野幌機農高等学校第10期(1954年卒業)の集いが開催された
酪農学園 野幌機農高等学校第10期(1954年卒業)は平成26年10月22日18:00~23日9:00、ホテル花もみじで同期会を開催した。
卒業後60年の節目になるが、さすが当時の馬力のある元気な面影とは変わっているような気がする。今から6年前に同期会はこれで最後にしようとのことであったが、今年になって卒業60年の節目に、もう一度開催したいとの意見があり、この度の開催となった。
開催案内は6年前と同じメンバーの45名に出したが16名の出席、欠席者はほとんど体調が悪いとのことである。然し、出席者で元気なのは北見から自分で車を運転してきた兵もいる。
総じて、年齢が80歳ともなれば身体の方も下り坂、思い残しが無いよう精一杯、楽しく生きようや。たわいもない会話がはずみ、楽しい時間を過ごした。誰かが、この次はいつ皆で会おうか?と言ったら、それは来年よ!全員が拍手。今回の事務局が一瞬、顔を見合した。しかし、事務局をやるとすれば、札幌在住者しかいない。
残り少ないであろう余生、高校時代、共に苦労に耐えながら、一緒の釜の飯を食べたのが、今も忘れられない。その仲間とこのようにして逢って、思い出話ができるのが、たまらなく楽しい。せめて集まれる体のうちは是非集まりたい。札幌在住者には事務局をお願いする事になるが、出来る限りの協力をするので、日程、場所、等を決めて連絡をくれ。と半ば強引に決められた。
「楽しかった」「また来年逢える」の余韻を残し、夫々が帰路に就いたが、この齢になっての同期会、終わってみたら以前とは違った、どこか寂しさも残るものである。一方事務局をやらなければならない札幌勢にとっては、重い負担を背負うことになった。(文責 紺野 勝歳)
大学獣医学科創立50周年記念講演会並びに記念祝賀会報告
第1部 記念講演会
去る10月17日(金)午後1時から黒澤記念講堂を会場に標記の記念講演会が開催された。会場には獣医学類学生や同窓生、学内関係者でほぼ満席に近い600名が集まった。講演者は昨年度、本学を退職された名誉教授の加藤清雄先生(獣医5期)とオハイオ州立大学名誉教授の山口守先生。
田村豊獣医学群長から記念事業の概要紹介を含めたご挨拶のあと、谷山弘行教授を座長に講師紹介ののち講演会が開催された。加藤先生は獣医学科草創期から今日にいたるまでの獣医学科の歩みを「獣医学科50年を振り返る」と題して講演した。
内容は「設置経緯、教室・教員数、施設変遷、男女比、国試合格率、卒業生進路、国際交流、教員と学生の親睦交流、同窓会」の項目について、同窓会報「三愛」からのデータを基に約1時間スライドを用いて紹介した。
獣医師会等の設立反対にも関わらず、酪農民のために設立された獣医学科の歴史を、若かりし頃の現教授陣の写真や教員と学生の親睦交流を交えながら、丁寧にご説明していただいた。時に会場からの笑いや拍手で好評を博した講演会でした。
山口先生は本学の国際交流に大きな貢献をされた方で、現教授陣の海外留学時のサポート、教職員の国際交流や佐藤貢ファンド等での学生等の海外留学サポート等、現在もオハイオ州立大学と本学との懸け橋としてお世話いただいている。会場には先生にご教授いただいた大勢の学生や教職員等の関係者もかけつけていた。
先生は「これからの獣医学」基礎および臨床獣医学の使命と将来展望-という題で講演した。教授陣へは「最良の獣医高等専門教育を授け、資質の高い卒業生を出すこと」と語り、「知の伝承作業が大学である」とも述べ、「大学を知の拡大再生産過程の最も重要な担い手」と定義した。学生に対しては「学ぶことは自ら物事を考え、創造性、独創性を生みだす基本」と語りエールを送った。
講演後は両先生にお世話になった学生から花束が贈呈された。竹花一成 獣医学類長から出席者へのお礼のご挨拶で講演会を閉じた。
