2014年夏 心の旅 -その4-
人ごみは苦手な我が家は翌日朝一番に会場を後に退散を決意するが出発前にかに汁だけをと思ったのが、出店の社長にビールや海産物のお土産まで頂いて朝から酔っぱらってしまい妻に運転手交代でクッチャロ湖・中頓別・鍾乳洞自然公園に向かう。自然の残っている公園であまり人の手が入っていない、訪れる人も少ない、こんなのが私の好み。オホーツク国道に戻り今夜の宿泊地さるふつ道の駅に到着、寒い気温12度、風強い。ここの地下道にこんな凄い物が有った。
7月6日稚内へ向かう、途中で目的地の宗谷岬で昔の取り出し確認するが、石碑も立派になり周りもやはりすっかり変わっている、高台にも色々な石碑が沢山立っている。私が来たときは写真の墓石の様な最北端の碑が1つだけポッンと立っているだけで寂しい所でした。
野寒布岬で楽しみにしていた うに丼を食べる、旨い!!しかし一杯で4400円は? 二人で一杯を仲良く半分ずつする。美味しい物を注文すると何時も先に写真を取り忘れて食べてしまう。
今夜は稚内森林キャンプ場にて夜は粗食でカップラーメンのみ。霧雨の中のキャンプ、熊注意の看板の中での車中泊。我が家は頼もしい犬達が居てくれるので心強い、おやすみz z z
翌日雨も上がり106号線を抜海・天塩を目指しサロベツ原野を走る、日本海の海岸線は真っ直ぐで美しい。40km位は電柱が無い花畑の中を走ると前方に風力発電用の風車がズラリ、凄い数である。ソーラーパネルにしても北海道は規模が大きい。天塩着 今夜はキャンパーに人気のある、天塩鏡沼公園のキャンプ場でゆっくり温泉に入り、携帯の充電も完了。出発して21日目で初めて米を炊いてレトルトカレーで夕食をいただく、遠くに利尻富士をバックに夕日が綺麗、やはりキャンプ場は自炊に限る。これまでは殆んどコンビニかスーパーで買うか、レストランで済ませることが多かったが、これから先はキャンプ場使用で自炊が多くなる予定。
明日は47年前にバイク旅行の時に泊めてもらった美深の朝日食堂へ、その時のお礼に向かう為、美深アイランドキャンプ場に滞在予定。7月8日美深アイランドキャンプ場着、広大な設備の整ったキャンプ場で数か月滞在して居られる方も居るそうで、早々に受付を済ませテントを設営。その後朝日食堂の情報収集を開始するが、その場所は行ってみたが既に更地になって、行先は不明との事。50年近くの時の経つのは長すぎた。ほろ苦い思い出になった。ここのキャンプ場内で見かけた自衛隊の特殊車両は我々の横を普通に走ってる。
翌朝次の目的地 旭川21世紀の森へ向かう、途中旭川ラーメン村にて昼食。やたらとアジアの人が多い。香港で食事しているみたい。少し先で学生時代よく乗っていた蒸気機関車D51に会いに行く、当時の札幌~野幌間の鈍行(各駅停車)は車両内で石炭ストーブを焚いていたのを思い出す。7月9日~7月11日旭川21世紀の森に滞在する。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)
2014年夏 心の旅 -その3-
時代の差はあったが話がはずんだ。
釧路市街を過ぎ厚岸のあたりから又霧が濃くなってくる、納沙布岬に着いた頃にはやはり霧で歯舞諸島はおろか足元も見えなくなっている。翌朝風連湖から別海町の通りたかったパイロット国道を通過して摩周湖へ向かう。これが別海の牛乳だ!!うまい!! 摩周湖は霧もなく一望できた。次の目的地の屈斜路湖でコタン露天温泉に入る、気持ちが良い。川湯温泉を過ぎ小清水町道の駅さっつるで車中泊。
翌日はいよいよ昔熊が出て危険とあきらめて行くことが出来なかった知床である。じっくり回るつもりで斜里町から根北峠を越えて標津町のサーモンパークを見学する。その後野付のおだいとう、と野付岬にあるトド原を見に行く、立ち枯れのとど松が減ってきている様な気がした。来た道を引き返して羅臼町へ向かう、途中で鹿が飛び出してくる、さすが知床の入口 安全運転!
