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2014の記事一覧

掲載日:2014.09.26

同窓会newsletter「風声雪語」第20号を掲載しました。

同窓会newsletter「風声雪語」第20号を掲載しました。
詳細はPDFにてダウンロードし、閲覧することができます。

酪農学園同窓会(2014.09.26)|
掲載日:2014.09.25

農業科第15期生・農村経済科第1期同期会開催報告

酪農学園野幌機農高等学校
農業科第15期生・農村経済科第1期同期会開催報告

平成26年9月10日(水)~11日(木)札幌市定山渓温泉「定山渓ビューホテル」にて開催されました。

同期会は農業科主催であったが昨年の14回「温根湯温泉」から農村経済科も合流して開催しております。

昭和34年3月卒業後、夫々の道を歩みながら早いもので、55年の年月が経ちました。懐かしい顔21名が道内各地と本州の福島、岩手、東京から参加致しました。

開会は、発起人代表の挨拶に始まり、又他界した恩師である津田敏雄先生、井上錦次先生そして仲間23名の冥福を祈り、乾杯の音頭へと続き宴を開始した。参加者の近況報告を含め自己紹介を致し和やかな歓談となりました。

話題の中心は入学当初の機農寮での思い出話等で盛り上がり、時間の経つのを忘れ歓談が続き2次会へと続きました。

母校は大きく変遷し、今は「とわの森三愛高等学校」の「機農コース」に引き継がれ現在に至っております。卒業生としては一抹の寂しさを感じるとの話題も・・・・。それでも皆学園の発展を願って閉会となりました。

次回は旭川地区が当番で行う予定であったが、岩手県出身の栗澤氏の急遽の提案で、3.11東日本大震災復興に微力ながらの協力の意味を含め、岩手県釜石での開催を要望いたし参加者全員で変更決定しました。

11日(木)は思わぬ[大雨特別警報]に北海道札幌市、千歳市、苫小牧市が見舞われ、帰途の交通手段を心配しながらそれぞれ帰途につきました。 (文責 新谷良一)

酪農学園同窓会(2014.09.25)|
掲載日:2014.09.24

金田隆一先生退職記念同窓会開催報告

酪農学園大学バドミントン部 金田隆一先生退職記念同窓会開催報告

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酪農学園大学バドミントン部金田隆一先生が今春3月をもちまして、酪農学園大学を退職なされました。金田隆一先生への感謝と慰労、そして今後の更なるご活躍を祈念する会を開催するため、また、これを機会として歴代OB・OGの交流を促進させるため、金田隆一先生退職記念同窓会を2014年9月13日(土)に開催しました。

13日(土)は札幌市:KKRホテル札幌において退職記念同窓会が開催され、39名の方々にご参加いただきました。遠くは愛知県からの参加もあり、岩森監督をはじめ、現在のバドミントン部主将・副将にもご参加いただき、退職記念同窓会をすることができました。

また、同会場において二次会も開催され、各々の懐かしい会話を楽しんだり、金田隆一先生から個人的な思い出やエピソードを各学年ごとに発表していくなど、大変な盛況ぶりとなりました。

今回の金田隆一先生退職記念同窓会はすべての参加者の協力を得て無事開催することができました。今後は、定期的に年齢の垣根を越えた交流が出来たら幸いです。

酪農学園同窓会(2014.09.24)|
掲載日:2014.09.24

獣医学科第26期生20周年同期会開催報告

獣医学科第26期生20周年同期会開催報告

9月13日、獣医学科第26期生、20周年同窓会がガトーキングダム札幌にて(私たちが学生の時は「札幌テルメ」でしたね。)行われました。

卒業して10年、そしてさらに10年こんなに時が過ぎて、みんな遠く離れたところでそれぞれの体験、苦難、子育てなどを乗り越え、たくさんの成長と変化を身につけたはずなのに、本当にあの時のまま!!いつもの職場のスタッフや嫁さんよりも、会った瞬間から、何だか安心感?理解者のような不思議な感覚でした。また、学生のときは気が付かなかった親しい「におい」を感じる人がいて「別のところで同じような苦労を生きて来た?」って心の中で聞いてみたり。人を感じる楽しい同窓会でした。皆さんありがとうございました。