第2部 記念祝賀会
18時30分から新札幌のホテルエミシアに会場を移し、教職員、卒業生、学園関係者175名が参加して記念祝賀会が開催された。及川伸教授の司会進行、福本真一郎実行委員長の開会挨拶により開始された。
その後、田村豊獣医学群長、干場信司学長の式辞の後、来賓祝辞では牛尾則文氏(文部科学省高等教育局専門教育課長)が文部行政の立場から、藁田純氏(農林水産省消費安全局畜水産安全管理課長)は獣医師の所轄官庁として、池本卯典氏(私立獣医科大学協会会長)は私立獣医科大学協会の立場から、高橋徹氏(北海道獣医師会会長)は地元獣医師会から、それぞれ示唆に富んだ祝辞を頂戴した。
阿部光雄名誉教授は乾杯のご挨拶の中で、学科設立時の何もない苦労談から50周年をお祝い出来る事を大変嬉しいと謝辞を述べ、乾杯のご発声のあと祝宴に入った。獣医学科50年の歩みの映像が流れる中、教職員や卒業生が思い出話に花を咲かせ、懇親を深めました。
懇親会の中では、獣医学科同窓会から長年にわたり獣医学科同窓会長として尽力した野村武(獣医1期) 大学同窓会校友会会長(元獣医学科同窓会会長)に特別三愛功労賞が南繁会長(獣医6期)から授与された。壇上には1期生も十数名集まり、野村会長の受賞をともにお祝いした。また会場には全国各地、南は沖縄から北海道まで獣医学科OBが集まり、和気藹藹とした語らいが繰り広げられていた。
最後に学園を代表して麻田信二理事長から関係者への謝意が述べられ、全員が輪になり肩を組んで酪農讃歌を3番まで合唱ののち、竹花一成学類長の閉会挨拶により祝賀会を閉じた。
2014年度三愛賞受賞式報告
10月10日(金)午後2時30分から中央館学生ホールにおいて、第9回獣医学科同窓会「三愛賞」並びに第5回「特別三愛賞」授賞式および受賞講演会が開催された。会場には獣医学科教員や学生、同窓生、学園関係者約100名が出席した。
本年度の「三愛賞」受賞者は現アグロジャパン学術部部長(元道南農業共済組合家畜部長 大動物臨床研究会初代会長)鶴林正貴氏(1期)。受賞理由は、大動物臨床研究会初代会長等、長年に渡り大動物臨床獣医師として臨床現場での活動が酪農学園大学獣医学科同窓会の名声を高めたこと。
「特別三愛賞」受賞者は本学名誉教授川上善三先生。受賞理由は本学におけるウィルス学の教員として尽力され、附属図書館の充実発展にも大きく寄与され、同窓生は全国各地で活躍し高い評価を得ており、酪農学園大学と獣医学科同窓会の名声を高めたこと。
受賞式は菊池直哉教授(同窓会事務局長)の司会で進行し、最初に授賞式が行われ、鶴林氏、川上先生に受賞の楯並びに副賞が南繁獣医学科同窓会会長より送られた。その後、南会長より受賞のお祝いのご挨拶を頂戴した。
受賞者の返礼では90歳になられる川上先生は「1974年に家畜衛生試験場(現動物衛生研究所)から赴任し、同窓会からこうした特別賞をいただけることは大変嬉しい」とお礼を述べた。
鶴林氏は、受賞記念講演「大動物臨床を振り返って」において、学生時代から現在までを大動物臨床研究会を中心にしてスライドを用いて約1時間述べた。
その中で恩師の黒澤亮助先生の「君たちは難産に難産の末生まれた(学科創設)喜び迎えられない子であるので社会の風当たりが強ことを認識して頑張っていただきたい。
また君たちは最高学府出身だが農家の父さん母さんは尋常小学校出が多いので判りやすい言葉で優しく対応することが肝心だ。生涯忘れないでほしい」という言葉を紹介し、創世期の学生が受けた心構えを述べた。
学生に向けて、「獣医学だけではなく畜産、経済、食糧、気象、環境等広く学ぶことの大切さ」を述べ、実社会で出てからは「どこの大学を出たかより、大学をでてからどうしたか」が重要であると語った。
