大学・短期大学の柔道部同窓会(正式名称:酪農学園柔道部牛歩会)が2016年7月9日、札幌市内のホテルで開催されました。同会は3年に一回のペースで開催されており今回で8回目を迎えました。ホテルでの懇親会に先立ち、大学の道場(健身館)に卒業生に集まっていただき、現役部員との対面式、合同稽古を行いました。道場には、竹花一成学長も出席されご挨拶をいただきました。合同稽古では、地元の道場で子どもに指導している先輩も何人かが参加し、また久しぶりに道着に袖を通す先輩もおり、お互いにさわやかな汗を流している様子がありました。
合同稽古を行った後、会場を札幌市内に移し総会・懇親会を行いました。総会では、飯田進作会長(短大1970年卒)の挨拶の後、議事が審議され、事業報告、会計報告等を行った後、役員改選が行われました。会長は、引き続き飯田会長が選任されました。主な役員の選出は以下の通りです。
副会長:小林邦弘氏(獣医1980年卒)、亀倉祐介氏(農経1995卒) 幹事:加藤智香子氏(食科1997年卒)、大矢省三氏(食科2002卒)
会計:山下時明氏(獣医1997年卒) 監査:川本哲氏(獣医1985年卒)、山下裕太氏(農経2001年卒) また、第5回から行われてきた卒業生による記念講演では2名が講演しました。
田中均氏(酪農1974卒)からは「酪農大柔道部卒業後40年を振り返る」と題して、大学卒業後にチャンスをつかんで渡米、数年間肉牛牧場で研鑽を積んだ際の経験をお話しいただき、帰国後も一貫して食肉の生産流通業務に携わり、学生時代の柔道経験が現在の自分を育ててくれたことと合わせ、今日の日本の牛肉生産への思いを述べていただきました。
また、千村友輝氏(獣医2011年卒)は、現在岡山の動物病院で勤務していますが、大学卒業後、エルサルバドルで青年海外協力隊として「青少年育成」分野に従事、内戦から立ち上がった同国の惨状を説明、また現地での柔道指導を通して、青少年育成の指導にあたった経験をお話しいただきました。
懇親会では、安宅一夫名誉教授(元柔道部顧問)からご挨拶をいただき、太田一男名誉教授(元柔道部顧問)から乾杯の発声をいただきました。
懇談では、終始懐かしくも和やかな時間を過ごすことができました。今回初めて参加いただいた先輩からは、当時コンパなどで歌ったという「酪農音頭」が披露されました。閉会では、青森県三沢市在住の澤口正義氏(農経1972年卒)が乾杯し、次回の再会を約しました。(文責 十倉 宏)
2016年8月6日、ちょうど一年前の同日にお亡くなりになられた松井幸夫先生を偲んで、同窓生が「新さっぽろアークシティホテル」に参集しました。「松井幸夫先生を偲ぶ会」は酪農学園創成期の短大・大学の卒業生,松井幸夫先生が顧問をされていた野球部OB会および研究室同窓生に呼びかけられ、全国から79名の卒業生が駆けつけてくださいました。 第一部として追悼式を行ないました。司会の下田尊久氏から開式の辞が述べられ、亡くなられた松井幸夫先生に対し、黙祷が捧げられました。
次いで、植医第一研究室の一期生であり、現学園長の仙北富志和氏に発起人会を代表してご挨拶いただきました。続いて、短期大学卒業生を代表して水野直治氏から、若かりし松井幸夫先生の思い出を交えて追悼の辞をいただきました。また、野球部OB会代表の向井原幸生氏からも野球部顧問だった頃の松井幸夫先生のご活躍を知ることができました。
研究室同窓生代表として、喜多正則氏が語った思い出は、松井幸夫先生の言葉が声として聞こえくるようなお話しでした。追悼の辞のあと、参列者お一人ずつ、松井幸夫先生の遺影に献花をおこない、追悼式の結びに参列者全員で遺影を囲んで集合写真を撮りました。
第二部は会食を兼ねた思い出を語る会として進められた。発起人であり一期生の佐々木和弘氏に開会の挨拶と併せて献杯のご発声をいただいた。しばらく会食と歓談で過ごしていただいた。あちこちのテーブルで懐かしいお話しでたけなわとなったころに、語らいとして、短期大学卒業生代表として、加藤昭平氏からスピーチをいただいた。また、大学一期生代表として、澤田強氏からも思い出を語っていただいた。スピーチのあと、在りし日の松井幸夫先生のお写真がスライドショーとして上映された。
