1月30日(月)午後4時20分から本学C5号館202番教室において、農食環境学群循環農学類(フィディングシステム研究室)野英二教授の最終講義が行なわれた。タイトルは「酪農学園に生まれて65年」。
会場には農場関係者を含めた多くの学園関係者が出席した。泉賢一教授の司会で進行。タイトルのとおり、酪農義塾・機農高校の教員であった父野喜一郎氏の次男として生まれた場所は、現在のインテリジェント牛舎付近にあった「第5寮希望寮」とのことでした。
江別(本学)に生まれて本学へ勤務するに至る経歴を紹介しながら、同時に1950年代以降の酪農学園の寮や農場の所在地等も含めて時系列的にスライドを用いてご説明いただいた。
火災にも見舞われた附属農場の貴重な写真や附属農場からフィールド教育研究センターへ至る変遷を丁寧に紹介し、また本学の特徴でもある酪農実習について、その授業内容や農家への委託実習等含めてもスライドを用いて講義していただいた。
学生にとってはこの農家への3週間の委託実習は非常にその後の人生に大きな影響を与えるものになっており、現在も循環農学類の主要科目として位置づけられている。
講義終了後は、会場をを移動して野教授の退職祝賀会が教職員や所属研究室OBにより開催された。
1月30日(月)午後2時40分から大学A3号館(旧農経館)305番教室を会場に農食環境学群循環農学類 荒木和秋教授(有機農業・酪農経営学)の最終講義が学生の「畜産経営論」「営農システム論」の授業の一環として行なわれた。会場には受講学生の他に、本学教職員や浜中町や足寄町等からの出席も含め、150名を超える関係者が最終講義を聴講した。なお、この講義は後日e-learningでも視聴可能とのことでした。
吉岡徹准教授の司会で進行。演題は「永続型酪農経営の展望-循環と共生の酪農をめざして-」。荒木教授は新酪農村調査等から多額の負債問題を知り、解決策として放牧酪農への傾倒とその後のニュージランドモデルの放牧酪農に北海道酪農の未来を確信したと述べた。
ニュージランドの酪農研究から足寄町での放牧酪農の推進、農場TMRセンターによる自給飼料の共有、浜中町での酪農技術センターの設置や就農者研修牧場の設置等への生産現場への助言協力事例も紹介した。教育研究活動としての学生による農村調査実習とそれに繋がる卒論作成にもふれた。 学生・卒業生と歩んだ30年で一番嬉しかったことは自分の研究を就農した卒業生が実践により実証してくれたことと話し、今後さらに調査研究を進めたいと述べた。
授業では永続型酪農経営の展望では、循環・共生の後退と再生産の視角として、自然的再生産過程、経済的再生産過程、経営的再生産過程、社会的再生産過程の4つの観点が成立することの重要性を説明した。
そのための北海道酪農経営の展開として1)酪農経営の規模拡大過程、2)生産構造、3)再生産の現状をスライドで紹介した。
さまざまな統計分析により「集約放牧・ミルキングパーラ・季節繁殖」方式は北海道酪農の将来像となることと、若者が参入してくる魅力ある酪農経営の構築に必要性を述べた。 最後に浜中町や足寄町の関係者より謝意のご挨拶と研究室学生から感謝の花束が贈呈された。
1月27日(金)午後4時30分から中央館学生ホールにおいて、獣医学類食品衛生学ユニットの田村豊教授・獣医生化学ユニットの横田両獣医学群獣医学類教授の最終講義が開催された。
岩野英知教授の司会進行で進められ、北澤多喜雄獣医学群長から開会のご挨拶を頂戴した。田村教授は「私の歩んできた道」横田教授は「酪農学園イズムよ永遠なれ」。
会場には獣医学類の学生やOB、学内教職員等100名を超える方々が参集した。
まず、田村教授はスライドを用いて、ご自身の経歴を紹介。内科学教室で高橋清志先生に学び、農林水産省動物医薬品検査所に入省。気腫疽菌、緑膿菌、薬剤耐性菌等を研究。JVARMの設立に携わった。
2004年本学獣医学科教授で着任。研究テーマは「生態系における耐性菌のヒトにいたる経路の解明」。モットーは「良く遊び、良く学べ」。学生に対しては「Only Oneをめざして仕事を楽しむ」ことを餞の言葉に贈った。
横田教授は生化学への興味をもったきっかけや本学着任時に頂いた研究テーマ「UDP- クルクロン酸転移酵素の解析」も含めて薬物代謝酵素研究の課題として、UGTの役割と誘導性、広い基質特異性、潜在性、起源と本来の役割について紹介した。
