10月6日(木)12時より黒澤記念講堂前において、短期大学部開学60周年・大学開学50周年記念事業の一環として進められていた「酪農讃歌」歌碑等の建立記念行事が、教職員、同窓生、学生多数の出席の下に執り行われた。
この記念事業において、「酪農讃歌歌碑」は、同窓生関係各位および短期大学同窓会・大学同窓会校友会。「インフォメーションボード」は同窓会連合会札幌支部の多大なご寄附・ご協力により建立式を迎えられたことを改めてお知らせし、お礼申し上げます。
記念行事において、谷山弘行学長は「学生、教職員が建学の理念に立ち帰るモニュメントとして活用したい」と挨拶した。また大学同窓会校友会野村武会長は「歌詞にある「窮乏の底に沈める国起こせ」とある本学の使命の重要性」が述べられた。藤井宗教主任の祈祷のあと、除幕式が執り行われた。
その後、参会者全員により歌碑の前で「酪農讃歌」が合唱された。最後に周年事業記念実行委員会小山久一委員長より一連の周年事業が滞りなく終了したことと関係各位へのお礼挨拶が述べられて、記念行事を閉じた。
2011年10月4日、酪農学園大学学生ホールにおいて第5回・第6回三愛賞授賞式および受賞講演会が開催された。
第5回の三愛賞の受賞者は、獣医学科4期生(1971年卒)で、元岡山県家畜保健衛生所の福冨豊子氏である。福冨氏の受賞は、地方公務員として岡山県の家畜衛生に携わりながらもアカバネおよびアイノウイルス感染症の疫学調査を積極的に推進し、岡山県のみならず日本における獣医臨床ウイルス学の進展に多大な貢献した功績によるものである。
第6回三愛賞の受賞者は元山形県農業共済組合、現山形県系統豚普及センターの伴 顕氏である。伴氏の受賞は、産業動物臨床獣医師として卓越した診療技術と指導力を発揮したのみならず和牛の遺伝性疾患の解明により学位を取得し、後進が診療と研究に情熱を傾ける土壌を醸成した功績によるものである。
福冨氏は「岡山県におけるアカバネ病の発生と分離株の解析」、伴氏は「産業臨床獣医師として伝えたいこと」という表題で特別講演を行い、参加した教職員、学生など約100名が両氏の研究内容について熱心に聞き入っていた。
参考
獣医学科同窓会長賞である「三愛賞」には同窓生の部と卒業生の部があるが、ここでは顕著な功績を挙げた獣医学科同窓生に授与される同窓生の部を紹介します。2005年度に制定された「三愛賞」は、第1回受賞者北村直人氏(4期)(現会長)、第2回辨野義己氏(6期)、第3回坂東元氏(17期)、第4回作井睦子氏(9期)となっており、第5回は昨年実施予定であったが福富氏の体調不良により今年度に延期されています。
短期大学部開学60周年・大学開学50周年記念事業の一環として進められておりました「酪農讃歌」歌碑とインフォメーションボード(屋外掲示板)が間もなく完成いたします。
この度の周年記念事業に対しては、同窓生各位および短期大学同窓会・大学同窓会校友会、同窓会連合会札幌支部には多大なご寄附・ご協力をいただきました。下記により周年記念事業実行委員会による歌碑建立等記念行事が執り行われますので、同窓生の皆様にはお繰り合わせのうえ、ご参加いただければ幸いです。
記
日 時 : 10月6日(木)12時~(30分程度)(集合 11:50)
場 所 : 黒澤記念講堂前
次 第 :1.開会の挨拶
2.挨拶 大学・短期大学部 谷山弘行 学長
3.挨拶 大学同窓会校友会 野村 武 会長
4.祈祷(藤井創宗教主任)
5.除幕
6.酪農讃歌(合唱)
7.挨拶 記念実行委員会 委員長 小山久一
8.閉会の挨拶
以上
埼玉県支部では、9月10日~11日の一泊二日の日程で、恒例となりました家族キャンプを開催しましたのでご報告いたします。
場所はこれも例年通り秩父の神川町のペンションを貸切同様(他の客がいない)で借りて、併設された草原にテントを張って行いました。良い天気でしたが、残暑があり、日中は暑いほどでしたが、夜は心地よい風の中でのキャンプのひと時でした。
参加者は、高齢化と子供の成長や孫の成長等により年々減少傾向にあり、10名弱でしたが、各自近況などを語り合い、大変楽しいキャンプとなりました。翌日は、ペンションの用意した朝食をとり、散開しました。 以上