終了後は獣医学科に会場を移し、和やかに茶話会が催され、また夕刻から鶴林氏の受賞祝賀会も開催された。
第17回 白樺会開催報告
今年も、大雨による土砂災害や河川の氾濫、火山噴火など、様々な自然災害が起こる中、卒業生の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。我々、白樺会会員の中にも、東京に降った大量の雹の影響で、病院が被害を受けてしまった病院がありました。自然災害には、なかなか立ち向かう事はできませんが、何とか、無事卒業生の皆さまもお過ごしいただいていれば幸いだと思います。
さて、白樺会も本年度で早くも17回目を迎える事が出来、9月15日に、有楽町交通会館内にあります酪農学園大学東京事務所にて無事開催することができました。当日は、20名の卒業生が参加し、2期から46期までの様々な卒業期の皆さまを迎える事が出来ました。
開会に先立ち、副会長の渡邉守都より挨拶があり、その後、白樺会顧問の森田千春先生、酪農学園大学同窓会連合会会長の野村武先生、関東甲信越同窓会会長の岡田勉先生、酪農学園大学常務理事の福山二仁先生よりお言葉を頂戴いたしました。
その後、獣医学類長の竹花一成先生に酪農学園大学の現況と将来像についてお話を頂き、獣医学組織解剖ユニットにてご研究されているコラーゲンの経口摂取の有用性とエビデンスについて講義を頂きました。続きまして、獣医学群獣医保健看護学類動物看護学ユニットの八百坂紀子先生より、ユニットのお話を頂きました。
白樺会役員たちが学んでいた獣医師の状況とは、多くの変化がありますが、卒業生として、常に獣医師の置かれた立場を理解し、我々も日々変化していかなければと言った気持ちを再認識させられた講義でした。
講義終了後、恒例の懇親会が同会場にて行われ、新たに、46期の先生方が2名参加され、楽しいひと時を過ごすことができました。
このように、盛大に17回目の白樺会を行えましたのも、大学の先生方や、多くの卒業生の皆さまのご協力があってのことと、役員一同、感謝申し上げます。また、来年も開催の折には、より多くの卒業生の皆様に参加していただけるようお願い申し上げます。 (文責 獣医19期 佐藤 至)
2014年度酪小獣地塩会総会・小動物臨床研究会報告
先月の9月28日名古屋市名駅前の「ウインクあいち」9F908会議室において、学園から福山二仁常務理事、同窓会から野村武会長、大学獣医学群から講師として玉本隆司助教の3名様のご出席を得て、第3回総会と研究会を会員31名の出席のもと午後1時から開催しました。
総会は地塩会永井勝会長の挨拶で始り、加藤正木事務局から①付属動物病院臨床教材ライブラリの配信について②卒業生後継者枠について理事会に各地区酪小獣連名で提出したものの否決されたが今後も継続して提出し続ける必要性③獣医動物看護師の国家試験を経た資格の必要性の3状況報告がなされた。
審議事項では、①2013年度収支決算について小嶋裕隆監事から適正と認める監査報告がされた後、②2014年度事業計画について、2014年度総会・講師玉本隆司助教による小動物臨床研究会を本日開催すること、審議事項では・次期開催日について・次期総会・研究会等開催地について・講義資料のメールによる送付と送付先について審議されたが、・他組織の勉強会研究会と重複を避けるよう調整し会長と事務局に一任、・開催地は交通の便利さと会員の多さから次年度も名古屋市で開催、・資料メール送付は出席者及び欠席者でも希望が有れば送付することで賛成多数で決定しました。
小動物臨床研究会は午後1時30分から、獣医学群獣医学類伴侶動物内科学Ⅱユニット玉本隆司助教により「腎疾患の診断と治療」のテーマで3時間を超え行われ、会員からの質問も多く有り盛況な会になりました。