次の日は鮮やかな紅葉の中、大雪の白雲岳に登り北海道を満喫して、いつもの仕事に帰っていきました。

場所も時間も遠く離れてしまったG、Hの昔の学生たちが集う同窓会がまとまるためには、還暦を迎えられた梅原さんをはじめ、西村さん、伊藤さん幹事の皆さんの大変なお仕事の下、本当に感謝です。過去を懐かしむ余裕もないほどに、今の仕事を精一杯頑張っている同窓生の方々もおられます。私も不安だらけのお手伝いさんを組み合わせ仕事を任せて参加しましたが、本当に会えて良かった時間でした。30周年も皆さん誘い合って、感動を共にお会いできることを願っています。また10年楽しく頑張りましょう。(文責 26期 高嶺一司 )

酪農学園同窓会(2014.09.24)|
掲載日:2014.09.22

野村牧場:野村拓也(短大酪農1975年卒業)(京都府)

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 野村牧場は1950年(昭和25年)に現在の敷地に5頭の牛で開場しました。立地としては国定公園に指定されている琴引浜の裏手に位置します。当時、敷地一面に生えた松を手作業で全て伐採し、根を取除き、土地を開拓したエピソードが残っています。
 草地面積が23haあり、搾乳牛95頭・子牛80頭を4名で飼育しています。1頭あたりの年間搾乳量は11,800KLで一般的に優秀とされる9,000KLを上回り、全国でも0.5%の中に入る搾乳量を誇っています。
 この度、鹿野道彦農林水産大臣より「ボランタリー・プランナー」に任命されました。これを励みに、6次産業化及び地域産業の振興に貢献できるよう努力して参ります。皆様からの変わらぬご指導とお引き立てを賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
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 農林漁業者の身近に存在する先導的な6次産業化の実践者を新たに「ボランタリー・プランナー」に任命し、事業のサポート体制の充実を図り、全国的に6次産業化の取組を推進することになりました。ボランタリー・プランナーは、農林漁業分野、加工・流通分野、外食分野、観光分野等、6次産業化に係る取組の実績がある者や、関係者を結びつけるネットワーク力を持っている者、また、情報発信力のある者とされています。(HPより転載)
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酪農学園同窓会(2014.09.22)|
掲載日:2014.09.19

ワンダーフォーゲル部OB・OG会(終了)

平成26年9月吉日

酪農学園大学・短期大学部 体育会ワンダーフォーゲル部
                                                      関係者 各位

ワンダーフォーゲル部OB・OG会のご案内

 拝啓 日増しに秋の気配を感じるころ、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 さて、我が酪農学園大学ワンダーフォーゲル部も今年で創部50年目を迎えました。創部以来、幾多の存亡の危機や試練がありましたが、クラブ存続のために皆さまが献身的な努力をされたおかげで、この記念すべき年を迎えることが出来ました。

 創部50周年に当たり、懸案であったOB会を正式にスタートさせ、第1回目の総会を開催致したく、下記の通り計画致しました。ご多用中のこととは存じますが、是非ともご出席頂き、懐かしい仲間達と語らい飲み明かし、ワンダーフォーゲル部のますますの発展を祈念致しましょう。歴代の顧問の先生方、現役部員にもご出席をお願いしております。

敬 具

日時:平成26年11月1日(土)~2日(日)

場所:定山渓温泉ホテル鹿の湯
(札幌市南区定山渓温泉西3-32/TEL.011-598-2311)

スケジュール:11月1日(土)

現地集合    14:30
総会準備会 15:00~15:30
総 会        15:30~17:00
懇親会       18:30~21:00

11月2日(日)朝食後自由解散となります。

会費:男性15,000円 /女性12,000円

※尚、準備の都合上、お手数ですが10月10日頃までに同封の返信用はがきにて出欠をお知らせください。予定変更の場合は、開催1週間前までに必ず下記連絡先(森下)まで、御連絡下さい。ご家族の宿泊、前泊等ございましたら通信欄にご記入ください。