第二部も時間が進み、松井幸夫先生を偲ぶ会を結ぶにあたって、「酪農讃歌」を全員で合唱ののちに菊地政則氏から閉会の辞をいただき、閉会としました。
この「松井幸夫先生を偲ぶ会」に際し、松井幸夫先生の弟、松井信夫様と松井幸夫先生の奥様の妹、原田マリ子様のお気持ちを受け取り、参列者に列席謝礼の品を用意し、追悼式集合写真とともにお渡しすることが出来ました。厚くお礼申し上げます。(文責 岡本英竜)
去る31日午後3時から附属動物医療センター3階vetOSCE室を会場にして、第5回となる標記の総会研修会が会員や関係者20余名の参加により行なわれた。 進行は松尾直樹事務局長。まず麦の会南繁会長の歓迎のご挨拶のあと、来賓挨拶として酪小獣中国の鳥越秀二代表、酪小獣四国の入江充洋代表からご挨拶を頂戴した。次に動物医療センター長の山下和人教授からセンターの紹介と伴侶動物関連の施設見学が行なわれた。今回の動物医療センターの増改築は主に学生の臨床実習環境拡大が主な目的であったことが紹介された。
研修会では「動物医療センターにおけるリハビリテーションの実際」と題して獣医保健看護学類の椿下早絵准教授にスライドを用いて丁寧にご説明していただいた。また具体的に、処置室での機器の紹介等も行われた。終了後の質問も多く、伴侶動物におけるリハビリテーションの重要性が増えることが予想されます。
次に教育センターから「大学獣医学群の教育課程編成に係る産業界からの意見聴取について」として中出哲也教育センター長、同照井事務次長、同漆原課長から概要説明が行われ、後日メールによるアンケート協力依頼が行なわれた。
その後、総会が木村真氏を議長に選出して行なわれた。議案第一号は平成27年度事業報告及び決算報告について、議案第二号は平成27年度剰余金処分案について、議案第三号は平成28年度事業計画並びに収支予算について、議案第四号は平成28年度会費の金額名ならびに徴収方法について、議案第五号 役員改選について審議され、挙手によりそれぞれ承認された。また議案第六号その他として、全国酪小獣の立ち上げについて、開業医OBの子弟入学について、酪大生ビールの件について等が会長から報告された。最後に玉井聡副会長からビールの経過報告等を含めて閉会の挨拶が行われた。
6時30分から会場をトンデンファームに移して懇親会が開催された。坂口SOCブルーイング(株)社長にもご出席いただき、酪大生(らくだいなま)ビールで乾杯した。懇親会は出席者全員からスピーチをいただき、和気藹々の中で行なわれ、最後は酪農讃歌を合唱し、記念撮影ののち散会した。その後、野幌で二次会も盛会に開催されたとのことでした。
2016 年7月27日から28日にかけて、音更町にある十勝川温泉を会場にして、北海道十勝の自然と食を楽しむ同期会を参加者21名により開催しました。今回は道東(帯広近郊・釧路近郊)に在住の4名の幹事により企画されました。
温泉につかり十勝牛をはじめ十勝の美味しい食を楽しみ、翌日はあいにくの雨模様でしたが、マイクロバスで十勝の自然を車窓から楽しみました。また来年の再開を約束し、夕方それぞれの地に帰っていきました。
(幹事 中川泰徳、丹羽治夫、宮崎義明・伊東孝二)
想えば昭和28年4月、原始林にはまだ残雪が有った。西野幌の丘の上の校舎、そして馬小舎を改造した機農寮、全道からそして津軽の海を渡って来た仲間達。吾れ吾れ12期生のスタートでした。
米と外米と麦との三種混合の食事、アルミの椀の中身は、いつも不足で“飢農”生で有った。それも、いつしか馴れ、緑綾なす原始林を背に、はるかなる手稲山の稜線を眺め望郷の念に涙した日も有った。
寮、及び学校生活にもなれ、時折り、札幌の街へも出掛けるように成り田舎のプレスリー達も学園の生活を謳歌し、良き友仲間達に恵まれた結束の有る十二期会の土台が出来上がったのでした。