玉本先生の講義はCKDの定義から起源・ウイルス・CKDの分類から始まり、CKD検出のための検査・GFRを測定するための検査・CKDの治療と進みましたが、玉本先生のお人柄が出た柔らかな雰囲気と話し方、内容も小動物臨床現場に即応出来、参加者全員が引き付けられて講義内容に聞き入っており、とても有意義な研究会で有ったと思っています。
研究会終了後は隣のビル「百楽名古屋店」に会場を移し、懇親会を開催しました。
乾杯の前に野村会長(地塩会顧問)から挨拶と同窓会連合会の設立状況等現状報告が有り、次に福山常務理事から来春卒業する獣医動物看護師の就職状況や社会での意義・国家試験への道筋等学園の対応状況をお話しいただきました。
会の最中は、福山常務・野村会長・玉本先生を囲んで話が弾んでいましたが、玉本先生に講義資料を差し出し先生のサインを貰う会員も有り、和気あいあいの後の日も思いだすであろう会でした、最後は恒例の酪農賛歌を浅井亮太会員の音頭により全員が肩を組み合唱し閉会となりました。(文責 事務局 加藤 正木)
2014年夏 心の旅 -最終回ー
翌日は食糧買い出しの為幾寅駅へ行く、ここは映画 鉄道ぽっぽ屋のロケに使われた駅で当時のセットが残っている。7月17日(木)かなやま湖最終日朝から暑い、昼前に西の空が暗くなり雨の気配が、早めに撤収の用意をしていとう屋へカツカレーを食べに行く、突然のスコールが降ってすぐに止む。
そこへ5名のサイクリストの一行が、その中の一人の声が聞いたことの有る様な声。火野正平氏である。彼達はNHKのこころの旅のロケ中で丁度此処で休憩するらしい。彼達と同席して雑談を交わす。後日放送を確認するとバッチリその内容が放映されていた。私の旅のタイトルと同じ番組でサプライズな記念になった。いとう屋さん ありがとう!!楽しかった思い出を胸に30日間の北海道の最終宿泊地 夕張へ向かう。
ここはどうしても自分の目で見ておきたかった所で学生時代に夕張鉄道が野幌~夕張間を走っており、何度か行った事があり思い出深い街の新夕張駅前にて車中泊をする。翌朝お土産用の夕張メロンを買う。その後大阪に着くまで車中はメロンの香りが漂う。途中栗山町で栗山開拓に尽くされた泉氏 記念館を見学。がんばれ 夕張!!また来ます。
7月18日本日苫小牧よりフェリーにて帰阪前にどうしても、もう一度大学へ行きたくて再度野幌へ行くことに、途中当時の下宿先を探してとうとう見つける事が出来るが、やはり周りは当時の面影は残っていなかった。大学では又食堂で学生時代にタイムスリップして食べまくり。当時は無かったアイスクリーム 旨い、大阪へ送ってもらう。その後ゆっくりと校内で思い出の時を過ごす。後ろ髪を引かれる思いで苫小牧へ向かう。市内で道内最後の夕食回転すしを食べに行く。苫小牧を出港。北海道に別れを告げ一路敦賀へ向け帰路も天気が良く快適な船旅を過ごす。
すると又サプライズが、突然後ろから声をかけられる。塩谷さん?10年以上会ってなかった愛犬仲間である。すぐには私とは分からなかったみたいで、当時の私の愛犬の名前が入っている容器を見て確信して声をかけてくれたそうで、お互いまさかこの様な処でお会いするとは。これも7年前に亡くなった愛犬も他の犬達と一緒に連れて行ってやろうと、今は亡き愛犬の容器を持参していた為に犬仲間と再会出来たと思う。
最後に狭い車の中で30日間も付き合ってくれた、妻と2頭の犬達に感謝と道中でお会いした方々にお礼を申し上げます。この度の旅行で長年の夢が叶い締めくくるつもりでしたが、出会った皆様のお陰で又次回北海道旅行への目標が出来ました。私の心の中で変わっていなかったのは北海道の大自然とお会いした方々の暖かさでした。これで又北海道へ行くための目的が出来たようです。
思い出は未来にもある。さあ~これからも思い出作りの心の旅に出かけるぞ!!!
