とわの森三愛高等学校「同窓会入会式」報告
2月27日(木)に、「同窓会入会式」がとわの森三愛高校礼拝堂で行われました。今年度は23期生328名が入会しました。式では野原康一副会長から「ぜひ、皆さんで同窓会活動を盛り上げていただきたい。」と挨拶がありました。
また、榮忍校長先生からは「とわの森三愛高校同窓会は、酪農学園の同窓組織のひとつである。全国に、何万もの同窓生、そして多くの支部活動が行われていることもぜひ覚えていただきたい。また、街中で見かけたときは、ぜひ声をかけていただき、近況を報告してもらえれば嬉しい。」と、激励とともにメッセージが送られました。
23期生代表・金田唯人くんからは「神を愛し、人を愛し、土を愛すということを深く心に留め、同窓生という自覚を持ち、母校のために大きく貢献していきたいと思っています。」と力強くご挨拶いただきました。
同窓会から記念品として、オリジナルUSBメモリースティックを23期生全員に贈りました。このような形で毎年執り行われています。
1.開会の言葉
2.校歌斉唱
3.同窓会長挨拶
4.学校長挨拶
5.祝辞
6.クラス幹事紹介
7.23期生代表挨拶
8.記念品贈呈
9.讃美歌 312番
10.閉会の言葉
(とわの森三愛高等学校同窓会 事務局長 伊藤俊文)
平成26年3月
同窓会会員 各位
同窓会連合会関東甲信越地区
茨城支部長 上野 達
牛久シャトーガーデン花見の宴ご案内
梅がほころび始め 春が間近に感じられる季節になりました。同窓会の皆様にはご健勝の事と存じます。
さて東日本大震災後中止しておりました牛久シャトーカミヤ、シャトーガーデンにおける花見の宴を、酪農学園同窓会連合会茨城支部設立を機に、下記の要領で再会する事といたしました。
桜の古木の下でシャトーガーデン地ビール、生ワインを味わい楽しいバーベキューパーティーのひと時を是非お過ごしいただきたく、ご案内申しあげます。
記
場 所 : 牛久シャトーカミヤ シャトーガーデン
TEL 029-871-7021
常磐線牛久駅より徒歩7分
会 費 : 一人 4000円
以 上
編著者 橋本 博 中山久蔵を顕彰する会 発行
本学に所縁があり、酪農学園後援会会員でもある橋本 博氏の著書が発行されましたのでご紹介します。
寒地稲作の祖であり、立志伝中の人物でもある「中山久蔵」の生涯を描いたものでA5版700頁を超える大作。北海道新聞にも2月28日に紹介されております。
発刊にあたり本学特任教授の松本先生は、本書推薦の辞において中山久蔵が僅か2年で難しいと言われた寒地稲作栽培に成功した核心について、「自ら大海に身をさらすこと、経験交流に基づいた多彩な人脈をつくること、働くこと、すなわち人様の役に立つことの意義・尊さを幼いことからきちんと理解しておくこと」と述べています。
同窓生の方々にもご一読をお薦めします。入手をご希望の方は価格4000円、酪農学園生協でお求めいただくか、橋本さん(090-9755-1618)までご連絡をお願いします。
同窓生の細田氏、角倉氏 第46回宇都宮賞を受賞
宇都宮仙太郎翁の命日である3月1日(土)、第46回宇都宮賞の受賞式並びに祝賀会が「札幌パークホテル3階パークホールC」を会場に140名を超える酪農関係者が列席して行われた。
宇都宮賞は北海道酪農の父と称される宇都宮仙太郎翁の業績顕彰と道内酪農の振興に貢献した酪農家などを宇都宮仙太郎翁顕彰会が毎年表彰しており、「酪農経営の部」、「酪農指導の部」、「乳牛改良の部」の3部門で表彰が行われている。
上記3部門について、「酪農経営の部」には空知管内由仁町細田治憲氏(短期大学酪農科9期・大学酪農学科1期生)が、「乳牛改良の部」では十勝管内大樹町 角倉了一氏(機農高校酪農経営科4期生)がそれぞれ受賞した。 なお「酪農指導の部」には近藤三男氏(オホーツク管内興部町)が受賞した。
受賞式は表彰者紹介のあと、宇都宮翁にちなみ、讃美歌no.405「かみとともにいまして」を列席者で合唱した。北良治理事長の挨拶ののち、選考経過報告が行われた。
北理事長より細田氏、角倉氏に賞状と副賞がそれぞれに授与された。その後来賓からの祝辞に続いて受賞者挨拶があり、細田氏からは、酪農の先達、先輩、関係者、地域の人々、そして奥様と家族さらに酪農学園に対して感謝の言葉が述べられた。受賞式のあと、祝賀会が開催され、恒例により前年度受賞者の本学安宅一夫名誉教授による乾杯の発声により、受賞者を囲んでの和やかな祝宴が開催された。
とわの森三愛高等学校卒業証書授与式報告
天候に恵まれた3月1日(土)午前10時、高等学校礼拝堂を会場に2013年度の卒業証書授与式が挙行された。式には卒業生328名と大勢のご父母および教職員、在校生、酪農学園関係者が出席した。