以上

酪農学園大学・短期大学 体育会ワンダーフォーゲル部OB・OG会

発起人代表 藤井 孝志
高澤 靖
作田 昌彦
秦 俊二
森下 亮太郎

連絡先:ハローポーター代表 森下亮太郎(090-7516-8351)又は、学校法人酪農学園大学東京オフィス所長 高澤 靖(03-6269-9955)

 ※追記 : 同封する住所録で空欄となっている方の連絡先を知っている方は、至急ご連絡ください。また、メーリングリスト(ML)に現在48名が登録していますが、内6名は配信エラーとなっています。ML未登録又は、配信されていない方も、「酪農ワンゲルOB会」ホームページの管理人(h-porter@m4.dion.ne.jp)にメールで確認してください。

酪農学園同窓会(2014.09.19)|
掲載日:2014.09.19

農業経済学科50周年祝賀会開催報告

農業経済学科50周年祝賀会開催報告

2014年9月13日(土)新さっぽろアークシティホテルにて農業経済学科設立50周年記念祝賀会が開催されました。

当日は約70名の参加者がありました。現学長の干場先生にもご出席を賜りました。昼間は大学でホームカミングデー、夜はこの祝賀会に出席という方も多数いらっしゃいました。

退職された先生や卒業生からスピーチを頂戴したり、ビンゴ大会、大学パンフレットから見る農業経済学科の歴史スライドショーなどとても2時間では時間が足りなくなるぐらい盛り上がりました。

また当日はこの日のために作られた特製エコバッグや農経50周年記念誌、農経会報復刻版(創刊号から最終号までの全32部セット)が参加者全員にプレゼントされました。

なお農経会報復刻版32部セットは残部が若干ございます。送料は切手400円分です。

ご希望の方は、送料(切手)を添えて酪農学園大学同窓会校友会(〒069-8501 江別市文京台緑町582 TEL 011-386-1196)宛てに「農経会報復刻版希望」と明記のうえ、郵送でお申込み願います。(文責 農業経済学科同窓会 事務局長 加藤浩)

酪農学園同窓会(2014.09.19)|
掲載日:2014.09.18

2014年第23回ホームカミングデー開催報告

2014年第23回ホームカミングデー開催報告

1.バーベキューランチ

9月13日(土)11時45分から、23回を数えるホームカミンデ‐が開催され、今年で3回目を迎える本学関連の食材によるバーベキューランチが行われた。
2、3日前の大雨や前日まで江別市内の断水等、不順な天候で開催が危ぶまれたが、160名を超える方々にご出席いただき、多少火起こしに時間を要したがランチを楽しむことが出来た。

食材は、本学フィールド教育センター肉畜生産ステーション(元野幌)で肥育された日本短角種や本学乳製品製造の牛乳・アイスクリーム、トンデンファーム(本学OB経営)のウインナー、野村武会長差入のとうもろこし等。

バーベキューランチは永田享酪農学園後援会常務の進行で開会し、野村武同窓会連合会長から主催者挨拶、干場信司大学学長からの歓迎のご挨拶を頂戴して昼食に入った。


ブルーグラス研究所(本学学生6人構成)にも出演いただき、野外バーベキューに合った軽快な演奏(カントリー&ウェスタン)していただいた。

演奏を挟みながら、後援会矢野征夫理事長、貴農同志会井上昌保会長からそれぞれご挨拶を頂戴した。 その後の懇談の中で、本学堂地修教授から食材の牛肉の紹介、同窓会関東甲信越地区大津初司副会長、大学生協吉田健司専務からそれぞれスピーチを頂戴した。最後は仙北富志和学園長から閉会のご挨拶をいただき、お開きとなった。

このバーベキューランチには関東甲信越地区や地元札幌支部、貴農同志会、農業経済学科50周年祝賀会の同窓生や獣医学科26期20周年同期会の方々にもご参加いただいた。

天候にも恵まれ、おいしい食材をご用意いただいた大学生協の方々やお手伝いいただいた短大、大学の同窓生、後援会、貴農同志会、教職員各位に厚くお礼申しあげます。

2.記念礼拝・記念講演会

13時30分から会場を黒澤記念講堂に移して、ホームカミングデーの記念礼拝(物故者追悼)、記念講演が開催された。

記念礼拝の司式は榮忍高校長によって行われ、讃美歌合唱のあと、聖書の朗読、今年度の物故者追悼が行われた。奨励では、榮校長が「何を知っているかが問われる」とのテーマで説教した。礼拝の最後に全員での酪農讃歌を合唱し式を閉じた。