(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)
2014年夏 心の旅 -その5-
事前に釧路の畑毛氏に情報を頂いてある通りに素晴らしいキャンプ場であるが台風が近づいて来たので、大事をとってコテージを予約する。これが又快適で3日間連泊する事になる。スタッフの皆様にも大変お世話になりました。
7月10日21世紀の森をベースに愛別町にある知人の和風レストラン粋人館を訪ね昼食、その後層雲峡へここで又昔の写真の前でパチリ。隣の旭岳には入学当時に悲しい山岳事故が起こり、先輩が眠っている。合掌。
帰路途中に開拓時代の養蚕民家を見学させていただく。その後コテージにて夕食、ホタテ・たこ・ほっけ・松前漬けと地元のオンパレード。道内で3度目の屋根の下で爆睡しました。翌日はJAたいせつ町の田んぼアートを見学してとうきびを買って帰る、凄く美味しかったので後日大阪へ送ってもらう。
途中美瑛の青い池を見学する。神秘的な池で感動。ここで旅行中初めての夫婦喧嘩となる、翌日まで口をきいてもらえなかった。美瑛の四季彩の丘は広すぎて、車で走り回って見る。早々に十勝岳の吹上露天風呂と白金温泉へ車を走らせる。平日は空いているのですんなり入ることができた。今日は喧嘩した為写真は無し。三日間お世話になったコテージを出発。ガソリンを入れる為旭川へ向かう。ここで枝幸のかに祭でお世話になった出店会社三麟を再度訪問すると、社長がおられ話が弾み又お土産を頂く。大阪へ送ってもらう毛ガニを注文する。今後は毎年毛ガニやホタテ・つぶ貝が食べられるぞ!!
旭川を後に山部自然公園 太陽の里キャンプ場にて、頂いた生だこ・ホタテ・つぶ貝にて夕食、山の中で海産物は実に旨い、すべて食べ切れないので翌日まで取っておく。翌日も同じキャンプ場にて宿泊して富田ファーム・町営ラベンダー畑のラベンダー周りで半日潰す。人が多く暑かったので早々に退散。
かなやま湖に向けて出発する7月14日(月)~7月17日(木)かなやま湖キャンプ場到着。湖畔に横付ける出来る快適な所に車をキープさせていただく。ゆっくりと時間が過ぎて行く。翌日は今回の旅行で初めてのホテル ラーチにてランチ。次回来る時は是非泊まりたいホテルです。
翌朝愛犬を連れて早朝散歩、周りを探索する。かなやま湖は以前国体会場になったらしく、凄く綺麗で次回来る時はマリンスポーツと釣りに是非トライしたい。それにカートコースもある。あれもこれもしたくなる。午後からはのんびりとラベンダー畑へ行ったりして、馴染みになった向側の湖畔茶屋 いとう屋で夕食のバターコロッケとチーズコロッケを購入、星空を眺めながらの夕食最高!!寒くなってきたので風呂に入って就寝。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)
2014年夏 心の旅 -その4-
人ごみは苦手な我が家は翌日朝一番に会場を後に退散を決意するが出発前にかに汁だけをと思ったのが、出店の社長にビールや海産物のお土産まで頂いて朝から酔っぱらってしまい妻に運転手交代でクッチャロ湖・中頓別・鍾乳洞自然公園に向かう。自然の残っている公園であまり人の手が入っていない、訪れる人も少ない、こんなのが私の好み。オホーツク国道に戻り今夜の宿泊地さるふつ道の駅に到着、寒い気温12度、風強い。ここの地下道にこんな凄い物が有った。
7月6日稚内へ向かう、途中で目的地の宗谷岬で昔の取り出し確認するが、石碑も立派になり周りもやはりすっかり変わっている、高台にも色々な石碑が沢山立っている。私が来たときは写真の墓石の様な最北端の碑が1つだけポッンと立っているだけで寂しい所でした。