聖歌隊の讃美歌に迎えられて卒業生が入堂し、前奏ののち肥田信長宗教主任の招きの言葉、全員での讃美歌合唱、聖書朗読並びに祈りが行われた。榮忍学校長より卒業認定宣言が行われ、卒業証書授与では各担任が一人一人を読み上げ、クラス代表に学校長から証書が授与された。続いて校歌斉唱ののち、学校長より次の式辞があった。
この学年は3.11震災直後の入学生であり、被災者も入学している(命を見つめる学年)であった」と述べた。また原子力の問題点や偽装を教訓として本物を見分ける力の重要性を語り、建学の精神である三愛精神と健土健民の今日的重要性を述べた。
麻田信二理事長は卒業生とご父母等関係者へのお祝いの言葉とともに、聖書を引用し、「艱難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」と紹介した。卒業生には「友人を大切にし、3年間の経験が人生に役立つ、自分で夢を持って前に進む」等のエールを贈った。
また震災後「日本は大きく変わった」と述べ食糧やエネルギー問題にもふれた。また「幸せとは何か」について、文豪ドフトエフスキーやノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏の言葉を引用し、「人間が不幸なのは自分が幸福なのを知らないから」「幸せは貴方が決める」という示唆に富んだご紹介をいただいた。最後にこれまで卒業生を見守ったご両親や関係者への謝意を持って挨拶を閉じた。
続いて阿部尚子PTA会長から祝辞をいただいた。阿部会長は「困難に負けないでとわの森三愛高校卒業生として誇りを持ってほしい」と述べた。
讃美歌合唱のあと、送別の言葉を在校生代表津田紫乃さんが、卒業生からの別れの言葉を嶋本亮介さんが述べた。また卒業生代表の中井千春さんから記念品目録が榮学校長に贈呈された。讃美歌を挟み、祝福の祈りが肥田宗教主任から行われ、在校生、教職員の讃美歌405番に送られて卒業生が退堂した。
同窓会連合会茨城県支部再設立総会開催報告
去る2月15日(土)午後2時からつくば市のホテルグランド東雲を会場に茨城県支部の再設立総会が38名の出席者により開催されました。本学から福山二仁常務理事、野村武同窓会連合会会長が出席しました。
当日の関東地方は深夜から降り始めた雪の影響により鉄道や航空機などの交通機関が乱れ、事務局には急遽総会欠席などの連絡が相次ぎましたが、会員の再設立にかける熱意により盛大に開催することができました。
茨城県支部同窓会は、平成7年に設立されましたが、4年後の平成11年9月30日に、東海村のJCO臨界事故が発生し、この影響等から活動休止状態になり現在に至っておりました。このため、総会では、役員に同窓会活動に困難が生じた際は、役員以外の者でも有志が事務局となって同窓会を継続して開催することができるような提案がありました。また、総会の開催時期や茨城県で活躍している約400名弱の卒業生の会員の定義などの意見が交わされ議事を終了しました。
記念写真を撮影後、午後3時から隣の会場へ移動して懇親会が開催されました。7カ所設けられた円卓をそれぞれの出席者が行き交い宴もたけなわとなったところで、一同で円陣を組み酪農賛歌で締めくくるとともに来年の再会を約束し閉会となりました。
(文責 前田 亨)
食品科学科健康栄養学専攻第2回同窓会開催報告
平成26年2月22日、23日(土、日)札幌市南区小金湯温泉にて、食品科学科健康栄養学専攻(以下、健専)の同窓会が開かれました。
今回は“遠方で活躍している同窓生が、気兼ねなく仲間とゆっくり語り合える時間をつくろう”という先生側からのご意向にお答えして、初の温泉地開催となりましたが、皆様のご協力のもと無事終了致しましたこと、ご報告いたします。
さらに、もう一つ新たな試みとして、酪農学園大学全体の同窓生との繋がりにも意識を向けました。これは、他の学科の同窓生の間で「酪農学園大学は、社会に出た後で、非常に多くの同窓生と出会う」と口を揃えてお話されるのを耳にする機会が多かったからです。実際に、食品関連の業界に多岐にわたって本学の同窓生がご活躍されていることは、健専の同窓生にとっても非常に心強いことであると感じました。
このことから、会の主旨にご理解をいただいた健専以外の同窓生5名から、食品のご提供いただき、試食しながらご紹介させていただく形式をとらせていただきました。先輩方の仕事のすばらしさを舌で実感し、参加者の間では、早速繋がりを持ちたいと意欲的な会話が見られ、今後有機的なつながりに発展していければ嬉しく思います。