洞爺丸台風も有りました。江別町の大火も有りました。想い出は尽きることは有りません。
卒業後も十二期会を創り上げ、常に集まり、卒業四十周年記念誌「原始林」の作成等も行ない、一年掛けて創り上げた十二期生の魂で有り財産です。各界で頑張った友、多くの仲間を失いました。でも八十歳を前に、此の度の集いを最後に、十二期生会を閉じることに致しました。
今後は近くの仲間達と小さな集まりで親睦を深めて行きたしと思って居ります。幸、多かれと祈る。(文責 碇谷 一男)
(十二期会終了後の12日、野教授のご案内で同窓生会館や白樺並木、中央館屋上等を見学していただきました。)
獣医学科OG石井さんのご紹介
本学獣医学科18期(1984年度卒)で酪小獣大阪会の会員でもある石井万寿美さん(大阪府在住 まねき猫ホスピタル)が、講談社出版の「Rikejo」(リケジョ)に以下のとおり紹介されましたのでご覧願います。
http://www.rikejo.jp/rikejob/article/17917.html
酪農学園貴農同志会(職員OB会)の第23回総会と懇親会が7月15日(金)、新さっぽろアークシティホテルにおいて開催された。
来賓に7月1日に就任された谷山弘行酪農学園理事長と近 雅宜酪農学園常務理事、学園関連団体の永田 享酪農学園後援会常務理事をお迎えし、会員38名の出席のもとで開催されました。また、会員より近況報告のメッセへージが140通寄せられました。
総会では、大谷俊昭副会長の司会進行で行われて、議事に入る前に村山昭二副会長より2015年度15名及び2016年度2名(7月8日現在)の物故者追悼祈祷が行われた。引き続き井上昌保貴農同志会会長と谷山弘行理事長よりご挨拶をいただいた後、議事へと進行しました。
議案内容の説明は、荻原康之副会長が行い、報告事項では報告1号として貴農同志会会員の動向について報告された。①会員物故者が17名であったこと。②新会員に17名(2015年度期中退職者5名、2016年度12名)が加入したこと。報告2号として2015年度事業報告、報告3号として2016年度収支決算報告並びに新谷良一監事より会計監査報告があり、それぞれ承認されました。
審議事項では、議案1号として2016年度事業計画案、議案2号として2016年度収支予算案が拍手をもって一括承認された。
総会終了後、記念写真を撮り、引き続いて開催された懇親会は、村山昭二副会長の進行で行われ、開会挨拶で始まり、近 雅宜常務理事、学園関連団体の永田 享後援会常務理事から挨拶をいただきました。引き続き榮 潤子氏の食膳の祈りのあと、井上会長から第8回国際フルクタンシンポジウム賞を受賞した塩見徳夫氏の紹介があり、その後、中原准一氏の乾杯により祝会に入った。
4月に新会員となった清野康二氏のほか、菊地政則氏、岡本全弘氏、また、太田多美子さんから在職時の思い出話など会員の近況報告などスピーチをいただきました。
また、今回初めての余興として、在職時から三味線を弾いていた関戸キヨ子さんと、師匠である渡辺八章会 会主の渡辺庄八氏による尺八と三味線の演奏が披露された。参会者から盛大な拍手が送られた。
恒例となっている「酪農讃歌」を最後に全員で合唱して、深澤秀則氏の乾杯で盛会に終了しました。久しぶりの再会に終始和やかな雰囲気の中で楽しまれ、それぞれ帰路に着きました。
北海道もようやく夏本番を迎えつつある7月17日、酪農学部酪農学科の卒業生(平成4年3月卒)が母校である酪農学園のローンに集まりました。
今回の同窓会は、3年前の2013年7月に東京浅草で開催した同窓会(27名参集)にて、「次は3年後の同じ時期に母校で同窓会をしよう!」と言ったのがきっかけでした。
※酪農学部酪農学科(平成4年3月卒業)同窓会開催報告:https://rgu-dosokai.rakuno-ac.jp/article-12230.html