また先生は酪農学園イズムを「未来を担うイズムであることを痛感する日は遠くない」と延べ、土に愛し生産することは社会基盤でありそれに携わることは尊いと述べた。
今日、「酪農学園イズムと合致するOne Healh 、循環型社会、里山資本主義の考えが多くの人を惹きつけている」と結んだ。
今後の活動目標として樹木のもつ機能性を研究し、北海道地域産業へ貢献したいと述べている。
両教授に対しての質疑応答のあと、それぞれのユニットから花束が贈呈された。終了後は先生を囲んでの祝賀会も行なわれたようである。
獣医学科「2017山口県同窓会」
平成29年1月27日、長門市吉亀旅館にて小岩政照教授をお迎えして同窓会が開催されました。
小岩先生はJA下関主催の講演会の終了後、同窓会に参加いただけました。出席者は獣医学科卒業生14名が駆けつけてくれました。会場は明治47年から営業されているお部屋で行われました。
県内在住の2名の小岩先生の同級生も参加され学生時代のお話に花が咲き40年前の学生時代ににタイムスリップされていました。
長門市の食材を使った食事と先日プーチン大統領も絶賛されたお酒たっぷりと堪能することができました。
小岩先生また参加者の皆様またお会いする日を楽しみにしております。(文責 市岡貴典)
1月26日(木)午後3時から学生ホールを会場にして獣医細菌学ユニットの菊池直哉教授の最終講義が行なわれた。会場には学生や教室OB、学内教職員等100名近い関係者が訪れた。演題は「細菌とともに歩んで42年」。
村田亮講師の司会により進行し、講演に先立ち、北澤多喜雄獣医学群長の開会挨拶が行われた。菊池教授はまず経歴を紹介して、本学への入学や卒業後の細菌学一筋の教育研究生活についてスライドを用いて丁寧にご説明いただいた。
大らかな学生時代の様子や獣医学科の概要説明、家畜微生物学教室から獣医細菌学ユニットの歩みを順に紹介した。
また家畜外科学から家畜細菌学へ、実習から研究へ、学科の変遷等ではご自身の専門外分担当でのご苦労や獣医学科発足当時の概要説明をまじえながら貴重な写真等も紹介していただいた。
多くの出会いでは「何物にも変え難い42年間の財産は卒業生」(5433名)であることを述べた。感想として恩師等の「多くの人に支えられ、大学とともに大きく成長させて頂いた。」と先生らしく謙虚に語った。今後は健康に留意して登山やマラソン等にもチャレンジしたいとの抱負を語ってくれました。最後に聖句を引用し、「狭き門より入りなさい」と学生に餞の言葉を贈った。
また、菊池教授への感謝をこめて、「ボランティアドックの会」南代表から記念品と花束、「細菌学ユニット」の学生から記念品が贈呈された。
例年になく雪の多い帯広市内の「若竹会館」を会場に1月21(土)11時30分から北海道第5地区十勝支部第6回総会が出席者総数50名で開催されました。
本学からは、仙北富志和学園長、矢野征男後援会理事長、永田享後援会常務理事、同窓会から小山久一同窓会会長、浦川が出席しました。
飯島勝十勝支部長の歓迎のご挨拶の後、来賓を代表して仙北学園長、小山会長が来賓祝辞を述べました。
仙北学園長は「酪農救国」の小冊子と朝日新聞掲載記事を紹介し、入試状況等にもふれていただきました。小山会長は「酪農学園同窓会」の名称変更と大学同窓会校友会の準会員制度、25回を数えるホームカミングデーの3点について紹介しました。
総会では、議事として1)収支決算報告が会計の持田誠氏から行われました。2)次回総会開催について清水泰久事務局長が説明し、次年度の役員改選に向けての協力が行なわれました。3)その他については11月11日(土)に理事会の開催予定が報告されました。
その後、矢野征男後援会理事長のご挨拶と乾杯のご発声により昼食会が行われました。矢野理事長は低金利下での果実減少のため酪農学園後援会への支援協力がありました。
各テーブルでは年に1度の懇親の場として和気藹々とした歓談が繰り広げられ、和やかな雰囲気であっという間に時間が経過し、最後に鈴木洋一副支部長は、昨年の台風被害にもふれながらの閉会のご挨拶が行われました。その後、参会者全員での集合写真ののち閉会となりました。
昨年に引き続き、飯島支部長の好意により、ご自身も参加、加工されている、元気の会の「ヲロベの元気」(ハスカップジャム)が参加者全員に配られました。お礼申し上げます。
郵送での販売を開始✨✨
お待たせしました!