母校の同窓生同士のネットワークというのは、知れば知るほど厚く、そして温かいものであることを、今回の同窓会を通じて改めて、感じることが出来ました。
最後になりましたが、今回ご協力いただきました生産者の皆様、本当にありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願い申し上げます。(文責 大久保大悟)
今回ご協力いただいた同窓生(五十音順)
浅野 政輝 様(とうべつ浅野農場)酪農学科1997年卒
泉 真智 様 (ベル食品 株式会社) 食品科学科 1994年卒
上杉 浩司 様(サツラク農業協同組合)食品科学科 2003年卒
上村 篤正 様(有限会社 ウエムラ牧場)食品科学科 1993年卒
大塚 慎太郎 様(有限会社 大塚農場)酪農学科2004年卒
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会開催報告
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会が2月22日(土)および23日(日)に開催されました。本学アイスホッケー部は男子部と女子部がありますが、例年「OB・OG会」として合同開催しております。
22日(土)は札幌市:旬菜食健ひな野において懇親会が開催され、17名の方々にご参加いただきました。遠くは神奈川からの参加もあり、田之上OB会長をはじめ、男子部顧問の岡本英竜先生や女子部顧問の小宮先生にもご参加いただき、OB・OGの交流を深めることができました。
翌日の23日(日)には星置スケート場にて交流戦が行われ、19名の参加がありました。その他、応援・見学の方もリンクに来ていただきました。交流戦の結果は、男子は現役が4-3で辛勝。女子は2-1でOGチームの勝利でした。どちらも接戦でホッケーを楽しみました。
酪農学園大学アイスホッケー部OB・OG会は毎年2月頃に開催しております。詳細は酪農学園大学OB会のホームページをご覧ください。(文責 津川裕一)
http://rguicehockey.web.fc2.com/
獣医学科千葉県支部同窓会実施報告
平成26年2月21日、午後6時30分~午後9時30分から東京ベイ幕張ホール(千葉県千葉市ひび野2-3)を会場に参加者数38名で標記の同窓会が開催された。
教育講演:獣医学科2期 唐仁原 景昭氏 「東京都を中心とした南関東地域の狂犬病流行史」
2013年度日本獣医師会獣医学術大会年次大会が千葉県で開催されるにあたり、2014年2月21日(金)に獣医学科千葉県支部同窓会が開催された。地元千葉県をはじめ、県外の年次大会出席者10名、大学教員4名、計38名が出席した。
会のはじめに地元千葉県の2期生唐仁原景昭氏から「東京都を中心とした南関東地域の狂犬病流行史」の講演が行われ、みな熱心に聞き入っていた。内容は我が国の狂犬病発生の歴史やその対応、伝播の状況などについての内容であり、特に発生時における初期対応の重要性を強調されていた。
その後、午後7時30分から9時30分まで懇親会が開催された。最初に、酪農学園大学同窓会千葉県支部長唐仁原氏の歓迎挨拶にはじまり、獣医学科同窓会副会長小岩先生、獣医師会顧問北村様からご挨拶を賜り、1期生大川三樹彦氏(北海道)の乾杯により開始となった。しばらくの間、歓談と情報交換や旧交を温め9時から11期の濱岡隆文氏(生物科学安全研究所)、15期の椎名紀夫氏(千葉・開業)から近況報告を頂き、また内田英二先生から獣医保健看護学類の説明と近況報告を頂きました。
最後の締めは、全員で酪農讃歌を合唱し再会を祈念した。(文責 菊池 直哉)
農業経済学科‘93年度入学生TPP情報交換会開催報告
2月22日(土)18時~23時、札幌エルプラザ:札幌市環境プラザにおいて参加者12名で標記の情報交換会が開催された。
TPP交渉が官僚交渉となり、いつ妥結するかわからない中、「反対一辺倒ではなく、経済学的に学びたい」という卒業生たちの想いでこの情報交換会を実施しました。
参加者で簡単な自己紹介の後、小糸准教授から『TPP締結直前に考える貿易交渉の現状と北海道の農業環境』を講義していただきました。
非常にお忙しい中、様々な視点から資料を提示していただき、自由化・経済の開放にすすむことは経済学的には自然の流れであるが、アメリカなども市場開放に否定的な部分もあることなどをお話いただきました。
その後質疑応答や懇親会を通じ、さらなる情報交換を行うことができ、今後もこのような機会を年1回程度行っていくことになりました。 (文責 松本卓也)