8月9日(火)名古屋市・北京料理百楽名古屋店で開催された同窓会連合会愛知県支部同窓会ならびに獣医学科同窓会愛知県支部同窓会は来賓(谷山学長、野村会長、坂東元旭山動物園長)を加え、出席者40名で開催されました。小林哲夫氏の進行により、小嶋同窓会連合会愛知県支部監事の開会挨拶ののち、加藤獣医学科愛知県支部長の挨拶が行われた。来賓(講師)紹介ののち、来賓挨拶、記念撮影が行われた。浅井同窓会連合会愛知県支部長の乾杯ののち、懇親会の中で谷山学長、野村会長、坂東元氏の講話が行われた。最後に酪農讃歌を全員で合唱して閉会した。
8月6日(土)2011年度の同窓会連合会新潟県支部総会が新潟東映ホテルにおいて行われた。参加者総数21名(詳細は添付参照)、本学からは谷山学長、榮高校長、同窓会連合会野村会長、浦川が出席した。10時30分より総会を開始。石月支部長挨拶ののち、土田議長、二瓶書記を選出。
議案は第1号議案として平成22年度活動報告および会計報告、監査報告。第2号議案として平成23年度活動計画(案)並びに予算案、第3号議案として役員改選ならびに増員について、第4号議案として平成23年度会費徴収が図られ、原案どおり承認された。第5号議案その他では関東地区同窓会名称について、甲信越が加盟したので関東甲信越地区への名称変更が提案されたが、南雲関東地区会長より後日の理事会に諮る旨の説明があった。
総会終了後に野村同窓会連合会長、栄高校長、南雲関東地区会長、須田後援会常務、同窓会事務局より来賓挨拶が行われた。
第2部として、11時45分より本学谷山学長より「酪農学園概況について」の講話が約1時間行われた。学長は講話の中で、昨年度の周年事業のお礼、大学改革元年における健土健民原論の新設、建学の精神を未来に向けて咀嚼することの重要性を説いた。大学改革が今年度の入試結果に反映されたことや獣医動物看護学類の新設と動物看護士の今後の見通し等にもふれた。また、東日本大震災での被災学生への支援活動や在学生震災ボランティアの取組の紹介、ミルクスクールでの福島県の子供たちの受入、元気ミルク大学の紹介、最近の協定等の地域交流事業等、学園を取り巻く昨今の事業内容の概要について報告した。
その後、記念撮影ののち、13:00より懇親会が開始された。冒頭に高澤東京オフィス所長、後藤理事より挨拶があり、和やかなに懇親会が進行した。
去る7月23日13時より有楽町の酪農学園東京オフィスにおいて、2011年度の同窓会連合会関東地区・東京支部総会が開催された。総会出席者は37名、本学から麻田理事長、谷山学長、黒畑副校長、後援会永田常務、須田常務、同窓会連合会野村会長、事務局、記念講演講師として農食環境学群循環農学類 安宅一夫教授が出席した。
まず、東京支部総会が行われた。議事は第1号議案として平成22年度事業報告および収支決算報告、監査報告。第2号議案として平成23年度事業計画並びに収支予算。追加議題として、役員改選について審議され、原案どおり承認された。なお、今回の役員改選において中島剛支部長が退任し、五十嵐建夫氏が就任した。
次に来費の麻田理事長、野村同窓会連合会会長、谷山学長よりそれぞれご挨拶を頂戴した。理事長は、100周年に向けての財務計画、ビジョンの策定を行うとの方向性が提示され、同窓会連合会への学園に対しての協力要請が行われた。
引き続き、関東地区同窓会の総会が行われた。議事は第1号議案として平成22年度事業報告および収支決算報告、監査報告。第2号議案として平成23年度事業計画並びに収支予算、第3号議案として役員改選について審議され、原案どおり承認された。なお、事業報告の追加として同窓生入試アドバイザーについて報告された。
総会終了後、第8回畜産技術協会賞を受賞記念講演として、安宅一夫教授より「新規乳酸菌とセルラーゼの利用によるサイレージ調整法の開発と普及」と題して基調講演が行われた。安宅一夫、楢崎昇、菊地政則、野英二、上野光敏、アニアルアイサン、庄 益芬 のオール酪農学園大学メンバーで受賞したとのことで、良質なサイレージ調整法の開発に約30数年の年月をかけて努力して来た過程を丁寧にご説明いただいた。最後に「良牛は良草より、良草は健土より、健土は家畜より、健民は健土より、健土は愛土より、「循環進展無窮也」黒澤酉蔵の言葉を紹介してたゆまぬ努力の結晶により今回の受賞につながったとして安宅教授よりお礼が述べられた。
