神と実学教育という心の豊かさは、脈々と今も継続されていると感じた有益な時でした。
今回の2016年度総会等の開催は、酪農学園同窓会が統合されて初めての会であったことから、短期大学を昭和33年に卒業された女性から「短期大学を卒業した私でも参加して良いのでしょうか。富山県に来て20数年、始めて同窓会の案内をいただいたのです。宮城県に住む同じ学寮に居た方も私と同じで、一度も宮城県支部の同窓会開催案内をいただいていないといっているし・・・・・。」という問い合わせがありました。その方には「高校、短大、大学、大学院を卒業・修了した人が所属する各々の同窓会は、昨年に統合され一本化されましたので酪農学園を卒業・修了された方の全てが各地区各支部の会員となっています。ですから、会員の方はどなたでも参加できますし、ご参加をお願いしたいと思います」とご案内したところ慶んで出席をしてくださいました。また、機農高校卒業後、酪農学科を昭和42年に卒業された男性は、自社で熟成された吟醸酒数本を持参され、会員の皆さんに振る舞われましたが、その味はとても美味で譬え様のない麗しい味がしました。
同窓会の総会等へは、若い年代の出席が少ない傾向にありますが、今回、2003年に卒業された方や比較的若い会員が出て下さり、世話人として会の運営に力を注いで下さったので深く感謝した次第です。(文責:富山県支部長 永井 勝)