記念講演会は、竹花一成校友会事務局長の司会で進行し、麻田理事長より学園を取り巻く状況報告と講師への謝意の挨拶が述べられた。今年は酪農とちぎ農業協同組合技術顧問 齊藤達夫氏を講師としてお迎えして、「牛飼い教員のあゆみ」をテーマにお話しいただいた。

先生は大学時代の寮生活や研究室の思い出話、実習先で先人から学んだ貴重なこと、教員としての経験等をとおして現在に至るまでの「牛飼い教員」としての歩みを聴衆に判り易く話した。また反響を呼んだ卒業生への乳牛の提供や80点・8000Kgの牛づくり等、生徒への愛情を強く感じる教育実践が語られ、大変意義深い講演内容であった。(講演内容の詳細は後日、動画配信の予定です)。

酪農学園同窓会(2014.09.18)|
掲載日:2014.09.18

昭和42年入学&46年卒業、 農業経済学科同窓会(終了)

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平成26年8月30日(土)に『昭和42年入学及び昭和46年卒業、 酪農学園大学農業経済学科同窓会』を札幌市で開催しました。

4年前の平成22年に卒業後初めてで40年目にして初めての同窓会を開催してから4年振りの開催となりました。

今回は殆どの人が65歳という節目の年に当たることから、前回同様に“入学年が別、卒業年が別という人々でも昭和42年入学から昭和46年卒業までの4年の間で一時でも席を共にして過ごした人々”に呼びかけを行い、計画を進めました。

中には参加したいけれども体調不良により欠席するという人が数名いましたが、16名の参加申し込みがあったことから開催の運びとなりました。

今回はお世話になったゼミの先生方にも案内させて頂き、三島徳三先生に参加して頂くことができました(大高全洋先生は当初ご夫婦で参加の予定でしたが、奥様の体調不良により急遽欠席となりました)。

4年ぶり2回目の開催であったため、前回ほどの緊張感は無く和やかな雰囲気の中で会が進み、また今回初めて参加した人も徐々に打ち解けて話が弾み、予定した時間は瞬く間に経過し閉会の時間となってしまいました。

次回の開催は未定ですが、近いうちの再開を約束して卒業後2回目となる同窓会は締めくくりとなりました。 (文責・請川)

酪農学園同窓会(2014.09.18)|
掲載日:2014.09.12

酪農7期知床連山縦走記

酪農7期知床連山縦走記

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 9月1日から2泊3日で知床連山を縦走して来た。メンバーは酪農7期の加瀬(江別在住)、大西(真狩在住)、加藤(東京在住)、城近(埼玉在住)の4人に、酪農17期の門田ガイド、加えて西田ガイド、それに急遽現地にて加わったN嬢、A嬢の計8人。
 きっかけは、10年前、突如山登りに目醒め爾来月1回のペースで登山している加瀬が、2年前知床の斜里岳登山の折泊った山小屋の主人が門田宜久さん。話しているうちに酪大の後輩と分かり、再会を約したとのこと。

 今回、加瀬が企画立案を数人に声をかけ、我々3人が応じた。門田ガイドは若い頃米国ヨセミテ公園でクライマーとして活躍した実力派、西田ガイドはTVの百名山撮影時にガイドとして参加した寡黙にして俊敏なる好青年。私を除く3人は海外の山々も一緒に登山をした経験を有し、私は初デビュー。

 N嬢は昨年八丈島、今年知床、来年はどこでアルバイトするかわからない、さすらいの30代。A嬢は知床財団でネイチャーガイドとして勤務しているしっかり者の女性。

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 初日は快晴。幸先のよさを感じさせる朝であった。岩尾別温泉を6時スタート。門田ガイドは我々の年齢と実力を推し量るように、ゆったりとした歩みで進み、気遣いの声をかける。山道を5時間歩き、沢を登り、羅臼平に到着。重いリュックを置いて、岩がゴロゴロして歩きづらい斜面に挑み羅臼岳頂上(1661m)を目指す。約1時間緊張を要するアタック後、溶岩ドーム状の頂上に立つことが出来た。