遠方の方からご購入希望を頂き、郵送での販売を開始することとなりました
*制作費を除いた全利益は国連WFPの学校給食プログラムに寄付されます。
8種類コンプリートセット(1セット8枚入り600円)のみの販売です。
1.お申込み方法について
メール(e-mail : rgu.wakka@gmail.com)にて下記の必要事項を記入し、送信してください。
①氏名
②フリガナ
③郵便番号
④住所
⑤連絡のつく電話番号
⑥希望セット数
⑦お振込いただいた金額
2.商品代金について
商品代金(送料を含む)は下記のとおりです。
・1セット→700円
・2セット→1350円
・3セット→1950円
・4セット以上→要相談、お振込になる前にお問い合わせください
3.振込先について
〈振込先銀行 〉
北洋銀行 野幌中央支店 大麻出張所
〈店番号〉
496
〈口座番号〉
普通 4364101
〈口座名義〉
酪農学園大学 WAKKA 代表 長谷川 千夏
※恐れ入りますが振込手数料はお客様負担でお願いいたします。
4.その他
不良品については交換いたしますのでご連絡ください。
特定商取引法に基づく表記
《販売業者》
酪農学園大学 学生団体WAKKA
《運営統括責任者》
長谷川 千夏
《所在地》
〒069-8501
北海道江別市文京台緑町 582番地
《メールアドレス》
e-mail : rgu.wakka@gmail.com
《返品期限》 商品到着後10日以内(未開封のものに限る)
※お客さま都合の返品の場合は送料をご負担していただきます。
ご意見ご質問はコメント欄かこちらまで!
e-mail : rgu.wakka@gmail.com
平成29年1月吉日
酪農学園同窓会三重県支部会員 各位
酪農学園同窓会三重県支部
支部長 村田 耕一郎
酪農学園同窓会三重県支部総会開催のご案内
新春の候、皆様方におかれましてはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平成26年11月酪農学園同窓会三重県支部設立に際しましてはご協力頂き厚く御礼申し上げます。
さてこの度、第2回総会を学園関係者のご臨席を賜り下記のとおり開催させて頂くこととなりました。
当会はスタートしたところであり、会員皆様のご理解ご協力により連携・親睦を図り、三重県支部の充実・発展と学園教育の振興に努めていきたいと思いますので、今後ともご支援ご協力をお願い致します。
皆様方には、ご多忙のところ恐縮には存じますが、万障お繰り合わせのうえご出席くださいますようご案内申し上げます。
つきましては、ご出席いただける方は同封の返信用はがきに、住所、氏名、電話番号(携帯)、e-mail、「3月12日」、「同窓会三重県支部」、懇親会の出欠の有無等をご記入のうえ、平成29年2月24日(金)(必着)までに郵送くださいますようお願い申し上げます。
記
1.日 時 平成29年3月12日(日)
総 会:午後4時から
講演会:午後4時30分から
「黒沢酉蔵と建学の精神」(仮演題)小山同窓会会長
懇親会:午後5時から7時
2.場 所 プラザ洞津(近鉄津新町駅下車 徒歩2分)
住所:津市新町1丁目6-28 電話:059-227-3291
問い合わせ先 |
|
酪農学園同窓会事務局 電話 011-386-1196 E-mail: rg-dosok@rakuno.ac.jp |
酪農学園同窓会三重県支部長 E-mail :aigo4168@yahoo.co.jp |
3.会 費 7,000円(当日、受付にて申し受けます。)
平成29年1月吉日
会 員 各 位
酪農学園千歳三愛会
会長 藤 本 謹 也
千歳支部第2回総会開催について(ご案内)
新春の候、会員の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また平素より当会の活動に対しましてご協力を頂いており厚くお礼申し上げます。
さてこの度、第2回総会を下記の日程で開催することとなりました。
当会は設立間もない会であり、会員皆様のご理解ご協力により会活動の充実・活発化を図って参りたいと考えております。是非多くの会員皆様のご出席を頂きご意見ご希望等も賜り、楽しく意義ある総会にしたいと考えていますので、万障お繰り合わせ頂きご出席くださいますようご案内申し上げます。
記
1.日 時 平成29年2月10日(金)午前11時~
◆総 会 11時00分
来賓予定の方々(仙北酪農学園長、堀内同窓会副会長、ほかの皆様)
◆研修会(講演)農食環境学群 循環農学類 野 英二 教授
(テーマ:実践主義に基づいた酪農学園附属農場と農場実習の変遷)
◆懇親会 総会及び研修会終了後 会費5,000円(当日受付にて)
2.場 所 ベルクラシック リアン 平安閣
千歳市錦町4丁目9番地 26-1163
3.ご 出 欠 ご出席いただける場合のみ
⇒同封の「酪農学園同窓会2月10日千歳支部総会行」の葉書にて1月28日(土)までに、ご投函願います。
4.お問合せ 千歳三愛会事務局(千歳担い手支援センター内)藤田宛
TEL 0123-49-7061
去る12月3日(土)午後1時から札幌市内のホテルポールスター札幌を会場に2期生同期会が卒業生29名の参加により開催されました。
高校からは井上初代校長、村山二代目校長をはじめ教職員OBと現校長、副校長、教頭と現教職員あわせて12名が出席し、合計41名の参加でした。
卒業生は皆さん、まるで高校時代に戻ったように、楽しく賑やかに昔を懐かしみ、そしてこれから新たに始まる同窓の絆を深めていました。とても良い同期会となりました。
酪農学園同窓会からもご支援いただきありがとうございました。