羅臼より知床峠を横断して本日の宿ウトロの国民宿舎 桂田さんに到着毛ガニがうまい。夕日も綺麗、温泉も気持ちが良い、ビールもうまい、最高言う事無。翌朝予約してある観光船で知床を海から見学、やはり素晴らしい。ウトロで昼食、凄いボリュームのエビフライが出て来る、旨い店の前で客が並んでいる。
餌のおねだり北キツネも。知床五湖よりカムイワッカの滝へ11kmの地道を走り念願のカムイワッカの滝の温泉へドッブン。名残惜しい知床を後に網走へと走る。途中小清水の原生花園で昔の写真の前でパチリ!原生花園以外はすっかり変わっていたが、当時の写真の場所はすぐに見つかった。
次は網走湖の呼人浦で又昔の写真を取り出して撮影場所を探すがなかなか見つからず、湖畔に下り場所を確認する。本日はここでキャンプ予定のための道内で初めての本格的なキャンプの設営の準備を済ませて、隣のキャンパーへ挨拶に行く。今夜は2組だけの様だ、暫くするとお隣さんよりお誘いがあり夕食をご馳走して頂き夜の更けるまで色々と教えていただき、連泊を進められるが丁重にお断りして再会を誓って眠りにつく。気持ちの良いご夫婦で見習いたい。まさか昔の写真の私の探していた呼人浦で、こんな素晴らしいご夫婦に遭遇し名前の通り呼んで頂けるなんて、感謝です。
翌朝少し前日の酒が残っているのでスタートはゆっくりとサロマ湖のワッカ原生花園を目指す、園内は広すぎる為に自転車をレンタルして見て回って10km位走った。7月5日~6日より始まる枝幸かに祭を見るため上湧別チューリップの湯 道の駅を出発。途中紋別の日の出岬温泉は見るだけで通過。7月4日かに祭前日に枝幸ウスタイべ岬キャンプ場に着くがすでに会場は全国からのキャンピングカーで溢れていた。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂樹)
2014年夏 心の旅ーその2-
さあ前日通り損ねた12号線を目指して出発。すぐにナビが当別を指示した理由が分かった、当時は大麻を過ぎると信号が無かった、今は札幌までは車の量が多いので大変時間がかかってしまった、今後はナビに従うことにする。札幌・小樽はパスする。3日目は積丹半島岩内町のホテルで一泊してアワビ三昧である。30日間の旅で後にも先にも屋根の下はこれを含めて3回のみであった。翌朝どうしても見たかった羊蹄山と倶知安駅前の湧水を飲むために寄り道をする。それとニセコは学生時代にワンゲル部と共にスキーに来ている、ニセコは凄くリゾート地に変わっている。
そして江差方面へと急ぐ、ニシン御殿を見学する。ぜいたくの一言。江差は初めてであった、いよいよ明日は函館である、ここは48年前大阪よりバイクで北海道へ上陸した処である。大間崎より小さな漁船のデッキにバイクを括りつけ激しく荒れる津軽海峡を渡った思い出が甦る。
函館では市内観光で終わる、6月22日そして大沼公園にて車中泊、前方には駒ヶ岳が見える、私は駒ヶ岳が好きだ、男性的な山は北海道に似合っている。
ここで初めてのキャンパーのご夫婦とお会いして旅先の情報を頂き、聞くと毎年この時期になると数か月間北海道を旅行しているそうで、同様なキャンパーと会えるとのことで、後程その様なキャンパーと行く先々にてお会いしてその多さにビックリ、再会を誓って大沼を後にする。
長万部はただひたすら走った思い出の場所なので通過して洞爺湖と登別は新婚旅行の時以来ですんなりパスする。伊達歴史の杜では伊達末裔のボランティアの方の案内で歴史のある仙台藩の立派な屋敷を長時間かけて見せていただきました。
午後より日高へ向けてスタートする。殆どノンストップでサラブレッドの聖地新冠町へ到着、その夜は道の駅サラブレッド新冠にて車中泊。翌日6月25日戦後最強の競走馬と言われたシンザンの石碑と子孫のミホシンザンに会いに谷川牧場へ行くと突然の訪問にも関わらず、こころよく対応していただき感謝感激して気分を良くして今夜の宿泊地 襟裳岬へ向かうが近づくにつれて、だんだんと霧が深くなって来る、到着した頃には霧と寒さで参った、冬のスタイルで車中泊。