そのような経緯で開催された今回の同窓会は、24年前の記憶をたどりながらそれぞれが自由に学園内を散策することから始まりました。今回の参集者のなかには卒業してから初めて母校を訪れた者もおり、約四半世紀の時の流れのなかで変わってしまった学園内の建物群に驚き、また当時の面影を残している風景を見ては思い出に浸り、予定していた約1時間半の時間はあっという間に過ぎていきました。
学園内の散策を終えた参集者が次ぎに向かったのが、学生時代にお世話になった「原始林ボウル」(江別市文京台)です。皆、学生時代に戻ったつもりで2ゲームに挑むも、日ごろの運動不足や体力減退でバテバテになる者もおり、ここでも昔と今のギャップを痛感させられました。(文責 幹事 柳瀬 兼久)
2016年7月6日
各位
酪農学園「緑風会」会長
西 田 丈 夫
(北海道岩見沢農業高等学校長)
2016年度酪農学園「緑風会」中央研修会並びに懇談会の開催について(案内)
盛夏の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃より、本会の事業にご理解とご協力を賜り感謝申しあげます。
さて、この度、標記の中央研修会並びに懇談会を下記のとおり開催することになりました。時節柄ご多忙のことと思いますが、OB教員を激励していただきたく、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
記
◎ 中央研修会
1 日 時 2016年 8月 6日(土) 13:00~16:30
2 会 場 酪農学園大学 C1講義棟 101教室
3 内 容
(1) 12:30~13:00 受 付(C1号棟 1階ロビー)
(2) 13:00~13:30 開 会 式(C1-101教室)
(3) 13:30~14:20
講 演 Ⅰ (仮題)本学の教育システムと学生教育
講 師: 酪農学園大学入試課
(4) 14:30~15:30
教育実践発表 農業高校における地域と連携したクリーン農業の実践事例
発表者: 北海道名寄産業高等学校 教諭 高橋 英明 様
(5) 15:40~16:30
講 演 Ⅱ 酪農学園大学における肉牛教育「牛を育てて人を育てる試み」
講 師: 酪農学園大学循環農学類 教授 堂地 修 様
◎ 懇談会
会場移動 講演Ⅱが終了後 16:30に、本学中央館前・大学生協横よりマイクロバスでの送迎可
1 日 時 8月6日(土)17:00~19:00
2 会 場 レストラン『トンデン館』 住所:江別市元野幌968-5 TEL:011-385-5710
3 会 費 4,000円(懇談会の会場にてお願いします。)
○ 中央研修会並びに懇談会への参加申込方法
1 参加を希望する教職員は、7月22日(金)17:00までに下記メールで申し込んでください。
2 氏名、所属学類、研究室名、研修会・懇談会の出席有無、バス送迎利用有無、を明記して下さい。
3 研修会 又は懇談会のみの参加も受け付けます。
○ その他 不明の点は、事務局までお問い合わせください。
酪農学園「緑風会」事務局長 岡田正裕(農業科教育研究室)
TEL: 011-388-4721 e-mail:ok-mshr@rakuno.ac.jp
(不在時は 011-388-4911 理科教育研究室 玉利)
塩見徳夫名誉教授が第8回国際フルクタンシンポジウム賞を受賞
本学の塩見徳夫名誉教授は、6月26日~7月1日に、メキシコ・オアハカ市にて行われた「第8回国際フルクタンシンポジウム」において、本学で研究中の“新しいオリゴ糖の発見とそれらの糖の合成と機能”に関し招待講演を行った。
また、これまでのフルクタン、フルクトオリゴ糖に関する優れた研究と、本シンポジウム発展のために著しく貢献したことに対し第8回国際フルクタンシンポジウム賞が授与された。
(同シンポジウムにて、上野敬司先生(食品科学科OB)がポスター賞を受賞され、その記事は大学HPに掲載されています。)
http://www.rakuno.ac.jp/article-47501.html