次に栃木県酪農家小堀哲雄様より「東日本大震災による栃木県畜産への影響」として、今回の震災が及ぼした影響について報告があった。その中で小堀氏は酪農学園へのお願いとして、放射能汚染により想定される様々な問題(土壌、動植物への影響)について研究対象として取り上げていただき、実証研究の素材として農地等を提供するので活用していただきたいとのことでした。谷山学長から本学には放射線の専門家もいるので持ち帰り検討してみたいとの返答があった。
その後、酪農学園後援会永田常務、とわの森三愛高校黒畑副校長、同窓会事務局より挨拶ののち、同会場において懇親会が行われ、旧交を温めることが出来た。
埼玉県支部では、6月12日(日)に恒例の定時総会をさいたま市の別所沼会館にて開催しましたのでその内容をご報告いたします。
議題は、平成22年度の事業報告及び決算報告・監査報告、平成23年度の事業計画案及び予算案、役員改選案(任期2年で今年が改選期)で、各案件とも原案通り承認・可決されました。
今回、学園からは、改革真最中でご多忙のところ、福山二仁常務理事、再任された直後の谷山弘行学長、黒畑勝男三愛高校副校長、須田利明後援会常務理事をお迎えし、現在取組中の内容を語っていただきました。また、連合本部からは、南雲良三副会長と今年新任の浦川利幸事務局長のご出席をいただき、それぞれの立場での同窓会の現状報告がありました。
総会終了後、例年通りの環境シンポジュームを開催しました。今回は、基調講演として、吉田剛司酪農学園大学環境システム学部准教授による≪北海道、そして日本の自然資源を守る野生動物学を目指して≫のテーマで、先生の現在取り組んでいる研究の報告がありました。
野生動物の区別として①減りすぎた動物(希少種、絶滅危惧種)②外国や他地域から持ち込まれた動物(外来種)③増えすぎた動物(鳥獣被害・農林被害の原因)としており、これらの問題に関して、行政を動かして、外来動物による生態系の被害を防ぐことや、増えすぎたエゾシカ対策に取り組み、また希少動物の保護と環境を維持する等の活動を行っているとのこと。まさに大学の志向している実学教育でもあります。講話の内容はわかり易く、参加者はそれぞれ大きな感動を得ておりました。
その後は恒例の懇親会で、特に今回は、近真理奈さんのお子さん3人が突然参加するというハプニングがあり、和やかなひと時にさらに自然と微笑みが浮かぶ場面があり、楽しい懇談会となりました。
以上
台風2号北上の中、29日12時より、江坂にある東急イン3階クリスタルルームにおいて、標記支部総会が開催された。当日は24名の参加があり、悪天候の影響から出席者が伸びなかったことを山本支部長より報告いただいた。本学からは野村会長、谷山学長が出席。まず、12時から支部の総会として舩戸事務局長からの事業報告があり、会計担当の山川氏から収支報告が行われた。山本近畿支部長の挨拶のあと、本会野村会長のご挨拶、谷山学長の来賓挨拶が行われた。26日の学園・理事評議員会終了直後でもあり、学長から大学改革スタートについて説明した。
近畿支部は2府4県(大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県)で構成されており、先頃、三重県を中部地区に移動した。現在、各県に支部を設置すべく働きかけており、京都支部、兵庫支部が先頃結成された。しかし、近畿支部の現状は、2府4県を細分化して活動することについての是非論もあり、最終目標としては47都道府県への支部配置となるが、活動内容、役員構成の現状からは、連合同窓会同様に財政問題等があり、大都市での同窓会組織基盤作りの難しさを情報交換させていただいた。例えば500名への案内(往復葉書)代だけでも5万円の支出となり、会費収入等が見込めない中での費用負担については本部での検討を要すると考える。
5月22日(日)午後2時より札幌全日空ホテルにおいて2011年度札幌支部の総会が開催された。紺野支部長挨拶ののち、議事が進行した。第1号議案として2010年度事業報告並びに決算(監査報告含む)、第2号議案として2011年度の事業計画並びに収支予算案が提案され、決算での一部修正を含み了承された。第3号議案として役員改選が図られ、紺野支部長以下役員が選出された。会議終了後、同ホテル26階の札幌ビューにおいて懇親会が開催された。