6月26日は学生時代の友人、河村君と大樹町の道の駅で会うため電話を入れ突然の事で当人はビックリしている。44年ぶりの再会で懐かしい昔話に花が咲き時間がいくらあっても足りないが、必ず次回再会を誓って別れる。つくづく友人は好いものだと思った。次に帯広から池田町へと目指す。帯広では少しは奥様考行するために紫竹ガーデンへ花を見に行くことにして、その前に更別のあの有名な花畑牧場で豚丼をしっかりと食べてきました。その夜は根室本線白粳町の道の駅しらぬか恋問で車中泊。朝一番霧の中を釧路湿原の丹頂の里へ行き親子の丹頂を見ることが出来た。午後からは釧路動物園へ向かう、動物園の向かい側に有る動物公園で引き馬に乗らせてもらう、引き手の美人な女性は大学の後輩で私と同じ大阪出身者でしかも近所とのことでビックリ!!(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂樹)
第7回酪農学園同窓会連合会兵庫支部設立準備委員会開催報告
去る9月27日(土)11時から加古川市内「明日香本店」において、標記兵庫県支部設立準備委員会が10名の出席により開催された。
議題は事業計画(平成26年度、次年度)、総会開催に係る役割の最終確認が行われた。
総会議事次第、講話講師、講演講師、懇親会等における詳細の確認が行われた。また総会出席者の確認や呼びかけ等も行われた。
次回の役員会は11月22(土)11時から本日と同じ会場で開催の予定です
獣医学科四国支部連合同窓会開催報告
台風11号、12号などによる「平成26年8月豪雨」により四国地方は大きな被害を被りました。幸い、同窓生の皆様には直接的な被害はなかったようです。その四国において、獣医師大会および地区三学会開催前日の9月6日(土)に、四国4県の獣医学科同窓会が一堂に会した同窓会が徳島市において開催されました。当日の午後には大粒の雨が地面をたたき、またあの再来かと懸念しましたが、幸い同窓会が始まるまでには上がりました。
同窓会が開催されるにあたり、その前に酪農学園福山常務の呼びかけにより酪農学園大学獣医学科小動物開業臨床獣医師会(酪小獣)設立準備会が開かれ、全四国から10数名の開業獣医師が集まり、酪小獣立ち上げについて話し合われました。北海道の麦の会、中部地方の地の塩会、そして大阪、兵庫、九州・沖縄の酪小獣に続いて6番目の立ち上げとなります。会長には21期香川県支部の入江充洋氏が選出されました。四国内はもちろん全国の酪小獣の皆様と親睦を深めながら、小動物診療技術の向上に務めて頂きたいと思っております。
獣医学科四国支部連合同窓会は上記開業獣医師の皆さんを含め、30名の同窓生と学園から福山常務と菊池が参加しました。たまたま、同じホテルで別の会合に出席されていた元獣医学科教授の中尾敏彦先生と遭遇し、急遽同窓会にも参加していただきました。中尾先生、誠にありがとうございました。同窓会総会は本田武徳島支部長の挨拶から始まり、いくつかの懸案事項について協議されました。その中で、今回のような四国支部連合同窓会を年一回獣医師大会および地区三学会開催時に併せて開くことが決定いたしました。
総会終了後、懇親会が始まり福山常務からは学園の現況を、私(菊池)からは今年が獣医学科設立50周年を迎え、記念祝賀会や講演会が開催されることが報告され、同窓生の皆様の強いご支援をお願いいたしました。続いて中尾先生が乾杯の発声をいただき、2時間に亘って親睦を深めておりました。この間、参加者の自己紹介と近況報告があり、最後に酪農讃歌を高らかに歌い、次回の再会を約束してお開きとなりました。
当然ですが、この会で終わることはなくほとんどの出席者が次の会へとおもむき、翌日の獣医師大会での発表に及ぼす影響も試みず、終始和やかなうちに夜も更けてしまいました。
(文責 獣医学科同窓会事務局長(酪農学園大学獣医学類) 菊池直哉 )
2014年夏 心の旅
1965年 昭和40年に私の北海道への50年間の夢が始まる。翌年の昭和41年に酪農学園農業経済学科の学生となる。江別市野幌24-16 これが学生時代お世話になった下宿の住所である。
67歳になった今でもすんなり出てくる。それなのに7年前より住んでいる奈良県のセカンドハウスの住所は未だに覚えられない、年のせいにするのは何故か寂しい。
そうだ一日も早く記憶が残っているうちに心の旅に行くことにしようと、平成26年6月16日に息子の車を借りて舞鶴より新日本海フェリーにて北海道30日間の旅に出る。
このルートは42年前に新婚旅行の時に使ったフェリーで、この時は札幌・野幌と登別しか行かなかったような記憶が?