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 陽はまさに天にあり、眺望を遮るものはなし。左右にオホーツク海を望み、はるかに国後(くなしり)が海に浮かぶ。

 眼下には知床の青い山なみ、知床五湖も静かなたたずまいを見せていた。満足感に浸り、天候に感謝して羅臼岳に別れを告げ、もとの羅臼平に戻る。リュックを背負い今日の宿泊地三ツ峰キャンプ場に向う。重い足どりで16時頃到着。ガイド2人の手際の良さに目を見張らされた。すぐにお湯を沸かしコーヒーを入れ、低地にたまっている水を持参の浄水器にて飲み水に変え、テントを張る。そして夕食の用意をする。食後、海の見える場所に移動し、陽が雲を染め海の色を映して没する瞬間を、8人並んで嬉々として魅入った。

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 キャンプ場には熊が食べ物の匂いに引き寄せられぬようステンレス製のフォードストッカーなるものが置かれていた。初めて見る装置だった。疲れの為か7時過ぎにはテントに入り就寝。4人用テントに4人は当たり前だが、実に窮屈、お互い我慢と気遣いのテント泊であった。

 2日目も快晴。6時スタート。連山を形成するサシル岳、オッカバケ岳とアップダウンを繰返し、尾根に出た。そろりそろりと慎重に足を運び、二ツ池の縁をめぐり、更に南岳、知丹別岳と登っては降りるという苦行にも似た縦走を重ねた。ここで私にアクシデント発生。何と登山靴の底が左右とも剥がれてしまった。ガイドさんがダストテープを巻くという機転の効いた応急処置をしてくれた。何度かテープを巻き直し下山終了までもったのは実に助かった。ガイドさんの指摘で体温調整の為、ウインドブレーカーを着たり脱いだり、又ストックの使い方の指導、リュックの締め方の指導を受け、いまだ雪渓の残る道をも進み、あえぎながらも二日目の宿泊地である硫黄山第一火口キャンプ場に到着した。雪が溶けた水が豊富で、平らで広いキャンプ場であり、今日は我々の力でテントを張ることが出来た。間近に硫黄山を見上げる場所で今日も7時過ぎに寝たがロマンチスト加瀬は一人起きだし、満天の星を、息をころして眺め、震える感動を覚えたとのこと。残る3人はテントの中で眠っていた。この夜の気温は零度を下回ったに違いない。朝起きた時、雪渓が凍っていた。

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 3日目の朝も快晴であった。門田ガイドの話では長いガイド歴の中でも3日連続の快晴は奇跡に近いとのこと。まさに僥倖、日頃の行いの良さが反映されたとの思いが深まった。

 硫黄山はその名の通り火山噴火で硫黄が噴出し固まった山。色彩は黄色を呈し強い臭いが鼻につく峻嶮を誇る山であった。道は火山灰で覆われ、滑り易く歩きづらい。慎重の上にも慎重を重ねて足を運び、時に恐怖を覚え、汗を拭きつつ登攀した。山頂から知床連山はやせ馬の背のように見え、今日も左右に漁船が白波をたてて進むオホーツク海が青く、空に続いていた。知床五湖も国後(くなしり)もくっきり見える。一寸となじみの風景となった感がある。

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 人は高い所に立つと写真を撮るものに違いない。今日も皆で写真を撮り合い、喜びをカメラに残した。達成感がじわっと滲み出る。それからの下りはとても長く感じられた。

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 はい松が行手をふさぐ狭い道。しかも木の根が張り出し石がゴロゴロしている悪路をひたすら歩く。体温が高くなり確実に地上に近いことが感じられる。見渡すと樹海の中を歩いている。カラ沢の中を歩いている。6時に出発し、13時過ぎに無事下山。67才の夏は歓喜のうちに終了した。 晴天に感謝。仲間に感謝 (完)

(文責 酪農7期 城近 泰)(写真 酪農17期 門田 宜久)

酪農学園同窓会(2014.09.12)|

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