野寒布岬で楽しみにしていた うに丼を食べる、旨い!!しかし一杯で4400円は? 二人で一杯を仲良く半分ずつする。美味しい物を注文すると何時も先に写真を取り忘れて食べてしまう。
今夜は稚内森林キャンプ場にて夜は粗食でカップラーメンのみ。霧雨の中のキャンプ、熊注意の看板の中での車中泊。我が家は頼もしい犬達が居てくれるので心強い、おやすみz z z
翌日雨も上がり106号線を抜海・天塩を目指しサロベツ原野を走る、日本海の海岸線は真っ直ぐで美しい。40km位は電柱が無い花畑の中を走ると前方に風力発電用の風車がズラリ、凄い数である。ソーラーパネルにしても北海道は規模が大きい。天塩着 今夜はキャンパーに人気のある、天塩鏡沼公園のキャンプ場でゆっくり温泉に入り、携帯の充電も完了。出発して21日目で初めて米を炊いてレトルトカレーで夕食をいただく、遠くに利尻富士をバックに夕日が綺麗、やはりキャンプ場は自炊に限る。これまでは殆んどコンビニかスーパーで買うか、レストランで済ませることが多かったが、これから先はキャンプ場使用で自炊が多くなる予定。
明日は47年前にバイク旅行の時に泊めてもらった美深の朝日食堂へ、その時のお礼に向かう為、美深アイランドキャンプ場に滞在予定。7月8日美深アイランドキャンプ場着、広大な設備の整ったキャンプ場で数か月滞在して居られる方も居るそうで、早々に受付を済ませテントを設営。その後朝日食堂の情報収集を開始するが、その場所は行ってみたが既に更地になって、行先は不明との事。50年近くの時の経つのは長すぎた。ほろ苦い思い出になった。ここのキャンプ場内で見かけた自衛隊の特殊車両は我々の横を普通に走ってる。
翌朝次の目的地 旭川21世紀の森へ向かう、途中旭川ラーメン村にて昼食。やたらとアジアの人が多い。香港で食事しているみたい。少し先で学生時代よく乗っていた蒸気機関車D51に会いに行く、当時の札幌~野幌間の鈍行(各駅停車)は車両内で石炭ストーブを焚いていたのを思い出す。7月9日~7月11日旭川21世紀の森に滞在する。(つづく)(文責 農業経済学科OB 塩谷茂紀)
第19回 林家卯三郎 一人会
11月15日(土)午後7時開演、16日(日)午後2時開演、 ドラマシアターどもⅣ(江別駅徒歩5分)において、林家卯三郎一人会が開催されます。後援は江別市教育委員会・酪農学園大学。演目は初演噺4席。異色OBの上方落語をご堪能下さい。
料金:前売 大人2000円、学生1000円、子供500円 当日300円増し 通し券(大人のみ)3000円
ところ:ドラマシアターどもⅣ(江別市2条2丁目7-1)
お問合せ:ドラマシアターども TEL 011-384-4011
詳細は下記をご覧下さい(クリックすると拡大します)
なお、2014北海道武者修行の旅や卯三郎18席も以下のとおり予定されています。
荒木ゼミ異業種交流会開催報告
9月13日(土)午後3時から5時30分、酪農学園大学A3号館5F演習室を会場に荒木ゼミ異業種交流会が参加者15名、学生7名で開催された。代表幹事は古川隆之氏、幹事は新村浩隆氏、白倉和秋氏。内容は以下のとおり。
1. 北海道中小企業同友会部会長を務める新村浩隆君の自社の6次産業化の取り組みについて講演会「発展する酪農加工複合経営」を行なった
2. 各産業界で活躍する卒業生から自社および自営の状況ならびに、職場の状況を紹介し、異業種の職場の状況や商品の開発経緯や特徴について情報交換を行った。
①焼肉ビジネスの動向:生地則久
②焼き菓子の商品開発:右代和弘
③教育ファームおよび乳製品加工の取り組み:廣瀬貴章
④繁殖牛廃用牛肥育と肉販売:春木康秀
⑤道普及事業の概要:脇坂裕二