その後の数回は雪まつり等数日の短期間ばかりで、今回の目的は大学2年生の時にバイクで大阪より北海道一周のツーリング旅行をした時に、行く先々でお世話になった方々にお礼と思い出深い昔の写真を頼りに懐かしい場所を探し出す旅のスタートです。
6月17日小樽夜着6月18日はまず小樽・札幌を横目で見ながらと思ったが何故かナビに当別からのルートを指示されて通りたかった12号線の厚別・白石ルートは不通かになった。石狩川を渡り12号線に出ると昔の江別とは全然違う、逸る気持ちを抑えて野幌へと。
国道筋は昔の面影は全く無い、暫く走ると左手に大学の正門と希望の塔が見えてきた。
すでに私の頭の中は18歳の酪農大学生。正門をくぐると左手に牛舎・生協そしてクラブで扱かれた体育館昔の風景が頭の中を過る、しかしほとんどが変わってしまった。現実に戻り同窓生会館へ浦川氏を訪ね45年ぶりの学内を案内していただけることとなる、広大なキャンパスに処狭しと立派な校舎が並んでいる。
私が居た頃は希望の塔と創世寮が目立っていたが、その創世寮も古くなって取り壊しが決まっているらしい、私が入学した時代はまだ木造の寮が残って時の流れを感じずにはいられなかった。
しかし何時までも想いに耽ってばかりいられず、今回学園訪問の目的に妻と学食を共に食す・学園牛乳を飲む・正門での写真撮影・以上を済ませ、早々と野幌に戻り駅へ行ってみる、唖然道路は鉄道の下を走り、駅は2階建てになっており、駅前もすっかり変わり知っている店も殆んど無くなっておりその夜は知り合いの店で昔話に花を咲かせることに。
今夜はどうしても以前に下宿していた前記住所にて車中泊をしたくて行ってみるもすっかりそこも変わっていてすぐ近くに何とイオンがある。気にせずに目的をはたす。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)
第19回 林家卯三郎 一人会
11月15日(土)午後7時開演、16日(日)午後2時開演、 ドラマシアターどもⅣ(江別駅徒歩5分)において、林家卯三郎一人会が開催されます。後援は江別市教育委員会・酪農学園大学。演目は初演噺4席。異色OBの上方落語をご堪能下さい。
料金:前売 大人2000円、学生1000円、子供500円 当日300円増し 通し券(大人のみ)3000円
ところ:ドラマシアターどもⅣ(江別市2条2丁目7-1)
お問合せ:ドラマシアターども TEL 011-384-4011
詳細は下記をご覧下さい(クリックすると拡大します)
なお、2014北海道武者修行の旅や卯三郎18席も以下のとおり予定されています。
沖縄県支部 家族同窓会開催報告
台風16号・17号と続けて発生するも、沖縄本島には接近することなく秋晴れの晴天に恵まれた9月27日(土)にホテルグランビューガーデン沖縄にて家族同窓会が実施された。
昨年3月に支部が設立したばかりで、今回で2回目の家族同窓会であるが、準備不足と県内の運動会シーズンと重なったことなどから昨年より大幅に少ない人数であったが、その分一人一人の近況報告が十分にできて、楽しい親睦の時間を共有することができた。
酪農学科卒業生からの最近体調を崩されたが今は順調に回復しつつあり、奥さまの内助の功を称賛されるお言葉に一同胸が熱くなったり、荒川副支部長より冬の野幌の自然と生活の想い出話しに何度もうなずく同窓生諸氏であった。
かたわらのプールサイドでは大人の話を待ちきれない子供たちが早くも残暑の陽光を浴びて水と戯れる姿がほほえましく、帰る頃にはすっかり友達になっているようすであった。話は尽きず、県民なら誰もが知る繊維製品メーカーの2代目が、参加された同窓生であることを初めて知った一同の反応の大きさが尋常でなかったり、と少ない参加人数ならではのそれぞれの事情を知ることもできた。
仙北富志和先生著の「酪農学園少史 創立者黒澤酉蔵を今に読む」の内容を紹介させていただいたところ、創立者を知りたい、読んでみたいという反響があった。集合写真撮影後に、総会か家族同窓会で元気に再会できることをお互いに約束しながら、三々五々散会となった。(2014.9.29 文責 田中 巧一)
荒木ゼミ異業種交流会開催報告
9月13日(土)午後3時から5時30分、酪農学園大学A3号館5F演習室を会場に荒木ゼミ異業種交流会が参加者15名、学生7名で開催された。代表幹事は古川隆之氏、幹事は新村浩隆氏、白倉和秋氏。内容は以下のとおり。
1. 北海道中小企業同友会部会長を務める新村浩隆君の自社の6次産業化の取り組みについて講演会「発展する酪農加工複合経営」を行なった
2. 各産業界で活躍する卒業生から自社および自営の状況ならびに、職場の状況を紹介し、異業種の職場の状況や商品の開発経緯や特徴について情報交換を行った。
①焼肉ビジネスの動向:生地則久
②焼き菓子の商品開発:右代和弘
③教育ファームおよび乳製品加工の取り組み:廣瀬貴章
④繁殖牛廃用牛肥育と肉販売:春木康秀
⑤道普及事業の概要:脇坂裕二
「同窓会活動運営の手引」を掲載しました。
詳細はPDFにてダウンロードし、閲覧することができます。